【妊娠3ヶ月】妊婦・胎児の状態は?症状や流産などの注意点!体験談も
【医師監修】妊娠3ヶ月目は、ほとんどの人が妊娠に気づく時期です。妊娠8週から11週までは、つわりなどの体調の変化があります。妊娠9週から10週を超えるまでは流産の心配もあるでしょう。妊娠3ヶ月の「妊婦と胎児の状態」「症状」「過ごし方」の注意点を体験談と共に紹介します。
妊娠3ヶ月目に行うべきこと【職場への報告】
仕事をしている妊婦さんは妊娠したことを早めに職場の上司に報告してください。つわりなどの体調不良で急にお休みをせざる得ない場合や「時差出勤」「シフト調整」などの希望もあるでしょう。上司や同僚の理解があると心が軽くなります。
お腹が出る前の妊娠初期のうちに、「今後仕事を続けることができるか」「赤ちゃんが生まれた後は職場に復帰するのか」についても家族とよく話し合っておきましょう。
妊娠3ヶ月目に行うべきこと【血液検査】
妊娠3ヶ月目には健診時に妊娠初期血液検査を受けましょう。血液検査は妊娠中に何度か行いますが妊娠初期の血液検査の項目は以下の通りです。検査項目は病院や自治体によって異なります。母子手帳の交付時に補助チケットをもらえることがあるので、確認してから検査に行きましょう。
●貧血
●血液型
●白血球や血小板の数
●HBs抗体検査(B型肝炎に感染していないか)
●HCV抗体検査(C型肝炎に感染していないか)
●不規則抗体検査
●風疹抗体検査
●梅毒血清応検査
●トキソプラズマ抗体検査
●血糖値検査
●エイズ検査
カズヤ先生
産婦人科医
妊娠初期の採血は今後の妊娠経過を安全に過ごすために非常に重要な項目があります。 B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒、風疹(場合によってはトキソプラズマやサイトメガロウイルス)などの感染症検査 貧血や炎症のチェック、血液型や不規則抗体のチェック、血糖値などの項目があります。
妊娠3ヶ月目に行うべきこと【出産予定日の再確認】
妊娠初期に医師から申告された出産予定日は、生理周期の間違いや最後の生理開始日が違っていると不正確な場合があります。妊娠3ヶ月の頃の胎児の大きさで、出産予定日が変わることがあるので再確認してください。胎児の長さ(CRL)をエコーで測定すると正確な妊娠週数がわかり、赤ちゃんの出産予定日も正確に判定されるでしょう。
妊娠3ヶ月は自分の体と赤ちゃんを大切にしましょう
お腹が出る前の妊娠3ヶ月目は、つわりなどの様々な体調不良や「流産」「出血」などの心配もあります。おめでたいはずの妊娠がつらいイメージになりがちな時期です。つらい症状は赤ちゃんが確かにお腹の中で育っている証しといえます。ママになるための準備段階と思って、この時期を乗り越えてください。
お腹の大きさが目立つ安定期に入れば、嘘のように気持ちが軽くなります。快適なマタニティライフを送ることができるようになるでしょう。
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