新生児の手足が冷たい原因や対処法は？紫の時は注意！？体験談も！

夏はタオルケット1枚で十分です。冬はベビー用のかけ布団に、綿毛布やタオルケットを増やして調整しましょう。赤ちゃんが夜寝るときは、季節に合わせて事前に室温を調整しておくのもおすすめです。

冬場の寒い夜に役立つ電気毛布は、赤ちゃんの身体が温まりすぎてしまいます。その結果赤ちゃんが汗をかき、その汗が冷えて風邪をひくことも。夜寝るときの使用は控えましょう。

赤ちゃんが過ごす部屋の室温は、外気温との差が５度以内を目安に調整しましょう。
赤ちゃんに適した室温は夏場は26度から28度、冬場は20度から22度です。

冷暖房器具を使用すると空気が乾燥するため、湿度は50％から60％に保つようにしましょう。加湿は赤ちゃんの乾燥予防だけでなく冬場は風邪の予防にもなります。（※1）

新生児や赤ちゃんの手が冷たいうえ、紫色になっていたら、きっと誰でも驚いてしまうでしょう。赤ちゃんの手足が紫色になっているからといって病気だとは限りません。

先にご説明した通り、赤ちゃんは末端の毛細血管に流すべき血液も体の中心に送っているため、手足の血流が悪くなっているため紫色になりやすいからです。しかし、危険なサインとして紫色になることもあります。どんなときに赤ちゃんの手足が紫色になるのでしょうか。

血液中の酸素が不足して皮膚が紫色になる症状のことをチアノーゼと言います。チアノーゼが現れる部位によって「中心性チアノーゼ」と「末梢性チアノーゼ」の2種類に分けられますが、赤ちゃんの手足が冷たく紫色になるのは末梢性チアノーゼの症状です。（※2）

新生児や赤ちゃんは元々末梢性チアノーゼを起こしやすく、ひどく泣きすぎたり、鼻づまりでも酸素が不足してチアノーゼが起こります。もし末梢性チアノーゼを発症したとしても、時間とともに自然と症状がおさまっていくので、赤ちゃんの様子を見るようにしましょう。しかし、赤ちゃんの呼吸に異変があるときは病院を受診してください。

新生児や赤ちゃんの手足が冷たいときの対処法は先にご紹介しましたが、その他にも注意したいポイントがあります。それはどんなことなのでしょうか。