新生児の手足が冷たい原因や対処法は？紫の時は注意！？体験談も！

新生児や赤ちゃんの手足が冷たい原因は、主に２つあります。

1つ目の原因は、手足を冷やすことで体温調節していることです。新生児や赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、末端の毛細血管を収縮させて身体の中心に流れる血流量を増やしています。（※1）そのため、手足が冷たい状態になってしまうのです。これは大人とは違った体温調節の方法ですね。

2つ目の原因は、大人に比べて皮下脂肪が少なく、皮膚から体温が逃げていきやすい構造をしているからです。（※1）これらの理由から、新生児や赤ちゃんの手足が冷たいのは特別なことではないとわかるでしょう。

新生児や赤ちゃんの手足が冷たいとしても、お腹など身体の中心が温かく機嫌がよければ心配はいらないです。しかし、心配な時はまず体温を測ってみましょう。新生児や赤ちゃんの平熱は大人より少し高い36.8度から37.3度くらいと言われています。この範囲内ならば発熱ではないと考えていいでしょう。（※1）

体温調節が苦手な新生児や赤ちゃんの体温は環境に左右されやすいので、身体の中心から熱を逃がさないようにするのが大切です。普段の生活から身体の中心が冷えないように注意してあげましょう。

（赤ちゃんの体温の測り方や発熱については、以下の記事も参考にしてみてください）

新生児や赤ちゃんの服装は、季節や体調に合わせて変えてあげる必要があります。基本は季節に合った肌着とウェアを組み合わせますが、暑い時期は肌着のみ、寒い時期はベストや上着を足して調整します。

新生児や赤ちゃんは、厚着しすぎると熱がこもって汗をかいてしまいます。しかし、薄着しすぎると体温が下がりすぎて身体の中心も冷えてしまいます。

そのため「大人より少し薄着」を目安に、新生児や赤ちゃんが汗をかいていないか、お腹が冷えていないかを注意してあげるといいでしょう。

（赤ちゃんや新生児の服装については、以下の記事も参考にしてみてください）

夜寝るとき赤ちゃんの手が冷たいと、寒いのかと心配になりますよね。しかし赤ちゃんが夜寝るときに温めすぎるのも良くありません。赤ちゃんの布団は季節にあわせた枚数にして、かけすぎないようにしましょう。