赤ちゃんはいつから歩く?練習や歩行器は必要?注意点も!体験談あり
【医師監修】赤ちゃんは日々成長していますが、いつから歩くようになるのか気になるママも多いかもしれません。今回は、赤ちゃんがいつから歩くようになって、歩き始めるには練習や歩行器が必要なのか、注意点などの情報を体験談を交えてご紹介していきます。
つかまり立ちに慣れた赤ちゃんは、少しずつ難易度の高いことにも挑戦していきます。足を一歩一歩だすようになり、つたい歩きを身につけていくのです。
つたい歩きをし始める平均的な時期は、生後10~11ヶ月ほどといわれています。生後8ヶ月くらいからつたい歩きを始める赤ちゃんがでてくることも。足の筋肉がさらに発達し、歩くことを少しずつ身につけていくのです。
赤ちゃんが歩くようになるには歩行器での練習が必要?
「まわりの赤ちゃんが上手に歩いているのをみる」「平均よりも歩くのが遅い」と焦りがでてくるかもしれませんね。個人差があるとはいえ「練習が必要なのでは?」と考えるママも多いはずです。
しかし1歳4ヶ月くらいまでは歩くための練習は必要ではなく、赤ちゃんの成長を見守ってあげることが大切です。もし1歳半になっても歩く前兆がみられない場合は、一度病院へ行って相談してみると良いでしょう。
歩行器は歩く練習にはならない!
「歩くのが遅い赤ちゃんには歩行器が必要なのか」と考える人も多いかもしれませんね。ひと昔前までは、乳幼児の歩く練習として歩行器が使われていました。ところが最近では「歩行器は赤ちゃんに良い影響を与えないのでは?」という意見もあるのです。
歩行器では、歩くのに必要な足や腰の筋肉を鍛えることができないといわれています。歩行器を取り入れるのであれば、歩く練習というよりも「おもちゃ」として使うようにすると良いかもしれません。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんはハイハイの時期にしっかり歩くための筋力をつけています。歩行器を使って移動することに慣れてしまうと、適切な筋力がつかず自分で歩き出すのが遅れるともいわれていますね。
長時間歩行器を使うのは筋肉の発達にあまり良くありませんが、赤ちゃん自身が気に入って遊んでいるようであれば、ある程度の時間は乗せてあげても問題はないでしょう。
歩行器を使うときは段差に注意!
もし歩行器を取り入れるときには、段差に気をつける必要があります。赤ちゃんは、いつの間にか移動できるようになっていくのです。ママが知らない間に「階段」「段差」「玄関」などで、バランスを崩して事故に繋がってしまう恐れがあります。
赤ちゃんが歩行器に乗るときは、赤ちゃんから目や意識を離さないように十分に注意しましょう。
自然に身につけられるようサポートを
赤ちゃんは自分なりに歩くための練習を繰り返しており、遊びながら身につけていくことが大切です。そのため、赤ちゃんが練習をしやすくすることで、自然に歩くことができるようになるかもしれません。
赤ちゃんの身長に合った台やつかまりやすいものを用意して、つかまり立ちがしやすい環境を整えてあげるのも1つの手段です。ママが声掛けをして一歩を踏みだしやすくすることも、歩きだす手助けになるでしょう。
赤ちゃんが歩くことができるようになるには?
赤ちゃんが歩くためには「歩くために必要な筋肉が発達している」「バランス感覚を身につけている」「歩く動作が身についている」ことが必要になります。そのため、これらの経験をしっかりと習得するための運動を自然に取り入れることが近道となるでしょう。
まずはローテーブルや椅子などを使い、つたい歩きを促してみましょう。つたい歩きができるようになったら、手押し車などの押すことで動くおもちゃを赤ちゃんに与えてみてください。歩く動作の練習になります。歩き始める前兆は、「赤ちゃんが一人で立つ」ことです。
こんな風にして赤ちゃんは歩くようになった!
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