4歳で反抗期が再発!?2歳の時との違いは?原因と対処法!体験談あり

【医師監修】4歳になると反抗期が再発します。2歳でも言うこと聞かない時期はあったでしょう。しかし4歳と2歳の反抗期では違う部分も多いです。上手な対処をするには4歳の男の子・女の子の特徴を知る必要があります。今回は、4歳に良く見られる反抗期の原因や対処法を解説します。

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専門家監修
北尾 哲也
娘と息子児のパパ小児科。アメリカのohio州に研究留学し、博士号を習得。今は「すべては子供たちの為に」をモットーに地域医療に貢献出来ればと思い日々の診療を行っています。写真はHPに掲載しています・・・
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Contents
目次
  1. 4歳で反抗期が再発!いつまでもわがままが続く?
  2. 2歳児と4歳児の反抗期の違い
  3. 4歳児の反抗期の原因は?
  4. しつけにも影響!4歳児の反抗期には上手な対処を
  5. 4歳の反抗期対の対処法!男の子・女の子別
  6. ダメな対処法はしつけの失敗にもつながる
  7. 先輩ママも苦労した!4歳児の反抗期体験談
  8. 男の子も女の子も4歳児の反抗期は成長のあかし!

4歳になると子供は体だけではなく心も成長し好奇心も増えて来ます。また、ママやパパに叱られたことに対して「なぜダメなのだろう?」と考えることも増えます。2歳児の時と比べて大きく異なる反抗的な態度が「どうして?」「なぜしてはダメなの?」という質問攻めです。

ママやパパとしては4歳の子供に言い返されるとは想像もしていません。そのためつい、慌ててしまいますが、基本的に冷静な対応をおすすめします。ヒステリックに子供を怒ってしまうとしつけにもなりませんし、子供も怒られる理由が分からないからです。そのため「なぜそれをしてはダメなのか」を冷静にじっくりと理由を説明する必要があります。

4歳児の反抗期に対する上手な対処【自分で選ばせてみる】

2歳児の時と異なり4歳では自分の判断で選ぶことも多くなります。例えば欲しいお菓子についても「これとこれはどちらが良いのか」と、選ぶという行為がはっきりとできるようになります。子供の心が発達したことによるものであり、その時ママやパパは自分の考えばかりを押し付けてはいけません。

何処かへ行くにしても遊園地、海、山、ショッピングモールとさまざまな選択肢があります。車で行くのか電車で行くのか、4歳になればさまざまな情報がインプットされていますので、子供も自分の希望が出て来ます。ママやパパが「遊園地へ行こう」と言っても「イヤ」と反抗するなら、子供に選ばせることも考えましょう。

4歳児の反抗期に対する上手な対処【その場で理由を言って叱る】

基本的に、子供が「どうして?」と疑問に感じた時には、冷静に答えることが大切と言えるでしょう。しかし無視できないほど危ないことをしたら、子供をちゃんと叱ることも大切です。あるいは周囲に迷惑をかけることに関しても、その場できちんと叱った方が良いでしょう。

「こら!だめだよ」と叱ってから簡潔に理由を伝えることが大事です。いつまでもダラダラと責めていたのでは要点が伝わりません。また時間が経過してから叱ったとしてても、子供はすでにしでかしたことを忘れている可能性大です。なぜあの時は叱られなかったのか、不思議に思ってしまう子どもも少なくありません。

北尾 哲也

小児科医

記事にも書かれている様に子供をしつける上では冷静に叱る事が大切です。もし感情的に叱りそうになった時は自分の中で10秒数えてから叱る様にしてください。また、しつけのために叱った事は長く引きずらずに、何故怒ったのか簡潔な理由を付けて言ってあげましょう。

4歳の反抗期対の対処法!男の子・女の子別

2歳の反抗期では男の子や女の子に、そこまで内容の差はなかったかもしれませんが、4歳になると少し違って来ます。4歳頃になると男の子、女の子の性差も出て来てその違いが反抗期にも影響をもたらすからです。男の子と女の子の反抗期の違いや特徴について解説します。

4歳の反抗期対の対処法【男の子と女の子の反抗期は特徴が違う】

男の子では2歳や女の子と違う所があります。それはとにかく言葉遣いが乱暴になることが挙げられるでしょう。例えば、バカ、ババァなどもあり、特にママやパパにとっては「まさか我が子がそんな言葉遣いをするなんて信じられない」とショックなことも増えるでしょう。

ただ、自分が言っている言葉の意味を明確に理解していることは少なく、ママやパパや大人が、困ったり嫌がるのを見て楽しんでいる場合も少なくないです。また、2歳の頃と違い子供も体力的な面で発達します。そのため言動だけではなく、手足を振って暴れて自分の気持ちを表現する場合も多くなることも珍しくありません。

女の子は、男の子と同じ4歳であっても、言語能力的な成長が早いと考えられています。そのため少し大人っぽい口調で反抗することもあるでしょう。素直に言うことを聞きませんし、言い訳をしてイライラする機会も多くなるでしょう。また、すぐに機嫌を損ねてふてくされるのも4歳の女の子に多く見られる反抗期の特徴の一つです。

4歳の反抗期対の対処法【男の子】

男の子の場合、バカやアホなど下品な言葉を言いますが、それはママやパパの反応を面白がることが目的です。そのためヒステリックに子供を叱ると、エスカレートする可能性が高くなってしまいます。

だからこそあまり真面目に子供の下品な言葉に対し相手をしないことが対処法と言えます。叱るにしても「そんな言葉を使っちゃダメ」と落ち着いた対応を意識して子供をしつけましょう。ただ、あくまで汚い言葉を使った時だけであり、子供の質問に対しては適当にせずきちんと答えましょう。

4歳の反抗期対の対処法【女の子】