赤ちゃんの一重か二重かはいつ決まる?二重にする方法はある?体験談あり

【医師監修】赤ちゃんのまぶたが腫れぼったく見えたり、重いように見えたりすると、パパやママは不安になりますよね。赤ちゃんのまぶたは一重でも、途中から二重になることがあります。赤ちゃんが二重になるのはいつからなのか、二重にする方法があるのか、画像や体験談を含めて紹介します。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 新生児や生後すぐの赤ちゃんのまぶたの状態
  2. 赤ちゃんの一重か二重かはいつ決まる?
  3. 赤ちゃんのまぶたを二重にする方法はある?
  4. 1歳を過ぎた赤ちゃんは二重にならない?
  5. パパやママのまぶたは遺伝する?
  6. 赤ちゃんの二重まぶたに関する注意点
  7. 赤ちゃんの個性を大切にしよう

二重まぶたは、一重まぶたに比べて遺伝が出やすいと言われています。例えば、一重まぶたのパパと二重まぶたのママの場合、ママの目に似やすいということです。パパとママが二重まぶたであれば、遺伝の理論上から言うと二重の確率が高いと言えます。

しかし、この遺伝の確率は100%とは言えず個人差があります。パパとママが二重まぶたでも、一重まぶたの子どもが生まれる遺伝的な確率は約25%程度はあると言えるでしょう。

大学生

10代後半

二重の人に憧れるなぁ。家族で私一人だけ一重。なんで…

家族みんな二重まぶたなのに、ひとりだけ一重まぶたというパターンも意外と多いのです。遺伝の確率にも個性や個人差があると認識しておくと良いでしょう。

パパとママが一重でも赤ちゃんは二重になる?

両親がともに一重まぶたの場合、一重まぶたに生まれる赤ちゃんが確率的には多いと言えるでしょう。しかし、これも絶対にそうなるというわけではありません。パパやママが一重まぶたでも子どもが二重まぶただった、二重になったというケースもあります。

女性

20代

私の両親は一重なんだけど、私は二重。遺伝って関係ないのかな?

遺伝的に考えると、一重まぶたを持つパパとママのあいだの子どもは、一重まぶたの確率が高いと言えます。しかし、まぶたの要素は遺伝だけではなく顔の脂肪量や成長や発達の個性もあります。子どもだけが二重でもおかしくはありません。

赤ちゃんの二重まぶたに関する注意点

赤ちゃんのまぶたを二重にしたいと思ったときや固執するあまりに陥りやすい失敗点について、いくつか注意点を紹介します。

無理やり行わない

マッサージや二重の線をなぞるタイミングは、母乳やミルクを飲んでいるときなど赤ちゃんが動かずに何かに夢中になっているときや寝ているときが良いでしょう。

赤ちゃんが嫌がったりぐずったりしたときは、すぐに止めましょう。二重にしたいという気持ちがあるとしつこく行ってしまいがちです。しかし、思い出したときに行うくらいの軽い気持ちのほうが赤ちゃんの負担にもなりません。

赤ちゃんの二重に固執しない

子どもを二重にしたいという気持ちが先走り過ぎて、新生児のころから赤ちゃんのまぶたのことばかり考えてしまうこともあるでしょう。

まぶたがどんな形であろうと、パパとママの大切な子どもということに変わりはありません。どのような形であっても人それぞれの個性があって魅力的だと考える方が、赤ちゃんにとっても幸せでしょう。

赤ちゃんにマイナスの言葉をかけない

赤ちゃんはママの気持ちや不安を敏感に感じ取るものです。新生児や生後まもないころだからと言って、顔や身体についてマイナスイメージの言葉をかけるのは止めましょう。日ごろからマイナスイメージの言葉がけをすると、ついくせになってしまうこともあるからです。

幼少期にかけられた言葉については、意外と大人になっても覚えているものです。本人に直接言わないとしても、ママが友達とおしゃべりしている内容や電話で親戚に話した内容を子どもはしっかり聞いています。また、新生児などの言葉が分からない時期に言ったことでも、人づてに将来聞かされることも考えられます。

「ブサかわいい」や「芸能人の〇〇に似てる」など、プラスのイメージで言ったつもりでも、言われたほうは傷つくこともあります。身体や顔の細かい部分を話のネタにするのはタブーなので注意しましょう。

(子育て中の悩みや解決法については以下の記事も参考にしてみてください)

子育ての悩みは色々!年代別の悩みを解決!

赤ちゃんの個性を大切にしよう