赤ちゃんの一重か二重かはいつ決まる?二重にする方法はある?体験談あり

【医師監修】赤ちゃんのまぶたが腫れぼったく見えたり、重いように見えたりすると、パパやママは不安になりますよね。赤ちゃんのまぶたは一重でも、途中から二重になることがあります。赤ちゃんが二重になるのはいつからなのか、二重にする方法があるのか、画像や体験談を含めて紹介します。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 新生児や生後すぐの赤ちゃんのまぶたの状態
  2. 赤ちゃんの一重か二重かはいつ決まる?
  3. 赤ちゃんのまぶたを二重にする方法はある?
  4. 1歳を過ぎた赤ちゃんは二重にならない?
  5. パパやママのまぶたは遺伝する?
  6. 赤ちゃんの二重まぶたに関する注意点
  7. 赤ちゃんの個性を大切にしよう

新生児や生後すぐの赤ちゃんのまぶたの状態

「パパやママのまぶたはパッチリな二重なのに赤ちゃんのまぶたが一重だった」という体験談は、新生児の頃や生後3ヶ月頃までによく聞く話です。そもそも新生児のまぶたが二重まぶたであることのほうが珍しいと言えます。

新生児~生後3ヶ月頃は、赤ちゃんはほとんど動くこともなくずっと眠っている状態です。新生児は顔回りの脂肪も多い時期なので、一重まぶたの赤ちゃんのほうが多いと言えるでしょう。

では、赤ちゃんはいつから二重まぶたになるのでしょう。一重まぶたの赤ちゃんが二重まぶたになることがあるのでしょうか。ママたちの体験談を含めて、赤ちゃんのまぶたについて紹介します。

赤ちゃんの一重か二重かはいつ決まる?

赤ちゃんのまぶたを二重にしたいと思っているママは、いつから二重まぶたになり始めるのか気になりますよね。ママたちの体験談も含め、赤ちゃんの目が二重まぶたになり始める時期について紹介します。

赤ちゃんの目が二重になり始めるのはいつから?

新生児の頃から二重まぶたの赤ちゃんもいますが、ほとんどの赤ちゃんは一重まぶたです。発達の具合や個人差があるため、いつからとは一概には言えません。一般的に赤ちゃんのまぶたが二重まぶたになり始めるのは、生後3ヶ月から生後12ヶ月頃と言われています。

生後3ヶ月から生後12ヶ月頃の赤ちゃんは、母乳やミルクをたっぷり飲めるようになり、寝返り、ずりばい、はいはいなど身体の動きが増えて運動量が増える時期です。成長するにつれて表情が豊かになり、笑ったり、声をあげて喜んだりします(※1)。

身体を動かす時間や表情の変化が現れると、顔の脂肪もすっきりとしてくることから、二重まぶたになることがあるでしょう。

二重まぶたになった時期に関するママたちの体験談

一人ひとりの個性があるように、身体の発達や赤ちゃんにできることには個人差があります。発達や成長がいつからいつまでに完成するなどは、はっきりしていません。生後12ヶ月を過ぎても二重まぶたに変わったという体験談もたくさんありますよ。

母乳やミルクをしっかり飲んで身体に異常がなければ良いと考えるなど、パパやママも二重まぶたにこだわり過ぎず長い目で見守りたいですね。

女性

30代後半

生後3ヶ月頃までは一重まぶたでした。笑ったりするようになって表情のバリエーションが出始めたころには、二重まぶたになっているのを何回か見ました。

始めは起きたときだけ二重まぶたでしたが、徐々に二重になる時間が増えていつのまにか二重まぶたになったのでうれしかったです。子どもが二人いますが、二人とも表情が増えたころから二重になりましたよ。

女性

20代後半

パパとママのまぶたは二重まぶたと奥二重なので、うまく遺伝して二重まぶたで生まれて欲しいと希望していました。しかしどちらにも似ず、一重まぶたで生まれたのです。

新生児のころから歩き始めるころまでは一重まぶたでした。1歳過ぎて歩けるようになって、全体的にすっきりした体型になったのが良かったのでしょうか。顔の脂肪が取れたのか二重まぶたになりました。

ママたちの体験談を見てみると生後3ヶ月頃から二重になり始めた子もいれば、1歳過ぎて二重になり始める子もいます。成長や発達具合にも個性があるので、いつからいつまでといった期限は特になく、人によってずいぶんと差があることがわかりますね。

(生後3ヶ月頃の赤ちゃんの特徴については以下の記事も参考にしてみてください)

【生後3ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安、育児の注意点!体験談も

赤ちゃんのまぶたを二重にする方法はある?

新生児から生後3ヶ月頃までは一重まぶたの赤ちゃんが多いため、母乳やミルクが飲めていて身体に異常なければ良いと、成長や発達を見守っていましょう。しかし、赤ちゃんのまぶたを二重にしたい場合は、以下のような対処法を試してみるのもおすすめです。

赤ちゃんのまぶたのマッサージをする

パパやママの指の腹で力を入れずに、二重にしたい部分をやさしくマッサージしましょう。まぶたにくせがつきやすくなることがあります。

赤ちゃんのまぶたは脂肪が多く、とてもデリケートです。無理矢理こすったり力を入れたりすることがなないようにしましょう。指の腹でやさしく二重の線のあたりを目頭から目尻にかけて、一方通行でマッサージしましょう。

新生児期~3ヶ月頃までは、ほとんどの赤ちゃんが一重まぶたの状態です。ばい菌が入りやすくデリケートな時期なので、その時期は避けましょう。