赤ちゃんと自転車はいつからOK?おんぶ自転車は法律にも注意!?

距離のあるお出かけや荷物が重い日に赤ちゃんとお出かけするとき自転車に乗れたらとても便利ですよね。でも、いつから赤ちゃんと自転車に乗ることはできるのでしょうか。自転車に乗れる時期や乗せ方に法律での決まりはあるのでしょうか?色々な不安や疑問を解決しましょう。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんとのお出かけに自転車を使いたいけど決まりはある?
  2. 赤ちゃんと一緒に自転車にのれるのはいつから?
  3. 自転車に赤ちゃんを乗せる場合は体に負担はかかる?
  4. 赤ちゃんと乗る自転車の選び方
  5. 赤ちゃんを乗せるための自転車の装備を整えましょう
  6. 安全第一に赤ちゃんと自転車でのお出かけで行動範囲を広げてみましょう

赤ちゃんとのお出かけに自転車を使いたいけど決まりはある?

出産後、赤ちゃんと過ごす1日はとても長いですよね。お部屋遊びばかりでも赤ちゃんが飽きてしまうしママもしんどいです。それじゃあ「お出かけでもしようか。ついでにお買い物も」なんて思っても、赤ちゃんと荷物とベビーカー…。考えただけで疲れてしまう。そんなとき荷物も乗せられる自転車なら身軽にお出かけできそうですよね。

しかし赤ちゃんとの自転車走行は事故などの不安もあります。それに2人乗りは法律で禁止されていますが、赤ちゃんとの2人乗りは大丈夫でしょうか?赤ちゃんとの自転車に乗る時の決まりをご紹介していきます。

赤ちゃんと一緒に自転車にのれるのはいつから?

赤ちゃんと一緒に自転車に乗れるのはいつからでしょうか。乗せられる時期や乗せ方の注意点をご紹介していきます。

おんぶで自転車に乗れるのはいつから?

いざ赤ちゃんと自転車に乗ろうと思ってもまだお座りができない赤ちゃんとの場合、おんぶか抱っこが必要になります。しかし、おんぶは大丈夫ですが「抱っこ」で自転車に乗車することは法律違反です。

では、おんぶで自転車に乗れるのはいつからでしょうか。おんぶで自転車に乗れるのは首が完全にすわった生後4カ月頃から可能です。しかし、しょっている状態で首がグラグラしていると走行中の段差などの揺れで頭が揺れて危険なので、普段の生活でおんぶに慣らし状態が安定していることを確認できてから乗せ始めましょう。初めて乗る場合も短い時間からスタートすることをお勧めします。

抱っこ紐で自転車に乗ってもいい?

それでは、街中でよく目にする抱っこ紐を使って赤ちゃんと自転車に乗ることは大丈夫なのでしょうか。答えはNOです。抱っこ紐を使う場合でも乗せ方はおんぶをしている場合に限ります。残念ながら抱っこの状態で自転車に乗っている親も多く、事故のニュースを耳にすることもあります。法律違反というのはもちろん、赤ちゃんの安全のためにも抱っこ紐を使う場合でも必ずおんぶをして自転車に乗るようにしましょう。

赤ちゃんを自転車に座らせて走行できるのはいつから?

赤ちゃんが成長しお座りができるようになると自転車のチャイルドシートに座らせて前のせか後ろのせで自転車に乗せたいと考える人も多いかと思います。では、いつから赤ちゃんを座らせて自転車に乗れるでしょうか。前のせと後ろのせの違いはあるのでしょうか。赤ちゃんがお座りできるようになるのは早い子で生後6カ月頃になりますが座らせて自転車に乗る場合は、ヘルメットを着用する義務があります。

しかし、販売されている子供用ヘルメットは1歳以上から対象となっています。なので、赤ちゃんを自転車に座らせて走行することができるのは1歳を過ぎてからの方がよいでしょう。また自転車に赤ちゃんを座らせて乗せる場合、前のせと後ろのせの2つの方法があります。小さいうちは転倒や事故を防止するためにも視界に入る前のせで乗せる方がよいでしょう。

前のせは身長100㎝未満で体重15Kg未満、後ろのせは6歳未満と法律で定められています。前のせも後ろのせもそれぞれ決まりがあるので注意が必要です。

赤ちゃんを連れて自転車に乗ることは安全?

赤ちゃんを連れて自転車に乗ることは、ちょっとした遠出がしやすかったり重い荷物などの負担が軽くなったりと便利なこともたくさんあります。しかし、転倒事故や衝突事故など危険や身体的負担も多くあるので必ずしも安全ではありません。だからこそ、ルールを守り赤ちゃんや運転する貴方の安全を確保したうえで自転車に乗ることが大切です。

赤ちゃんとの自転車走行には道路交通法の決まりがあります