赤ちゃんの声が枯れる・かすれる原因は?風邪の症状?治し方・予防策を紹介!

【医師監修】赤ちゃんの声が枯れたり、かすれることが続くと何か風邪などの病気を引き起こしたのではと心配になりますよね。ここでは赤ちゃんの声が枯れる原因や、枯れたときの治し方・対処法を解説し、病院へ行く目安や、声を枯らさないための予防法も紹介していきます。赤ちゃんの声が枯れる前に対策しましょう。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの声が枯れる・かすれる仕組みは?
  2. 赤ちゃんの声が枯れる原因は?風邪の症状?
  3. 赤ちゃんの声が枯れたときの治し方・対処法
  4. 赤ちゃんの声が枯れるのは病気の可能性も?病院へ行く目安は?
  5. 赤ちゃんの声を枯らさないための予防法は?
  6. 赤ちゃんの声が枯れるのは要注意な場合も!

ハウスダストによるもの

赤ちゃんの声の枯れは、ハウスダストが原因でも起こります。ハウスダストは軽く、すぐに空気中に舞ってしまうので、赤ちゃんの体内に入り込むとアレルギー症状を引き起こす場合もあります。声の枯れだけではなく、咳や鼻水、喘息の症状が見られたら要注意です。

赤ちゃんの声が枯れたときの治し方・対処法

赤ちゃんの声が枯れたりかすれたりすると、ママはとても心配になりますよね。ここでは赤ちゃんの声が枯れるときやかすれるときの治し方、対処法を紹介していきます。声の枯れ方がひどい場合には、病院を受診するのが一番です。しかし治し方を試して症状が和らいだら自宅で様子を見てもよいでしょう。

赤ちゃんを泣かせないようにする

多くの赤ちゃんは泣きすぎで声が枯れることがあります。そのため声をからせないよう赤ちゃんの要求に対応して泣かせないようにすることが大切です。オムツを頻繁に交換したり、泣いたらすぐにミルクをあげれるよう準備しておくなどして、泣く時間を短くして喉への負担を減らしてあげましょう。

また抱き癖がつくのであまり抱っこしない方もいますが、赤ちゃんがなかなか泣きやまないときは出来る限り抱っこして、ママの温もりを与えて落ち着かせてあげましょう。しかしずっと抱っこしているのもママには負担なので、パパにも手伝ってもらうようにしておきましょう。

1歳児ママ

30代

私の赤ちゃんはよく泣く子だったのですが、泣きすぎのせいか声がガラガラになり病院を受診しました。毎日大声でないていたせいか、声帯がひどく炎症を起こしていました。今までは泣いていてもそのうち泣き止むだろうと様子を見ているときもありましたが、最近は注意して泣く時間をあまり作らないようにしています。

(赤ちゃんが泣きやまない対処法については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが泣きやまない!対処はどうしたら良い?病気が原因の場合も?

部屋の湿度を調整し、乾燥を防ぐ

赤ちゃんの声が枯れるのを防ぐには、部屋の乾燥に注意する必要があります。部屋の乾燥は声枯れを悪化させてしまうので、赤ちゃんがいる部屋に湿度計を置いてこまめにチェックしておきましょう。冬場だと40%から50%の湿度に保つのが良いとされています。夏場だと50%から60%とされているので、これらの基準を参考に部屋の湿度を調整してみましょう。

部屋の湿度を調整するには加湿器が一番ですが、加湿器がない場合はタオルに水を含ませて掛けたり、霧吹きを使ったりとさまざまです。その他にも洗濯物を室内干しにして湿度を保つ方法もあります。

こまめに水分補給してあげる

0歳児ママ

30代

泣き声が枯れていたので、イオン飲料をこまめに飲ませて喉を潤していたら数時間後には泣き声も普段通りに戻っていました。喉が乾燥していたことによる声枯れだったのかなと思います。

しっかりおしっこも出てるし、水分は足りていると思っていましたが、赤ちゃんの水分補給はこまめにしておいた方が良いと思いました。

部屋の湿度を調整しながら、赤ちゃんにもこまめに水分補給して喉を潤してあげましょう。母乳やミルクのあげすぎが心配の方は、赤ちゃんでも飲める麦茶などを活用して泣き声の枯れや声の枯れを防いであげましょう。白湯でも問題ないので、日頃から母乳や粉ミルク以外の味も覚えさせておくと、水分補給が必要なときに飲んでくれるので助かります。

新井昇子

小児科医

赤ちゃんの声が枯れている原因として、声帯の腫れや炎症がありますが、これは水分補給で治るものではありません。記事にあるようにそれぞれの原因に対する対処法をしましょう。 また、乾燥によるのどの荒れには呼吸する空気の湿度を上げることが一番です。こまめな水分補給は脱水にならないためには大事ですが、空気の乾燥によるのどあれには効果はありませんので、きちんと目的を分けましょう。

粉ミルクの温度を調整する

0歳児ママ

20代

粉ミルクは冷やすのに時間がかかり、少し熱いけど飲んでくれるし大丈夫だろうと思ってあげていることが何度かあります。まだ声が枯れるような症状は出ていませんが、大人と違って赤ちゃんはデリケートなので、しっかりミルクは適温であげないといけないと思いました。