赤ちゃんのスプーン・フォークはいつから?正しい持ち方など練習の進め方を解説!

赤ちゃんはいつからスプーンやフォークを使い始めるのでしょうか。赤ちゃんがスプーン・フォークを使い始める時期や、練習方法を解説していきます。赤ちゃんのスプーンの持ち方の変化についてても紹介!練習のポイントや、注意点も紹介するので参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんがスプーン・フォークを自分で使うのはいつから?
  2. 赤ちゃんのスプーン・フォークの持ち方の変化は?
  3. 赤ちゃんのスプーン・フォークの練習方法を紹介!
  4. 赤ちゃんにスプーン・フォークの練習は必要ないという意見も?
  5. 赤ちゃんがスプーン・フォークの練習をする時の注意点は?
  6. 赤ちゃんがスプーン・フォークを自分で使えるようにサポートしよう!

スプーンやフォークを持てるようになった後も、自分で使えるまでには時間がかかります。大人にとっては簡単な動作であっても赤ちゃんにとっては難しいのです。初めのうちはすくうのも失敗するでしょう。食べ物をすくえるよう、そしてこぼさず運べるよう、練習方法をご紹介します。

準備すること

女性

30代

子供がなかなかスプーンを使わなくて、色々な種類を用意しました。持ちにくかったみたいで、持ち手が曲がったものにすると使ってくれましたよ。最近は素材や形が本当に豊富なので、合ったものを見つけられればいいと思います。

まずは、小さくて軽めのスプーンを用意しましょう。重さや大きさに関しては成長に合わせて変わってくるものなので、はじめは赤ちゃんに合ったものを用意してあげてみてください。初めはシリコンのような柔らかい素材がおすすめです。その後、木製やプラスチック製などの硬くて軽いものに変えていきましょう。慣れてきた時期にステンレス製にするといいですよ。

また、練習し始めてしばらくはこぼすのが当たり前です。片付けることを念頭において、レジャーシートを用意しておくといいでしょう。そして服が汚れないようにエプロンも準備しておくといいですよ。

片付けの時が楽になるように準備をしておくと、親にも心の余裕が出てきます。汚れてもいいという意識があれば、赤ちゃんの練習をのびのびと行え、赤ちゃんにゆっくり向き合うことができますよ。

練習手順

まずは、大人がスプーンやフォークを使って赤ちゃんに食べさせてあげましょう。そういった行動によって、赤ちゃんは動きを覚えていきます。そのあとは、食べ物を少なめにすくって、スプーンを赤ちゃんに持たせてあげてみてください。赤ちゃんの手を軽く支えながら口へ運びましょう。

赤ちゃんが自主的に自分で口に運ぶようになったら、手を完全に離してみましょう。ここまでの手順も一気に進める必要はありません。何度も繰り返し、焦らず時間をかけてゆっくり行いましょう。赤ちゃんが自分で運ぶのを嫌がれば、そこからは練習にこだわらず普通に食事をしてみてください。

赤ちゃんが自分でスプーンを口に運べるようになったら、今度はすくう練習をしてみましょう。食べることに慣れたのであれば、ステンレスのスプーンがすくいやすいですよ。初めからステンレスのものを使うと、冷たさを嫌って、食べることを嫌がる可能性もあります。赤ちゃんの好みに合わせられるように、スプーンは数種類あるといいですね。

(赤ちゃんのストロー練習については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのストロー練習はいつから?練習方法や注意点は?体験談あり

赤ちゃんにスプーン・フォークの練習は必要ないという意見も?

赤ちゃんには、スプーンやフォークの持ち方や使い方について練習をさせる必要はないという意見も多くあります。自然に過ごしているうちに徐々に身に着けることも多く、必ずしも練習が必要というわけではありません。

赤ちゃんは自分からいろいろなものを触り、握るという動作を行います。その過程で、時期が来ればスプーンやフォークも持てるようになるのです。また、握り方は成長するにつれ変化していきますが、赤ちゃん自身が試行錯誤を重ね変化させていきます。

無理に練習させる必要はありませんが、間違った持ち方で成長してしまったときや、自分でなかなか食べられずに困っているときには、軽くサポートしてもいいでしょう。また、必要ないともいわれていますが、親と一緒に練習することで、食べる楽しさを与えることもできます。赤ちゃんの成長に合わせて判断しましょう。

赤ちゃんがスプーン・フォークの練習をする時の注意点は?

スプーンやフォークの練習は、やり方によっては逆効果になってしまうこともあります。そうならないために、いくつか注意点を押さえておきましょう。まず、楽しい気持ちをもって行いましょう。赤ちゃんがやりたがることはなるべくさせてあげるといいですよ。練習という意識をあまりに出すと、楽しさが減ってしまうことがあります。無理な練習は避けましょう。

そして、失敗しても怒らないようにしましょう。慣れないうちはうまくできなくて当たり前ですし、怒られると、赤ちゃんは苦手意識をもってしまいます。スプーンやフォークを使うことだけではなく、食事も楽しくないと感じる可能性がでてくるのです。逆に、褒めることを心がければ、食事も楽しく感じるようになるでしょう。

さらに、赤ちゃんの動きは大人にとって不可解なこともあります。物をわざと落としているように見えるときもあるでしょう。しかし、赤ちゃんにとってはいろいろな動きを試している最中でもあります。これは成長のあかしでもあるのです。赤ちゃんがスプーンや食べ物を落としても、そういった動作を理解してあげましょう。

(赤ちゃんがコップを使う練習については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんはいつからコップ飲みする?練習方法や注意点は?体験談あり

赤ちゃんがスプーン・フォークを自分で使えるようにサポートしよう!

赤ちゃんにとってはじめは、わからないことや上手くできないことばかりです。それは親も一緒ですよね。わからないからこそ、焦ってしまいがちですが、周囲と比べたり失敗に焦らずゆっくり赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。

スプーンやフォークの使い方を楽しいと思わせることができれば、それは食事の楽しさにつながります。教える意識よりもサポートする意識を大切にして赤ちゃんと接していきましょう。