1歳児に牛乳は必要?そのまま飲める?適量や飲ませ方の注意点も解説!

【医師監修】栄養が豊富な牛乳ですが、1歳児に飲ませる必要があるのでしょうか?1歳児の牛乳の必要性や、そのまま飲めるのかなどの不安をこの記事では解決していきます。その際の1歳児へ与える牛乳の適量や、飲ませ方の注意点も一緒に紹介しています。

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Contents
目次
  1. 1歳児の牛乳の必要性は?
  2. 1歳児は牛乳をそのまま飲める?適量は?
  3. 1歳児への牛乳の飲ませ方の注意点!
  4. 1歳児への牛乳はカルシウム摂取のために必要!

牛乳を飲ませる時間帯ですが、できれば朝~日中がおすすめです。牛乳は脂肪分が多く、お腹が膨れやすくなるので、ご飯前は避けた方が良いでしょう。いつ、どの時間帯でも与えるのではなく、朝ご飯や日中のおやつの時間に飲ませてみましょう。

鉄分も積極的に摂取させる

牛乳はカルシウムの他にリンも多く含まれています。このリンが多く含まれていると貧血になりやすくなります(※1)。そのため牛乳を摂取させる際は、鉄分を多く含む食材をご飯などの時に与えるようにすると安心です。

牛乳の鮮度に注意

牛乳を与える際は賞味期限が切れていないかなど、鮮度にも注意が必要です。一般的に梅雨の時期や夏は、食中毒に特に注意が必要とされているので、鮮度に注意して確認してから与えます。少しでも鮮度が落ちていると感じたら、与えるのは控えましょう。

1歳児への牛乳はカルシウム摂取のために必要!

牛乳は、子どもの成長に必要なカルシウムを効率的においしく摂取できます。日々の食事にぜひ取り入れたいですね。初めて与える際は注意深く子どもの様子を観察することが大切です。しかし何も問題がなければ、積極的に牛乳を摂取させてよいでしょう。正しい知識を身につけて、ぜひ毎日の生活に牛乳を取り入れ、子どもにおいしくカルシウムを摂取させましょう。

富田規彦

小児科医

母乳育児では、ビタミンDが不足して、カルシウムの取り込みが十分に行えません。しかし、紫外線が皮膚に当たることで生成されるので、日光浴は効果があるとされています。季節や地域にもよりますが、夏なら涼しい時間帯に20分程度の散歩でもいいでしょう。