シワシワネームとは?キラキラとの違い、古風な名前の一覧をランキング形式で紹介!

シワシワネームの特徴や〈男の子〉〈女の子〉別の人気ランキングTOP7を紹介します。近年、大きな話題となったキラキラネームとの違いや、今流行ってるシワシワネームも紹介していくので、赤ちゃんの名付けの参考にしてみてください。

Contents
目次
  1. シワシワネームが流行中!
  2. シワシワネームとは?キラキラネームとの違いは?
  3. シワシワネーム人気ランキング《男の子》TOP7
  4. シワシワネーム人気ランキング《女の子》TOP7
  5. 最近のシワシワネームで流行りの名前は?
  6. シワシワネームをつけるメリット・デメリット
  7. 古風なシワシワネームを赤ちゃんに付けよう!

シワシワネームが流行中!

以前は名前を見ても読み方が分からない人が多いキラキラネームが流行しましたが、最近はシワシワネームと呼ばれる名前が流行しています。シワシワネームとは、古風で日本らしい名前のことを指し、キラキラネームの対を成す名前です。

キラキラネームには当て字が多いのが特徴的で、テレビやインターネットで面白おかしく話題となると、徐々に「自分の子供にはこんな名前を付けたくない」という意見が出てきました。そして、あえて子供に古風な名前を付ける親が続出したのです。

(キラキラネームについては以下の記事も参考にしてみてください)

2021|最新キラキラネーム・DQNネーム111選!いじめられた後悔談も!

シワシワネームとは?キラキラネームとの違いは?

近年人気を集めているシワシワネームには、どのような特徴があるかご存知でしょうか。古風なイメージがあることや、誰でも読むことができる名前など、さまざまな特徴がありますよ。ぜひ、赤ちゃんに名付ける際の参考にしてみてください。

古風なイメージ

デザイナー

30代後半

人生を楽しく歩んで行って欲しいので、「誰からも好かれ、明るい未来を歩んでいけますように」という意味を込めて、女の子の赤ちゃんに「明子」という名前を付けました。

シワシワネームとキラキラネームの違いとして、古風に感じる名前の響きかどうかが挙げられます。止め字が古風な印象を与える場合はシワシワネームになりやすい傾向があります。止め字とは、名前の最後にあたる1文字のことを言い、例えば「介(すけ)」「子(こ)」「郎(ろう)」などがあります。

古風に感じる止め字を使うことで、日本人らしく馴染みやすい名前になることから人気を集めています。一方でキラキラネームを見てみると「路敏(ろびん)」「衣舞(いぶ)」「璃々衣(りりぃ)」などがあり、外国人のような名前なので、古風な響きではありません。

(和風・古風な名前については以下の記事も参考にしてみてください)

【2021年版】和風・古風な男の子の名前*人気ランキング100選!

誰でも読むことができる名前

会社員

30代前半

男の子の赤ちゃんに「健康的に育ち、人生の扉を切り開いていきますように」という願いを込めて「健二」という名前を付けました。最初はありきたりかなって思っていましたが、今はしっくり来ています。

シワシワネームは、キラキラネームのように当て字を使うことが少なく、初対面でも読むことができる名前が多いです。一方でキラキラネームは、当て字を使うことが多いため、初対面では名前の読み方が分からず、また覚えづらいことがあります。例えば「地球」という漢字は通常「ちきゅう」と読みますが、キラキラネームでは「てら」と読みます。

明治時代以前に多い名前

明治時代以前にあった名前は古風なイメージを相手に与え、シワシワネームと呼ばれやすくなっています。室町時代では「一郎」と名付けられた男の子が多く、特に「郎」を使った名前は、庶民の間で定着していました。それが現代まで続き「郎」を使って赤ちゃんの名付けに使う人も多くいます。キラキラネームとは異なり、古風で粋な印象を与えることができますね。

ちなみに、室町時代では成人後に管理職となると、名前に「衛門」「兵衛」などが名前に付けられるようになります。江戸時代後期になると、赤ちゃんの名付けに利用する人もいましたがそれはわずかで、成人後に官職名を与えるのが一般的でした。

現代ではこの「衛門」「兵衛」を使って子供に名付ける人もいます。しかし、時代錯誤のイメージを相手に与えることから、明治時代以前の名前だとしても、シワシワネームとして使う人は少数です。

江戸時代の女の子の名前は、平仮名2文字で構成されており、呼ぶときは「お」を付けて呼びます。例えば「とよ」という名前であれば「おとよ」さんと呼ばれていました。まれに平仮名3字以上で構成された名前もあり「こちよ」「いのこ」などが挙げられますが、庶民の女の子の名づけでは、平仮名2文字が主流でした。

こうした流れは室町時代の前期から緩やかに定着し、後期になると、平仮名2文字の名付けが急速に増えていきました。現代では、通常の名前にもキラキラネームにも、名前に漢字を用いて名付けることが多いため、古風なイメージを相手に与えることができます。

また、子供の名前に平仮名を用いることで、やわらかい印象や優しい印象を相手に与えることができるでしょう。平仮名を使った名前の有名人には「二階堂ふみ」「北乃きい」「石原さとみ」などが挙げられます。これらの名前から分かるように、平仮名の名前はシワシワネームに取り入れやすく、苗字に馴染みやすいですね。

大正・昭和時代に多い名前

大正・昭和時代に多い名前も、古風なイメージを相手に与えることができるため、シワシワネームと呼ばれます。例えば男の子の場合、大正時代は「清」「一郎」「正雄」などの名前が人気でした。昭和になると「清」「勇」「誠」などの1文字の名前が人気です。大正でも昭和でも「清」は人気の高い名前であることが分かりますね。

室町時代から人気の「郎」を使った名前は、現代でも人気のシワシワネームなので、安定した人気ぶりであることがわかります。昔から人気の名前は、男の子らしいかっこいい名前になりますね。