母乳育児の消費カロリーは?授乳で痩せる?混合育児とのダイエット効果の差も解説!

【医師監修】産後に母乳をあげていると痩せるといわれています。母乳が出る仕組みをはじめ、授乳中の消費カロリーや、完全母乳育児と混合育児でのダイエット効果の違いをみてみましょう。カロリーを抑えて栄養いっぱいの食事とは?母乳育児ダイエットで痩せるためのコツや、ダイエット効果が高まる母乳にいい食事方法を紹介します。また、母乳育児ダイエットの実際の効果を先輩ママの【体験談】をもとに紹介します。

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Contents
目次
  1. 母乳はどうやって出ているの?
  2. 母乳育児で痩せるって本当?授乳中の消費カロリーは?
  3. 母乳育児と混合育児ではダイエット効果は違う?
  4. 母乳育児ダイエットで痩せるためのコツ
  5. 母乳にいいダイエット効果が高まる食事方法
  6. 母乳育児ダイエットは効果あるの?【先輩ママの体験談】
  7. 母乳育児ですぐに痩せなくても焦らないで…!

いくらダイエットと言っても、授乳中は赤ちゃんのことも考えて無理なカロリー制限は禁物です。栄養不足になると母乳にも影響がでて、ママにも赤ちゃんにもよくありません。そこでダイエットにも母乳にもいい食事方法を紹介していきます。

数回に分けて食事をする

赤ちゃんのお世話をしていると、ゆっくり食事をとる時間がないかもしれません。そうすると1度にたくさん食べてしまいたくなりますが、ドカ食いはカロリーを吸収しやすくなるだけでなく、胃に負担もかかりおすすめできません。

母乳を与えている間は、いつもより食欲が増します。食事は数回に分けて少量ずつ食べるようにすると、空腹時のカロリーの摂りすぎを防ぐこともできます。

一般的な女性の平均的な摂取カロリーは、1日1950キロカロリーから2000キロカロリーと言われます。授乳中は母乳にエネルギーをとられるため通常より350キロカロリーをプラスして摂取するといいでしょう。(※1)

油や塩分は控えめにする

産後に限ったことではありませんが、油っこい食事はカロリーが高くダイエットには向いていません。できるだけ低カロリーにこだわり油分は控えましょう。また塩分の摂りすぎは、むくみの原因にもなりますので注意が必要です。

食物繊維を多めに摂る

食物繊維は脂が体内に吸収されるのを防ぐ効果があります。また、腹持ちがよいのでダイエットには欠かせません。母乳育児には根菜や低カロリーの海藻などを多めに食べるようにするといいでしょう。便秘になりにくくなり、体重だけでなく美容にも効果があるのでおすすめです。

温かい飲み物を飲む

授乳中は特に水分が不足し、のどが渇くことがあります。こまめな水分補給も大事です。温かい飲み物は、血行をよくして代謝をあげてくれます。また、リラックス効果も高いため、ストレスを感じやすい産後の時期にはとくにおすすめです。

甘いジュースは高カロリーなので控えたほうがよいでしょう。また、カフェインやアルコールなどは母乳に影響がでるため避けたほうが無難です。

和食中心の食事にする

和食に使われる食材は、低カロリーで高たんぱくのものが多いです。また根菜や出汁などを使う料理が多いため、産後の食事にはピッタリです。授乳中でなくても和食はカロリーが控えめでダイエットにおすすめの食事と言われているので、積極的に和食を食べることを意識しましょう。

(産後の食事については以下の記事も参考にしてみて下さい)

産後の食事で摂るべき栄養は?摂取目安は?おすすめの食材や注意点も!

母乳育児ダイエットは効果あるの?【先輩ママの体験談】

母乳育児は本当にダイエット効果があるのか、実際に母乳育児を行ったママ達の体験談を紹介します。

新米ママ

30代

特に何もしなかったけど10kg近く体重が落ちました。母乳育児だったから食事制限なんてとんでもない!むしろきちんと食事しないとヘロヘロに疲れてしまうこともあったくらいです。

母乳育児はカロリーを消費するため、何もしなくても体重が落ちていく場合もあるのですね。むしろ、きちんと食事して必要なカロリーを摂らなければ、栄養不足でママの体力がなくなることに注意が必要です。しっかりと栄養を摂ることは大事ですね。

子育てママ

30代後半

とにかくお腹がすくので、おやつもおにぎりにしたりして1日4食食べてました。ほとんど和食だったので、気が付いたら6kgくらいは痩せてました。

やはり和食は、低カロリーでダイエットにはおすすめですね。ほかにも「おやつをスナックやチョコみたいなカロリー高めはやめて、和菓子にしたら痩せた」などの声もありました。