乳児の期間はいつからいつまで?成長の流れや、この時期特有の注意点も

【医師監修】乳児と呼ぶのはいつまでなのか?と疑問に思うママも多いのではないでしょうか。この記事では、乳児の期間はいつからいつまでかという疑問をはじめ、新生児・幼児との違いや、成長・発達の特徴を紹介します。また、病気・アレルギー・予防接種など乳児期特有の注意点も紹介します。

Contents
目次
  1. 乳児の期間はいつからいつまで?新生児・幼児との違いは?
  2. 乳児の成長・発達の特徴
  3. 乳児期特有の注意点!病気・アレルギー・予防接種
  4. 乳児の成長・発達を見守ろう

乳児の期間はいつからいつまで?新生児・幼児との違いは?

新生児・乳児・幼児という言葉をよく耳にするママも多いのではないでしょうか。赤ちゃんは月齢によって呼び方が変わります。では、乳児にあたる期間はいつからいつまでなのでしょうか?新生児・幼児との違いについても紹介していきます。

乳児の特徴は?

乳児の特徴は母乳やミルクを栄養源としていることです。乳児とは、言葉の通り「乳を飲んで育つ時期」が語源だと考えられています。一般的には生後5ヶ月頃から離乳食を開始しますが、卒乳するまでは母乳とミルクも栄養源です。WHO(世界保健機関)では2歳を過ぎるまでを母乳をあげる推奨時期としています(※1)。

乳児と呼ぶ期間は?

乳児と呼ぶ期間は、生後から1歳未満までと母子保護法や児童福祉法により定義されています(※2)。そのため、0歳児である1年間が乳児期です。乳児期の1年間の中には、新生児も含まれています。

新生児と乳児の違いは?

新生児とは乳児と呼ぶ期間にも含まれますが、生後28日未満の赤ちゃんのことを指します(※2)。新生児の期間については母子健康法で定義されています。新生児の期間、赤ちゃんは授乳と睡眠を繰り返し、昼夜の区別はついていません。

(新生児と乳児の違いについては以下の記事も参考にしてみてください)

新生児とは?いつまでを新生児と呼ぶの?乳児とどう違うの?

幼児と乳児の違いは?

幼児とは満1歳から小学校に入学するまでの未就学児のことを指します(※2)。幼児の期間も児童福祉法によって定義されています。

新米ママ

30歳

幼稚園行ってから、人見知り克服できたんじゃない?赤ちゃんの頃から知らない人にはギャン泣きだったのに、今は愛想振りまいてる~。集団に揉まれて強くなったのかな、成長の証だ。先輩ママから乳児から幼児になったら、もう赤ちゃんじゃなくなるよって言われてたけど、その通り。

幼児の時期には自我が芽生えることで、自分で話したり行動したりするようになります。早ければ1歳から2歳にかけて、成長にともないイヤイヤ期が始まるのです。また、保育園や幼稚園での集団生活を通じて、コミュニケーション力や社会性も身に付く時期でしょう。

乳児の成長・発達の特徴

子育てが初めてのママなら「赤ちゃんはいつからどんなことができるの?」と疑問に思うことも多いですよね。ここからは乳児の成長と発達の特徴を紹介します。

離乳食が始まる