2歳児がご飯を食べない理由は?自分でモリモリ食べるようになる秘技を伝授!

【医師監修】この記事では2歳児がご飯を食べない理由や、食べさせるための対策、嫌いなものを上手に食べさせるコツを紹介していきます。また、2歳児の食事に関する体験談もあわせて紹介していきますので、2歳児の子供がご飯を食べないことに悩んでいるパパ・ママは参考にしてみてください。

( 3ページ目 )
Contents
目次
  1. 2歳児の食事の量はどれくらい?
  2. 2歳児がご飯を食べない理由は?
  3. 2歳児がご飯を食べないときの対策は?
  4. 2歳児が嫌いなものを上手に食べさせるコツ!
  5. 2歳児がご飯は食べないのにお菓子は食べる時はどうする?
  6. 2歳児がご飯を食べなくても気にしすぎないで!

渡邉恵里

小児科医

初めて口にする物を警戒して食べたがらないのは、雑食動物としては本能的な行動です。安心して食べられるような食事、食卓の雰囲気作りも大切です。

たくさん遊ばせる

ご飯を食べない原因として運動量が少ないことが考えれられます。外で遊ぶとなると付き添いが必要なので大変ですが、家の中でも自由に遊ばせることは可能です。体力を使うことでお腹も減り、食事の際にしっかりと食べてもらうことができます。

(2歳児の上手な遊び方については以下も参考にしてみてください)

2歳に最適な自転車は?上手な選び方と人気おすすめ商品15選!

笑顔で接する

日々必要となる食事の時間を「嫌なものだ」と認識されてしまっては、これから先が不安でいっぱいになりますよね。まずは「食事」そのものを楽しいと思ってもらうことが大切です。なかなかご飯を食べてくれない時でも、イライラして怒ることは避けて笑顔で接することを心がけましょう。

食べた時には褒めてあげる

女性

20代

うちの子は好き嫌いが激しく、食べたとしてもりんごを少量ぐらいのものでした。友達やママ友に相談すると、食べた時は褒めてあげるといいかもと言われたので試してみると、徐々にではありますが食べる量が増えてきたのでおすすめです。

食べた時に褒めてあげるのも大事な対策です。子供は褒めてもらうと嬉しいと感じます。「たくさん食べればたくさん褒めてもらえる」と、食事というのは楽しいものだと認識できれば進んでご飯を食べてくれるケースもあります。食べない時はイライラしてしまうかもしれませんが、イライラを表に出さず子供のペースに合わせて食べさせるようにしましょう。

2歳児が嫌いなものを上手に食べさせるコツ!

成長するにあたって、子供の味覚もどんどん大人のように成長します。そのため見た目や味覚で好き嫌いを判断するようになるのです。では、嫌いな食べ物があった場合どのように克服してもらえればいいのでしょうか。大事なことは無理に食べさせないことと、刻んだりすりおろしたりするなど調理に工夫をすることです。

食べないと大きくなれないと思って無理に食べさせようとすると、子供にとって食事が負担となってしまいます。それが好き嫌いを助長する1つの原因でもあるのです。調理方法を工夫し、食べた時にはいっぱい褒めてあげることが効果的な対策方法です。

(2歳児ぐらいの子育てのコツについては以下も参考にしてみてください)

2歳8ヶ月の成長や発育の目安は?子育てのコツは?いつまで反抗期?

2歳児がご飯は食べないのにお菓子は食べる時はどうする?

2歳児のいる家庭では「ご飯は食べてくれないのにお菓子はたくさん食べる」ということに悩んでいる場合も多いのではないでしょうか。無理にお菓子を与えないようにするのは子供にもストレスがかかってしまいます。

そんな時は無理に我慢させるよりも、カルシウムが豊富なお菓子やフルーツなどのお菓子を食べさせて、1日に必要な栄養素を摂れるようにうまく調整してあげるといいでしょう。

2歳児がご飯を食べなくても気にしすぎないで!

2歳児の食事量には個人差があります。好き嫌いも好奇心の持ち方も子供それぞれです。「あの子はこんなに食べるのに」というように、ほかの子とくらべることはしないでおきましょう。くらべればくらべるほど、子供もお母さんたちも焦りが出てしまい食事時間が楽しくないものへと変わってしまいます。

食べないことには必ずなにかの理由がありますし、どれが一番効果のある対策方法かも実際にやってみないとわかりません。「よそはよそ、うちはうち」という言葉があるように、我が子のことをしっかりと考えて見てあげることが大切です。みんなが笑顔で食事ができる環境を作っていきましょう。