妊娠中の飲み物でおすすめ&注意したいものリスト!水分補給のポイントを解説!

【医師監修】妊娠中の飲み物には適、不適があります。おすすめと注意したいものをリストアップ、妊娠の期間別に適したものや体調管理に適したものについても、ドクターの助言や先輩ママの体験談を交えて解説します。ノンカフェイン9選も紹介、妊婦さんはぜひ参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 妊娠中の水分補給のポイントは?
  2. 妊娠中におすすめの飲み物リスト!
  3. 妊娠中に注意したい飲み物リスト!
  4. 妊娠中にカフェイン入りの飲み物は絶対ダメ?〜先輩ママの体験談〜
  5. 妊娠初期、中期、後期別のおすすめの飲み物は?
  6. 妊娠中の体調管理におすすめの飲み物は?
  7. 妊娠中の飲み物は「温かい・冷たい」どっちが良い?
  8. 妊娠中におすすめのノンカフェインの飲み物9選!
  9. いつもの飲み物に一手間!妊娠中におすすめのアレンジレシピ!
  10. 妊娠中は飲み物にも気を配ろう!

そば茶もノンカフェインの飲み物で、ルチンと呼ばれる栄養素が豊富に含まれているお茶です。ルチンは血圧を下げたり、血流を改善してくれます。妊娠中は高血圧になる方も多くいるので、そば茶を飲んで高血圧を予防しましょう。

また、そば茶に含まれるルチンはビタミンCのはたらきを助ける役割を果たしてくれるので、ビタミンCを多く含んだ食材と一緒に取るのがおすすめです。

妊娠中に注意したい飲み物リスト!

妊娠中は注意しなければならない飲み物も存在します。妊娠中に注意したい飲み物を紹介していきます。

お酒

アルコールを含んだお酒などの飲み物は、注意しなければならない飲み物です。アルコールを取るとお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす危険があります(※4)。

我慢できずにお酒を飲んでしまうと、赤ちゃんの低体重や奇形などの胎児性アルコール症候群を引き起こしたり、流産したりする可能性があります。たとえアルコールが直接的な原因ではなかったとしても「自分のせいだ」と後悔することになってしまうでしょう。

そのような後悔をしないためにも、お酒が好きな方はお腹の赤ちゃんのためだと思って我慢しましょう。

増田陽子

内科医

どうしてもアルコールが止められない人は医師に良い機会ですので相談してみましょう。

(妊娠中の飲酒については以下の記事も参考にしてください)

妊娠超初期の飲酒はダメ?アルコールが胎児に影響するのはいつから?

カフェインやタンニン

カフェインやタンニンが含まれたコーヒーや紅茶、緑茶や烏龍茶といった飲み物も飲みすぎには注意が必要です。カフェインやタンニンを過剰摂取するとお腹の赤ちゃんの成長を妨げることがわかっています。アルコールとは違って飲みすぎに注意すれば問題ないので、1日に2杯程度に留めておきましょう。

妊婦さんが1日に摂取してよいとされるカフェイン量は約200㎎なので、目安をしっかり守っておきましょう(※5)。それでもカフェインの入った飲み物を飲むことに心配のある人は、ノンカフェインやカフェインレスのものを飲むのがおすすめです。

(妊娠中のカフェイン摂取については以下の記事も参考にしてください)

妊婦はカフェインに注意!可能な摂取量は?妊娠初期から胎児に影響が?

ハーブティー

ノンカフェインとされるハーブティーの中にも、妊娠中は飲むのを控えたほうがよいものがあります。カモミールティーやジャスミンティーなどは、子宮を収縮させるはたらきがあり、妊娠初期や妊娠中期は流産や切迫早産の危険性が高まるので注意しましょう。

安産のお茶として親しまれているラズベリーリーフティーも飲む時期を間違えるとよくありません。ラズベリーリーフティーを飲む場合は、妊娠8カ月以降から1日2~3杯を目安にしましょう。

硬水ミネラルウォーター

硬水のミネラルウォーターは、軟水のミネラルウォーターと比べてもミネラルがたっぷり含まれています。このため飲んでもいい飲み物と思いがちですが、硬水は飲みすぎると腎臓に負担をかけてしまうのであまりおすすめできません。ミネラルウォーターを飲むときは、軟水のものを選んで飲むようにしましょう。

清涼飲料水

つわり中に炭酸入りの清涼飲料水を飲むと口の中がすっきりするので、炭酸を好む妊婦さんは多くいます。しかし、清涼飲料水には砂糖が多く含まれているので、甘い炭酸飲料ばかりを飲むと糖分の取りすぎになります。特に妊娠中は体重増加に繋がるので、清涼飲料水には注意しましょう。

炭酸の他にもトマトジュースや果物のジュースなどにも糖分が多く含まれています。炭酸を飲みたいなら糖分を含まない炭酸水を飲むようにしましょう。

妊娠中にカフェイン入りの飲み物は絶対ダメ?〜先輩ママの体験談〜