赤ちゃんにアイスはいつからOK?1歳から?市販でおすすめの商品やレシピも!!

【医師監修】赤ちゃんでもアイスは食べられる?ここでは、赤ちゃんにアイスはいつからOKなのか、アレルギーなど食べさせる際の注意点について紹介します。また、食べてもいいアイスの種類や、市販のおすすめ商品、手作りアイスの作り方・レシピも紹介するので、参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんにアイスはいつからOK?1歳から?
  2. アレルギーなど赤ちゃんにアイスを食べさせる際の注意点
  3. 赤ちゃんが食べてもいいアイスの種類は?
  4. 赤ちゃんにおすすめの市販のアイス8選!
  5. 赤ちゃんが食べられる手作りアイスの作り方・レシピを紹介!
  6. 赤ちゃんのアイスに関する体験談も紹介
  7. 赤ちゃんにアイスをあげる時は適量を守ろう!

乳脂肪分を意識したアイス選び

乳脂肪分の過剰摂取に気をつけ、低脂肪アイスを選ぶようにしましょう。アイスは乳固形分や乳脂肪分の量で4つに分類されます。アイスクリームは乳固形分が15%以上で、そのうち乳脂肪分が8%以上です。アイスミルクは乳固形分が10%以上で、そのうち乳脂肪分が3%以上です。ラクトアイスは乳固形分が3%以上のもので、それ以外のものを氷菓と呼びます。

つまり、濃厚なものがアイスクリームで、ジェラートのように口どけの良いものがアイスミルク、ミルク感がさっぱりとしているものがラクトアイス、ミルク感がなく果汁などを凍らせたシャーベットやアイスキャンディーが氷菓です。

アイスクリームに比べてラクトアイスなどは乳脂肪分が少ないですが、代わりに植物油脂が添加されています。「乳脂肪分が少ないからヘルシー」というわけではないので、与えすぎないように注意が必要です。1歳頃の赤ちゃんには濃厚なものよりもさっぱりとしたものが食べやすくておすすめです。

糖分の摂りすぎに注意

赤ちゃんにアイスを与える際は、糖分の過剰摂取に注意しましょう。1歳の赤ちゃんに与えて良い砂糖の量は1日あたり4gまでです。アイスの種類によって異なりますが、市販のアイスクリーム120mlあたりに砂糖は20gほど含まれています。市販のアイスには糖分が多く含まれているので、与える量には気をつけるようにしましょう。

ハチミツが使用されているか確認!

アイスを与える目安は1歳以降ですが、1歳になる前にアイスをあげたい場合は、ハチミツが使用されているか確認する必要があります。ハチミツには食中毒菌の一種であるボツリヌス菌が含まれている可能性があります。1歳未満の赤ちゃんは腸内細菌が少ないためボツリヌス菌が体内で繁殖し、乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあるので危険です。(※1)

発症を防ぐためにも、手作りの場合はハチミツを入れないようにしましょう。また、市販のものを与える場合は成分表示をよく確認しましょう。

(赤ちゃんにハチミツがNGな理由については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・乳児にはちみつはNG?理由は?いつからOK?ボツリヌス症にかかることも!

食品添加物に注意

市販のアイスに含まれる食品添加物には注意しましょう。アイスクリームに含まれている食品添加物は、安定剤、乳化剤、香料、着色料、人工甘味料などです。これらを過剰摂取すると、成長障害や発育遅滞をもたらす恐れがあります。

合成着色料はアレルギーを引き起こす原因にもなります。また、人工甘味料には摂りすぎるとお腹がゆるくなるものや、長期的に摂取した際の副作用が明らかになっていないものがあります。赤ちゃんの体は小さくて血液量も少なく、大人よりも効率的に人工甘味料が血流中に吸収されてしまうので、注意しましょう。

安価なアイスクリームには食品添加物が多く含まれているので、購入する際には成分表示を確認してなるべく余計なものが入っていないものを選ぶようにしましょう。

アイスのシェアはしない

親子間や兄弟間であっても、1つのアイスをシェアする場合は注意が必要です。赤ちゃんとのアイスのシェアは、虫歯菌やピロリ菌などの感染に繋がりかねません。赤ちゃんとアイスを分け合うときは、違うスプーンを使って口をつけていない部分を食べさせるようにしましょう。

食後には歯磨きを

アイスには糖質が多く含まれているので、食後の歯磨きを忘れずにしましょう。糖質は虫歯菌が歯を溶かすために使う酸の材料です。せっかく生えてきた大事な乳歯が虫歯になってしまってはかわいそうですよね。赤ちゃんの歯を守るためにも、甘いアイスを食べた後は丁寧に歯を磨いてあげましょう。

(1歳児の歯磨きのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳児の歯磨きのやり方!嫌がる際の対策や、好きにさせるテクニックも!

赤ちゃんが食べてもいいアイスの種類は?

赤ちゃんでも安心して食べることのできるアイスがあります。ここでは、4つのタイプのアイスを紹介します。