一升餅のおすすめ11選！通販で人気商品を厳選！1歳の誕生日をお祝いしてあげよう！

一升餅とは、赤ちゃんが1歳の誕生日をお祝いする時に使うお餅のことを言います。このお餅は一升分の米（約1.8kg)でできており、そのお餅を赤ちゃんに背負わせて「赤ちゃんが一生食べ物に困らず元気に育つように」という願いを込めて行われる行事なのです。

（1歳児の生活リズムについては以下の記事も参考にしてみてください）

昔は貧しかったり病気が流行ったりして、赤ちゃんが1歳まで育つということは大変なことでした。そのため、1歳の誕生日は特別な誕生日として誕生餅（一升餅）と呼ばれるお餅を準備してお祝いしてきたのです。

日本ではお正月の時に神様のお供え物として鏡餅を用意しますが、古くからお餅は縁起の良いもので神様が宿るものとも言われ、お祝い事には欠かせないものでした。

また1歳頃になると、つかまり立ちにも慣れて歩き出す赤ちゃんもいます。しかし、歩き始めるのは家から離れるという意味にも捉えることができ、昔の人はそうならないように赤ちゃんに重さのあるお餅を背負わせて歩きにくくさせたのです。これが一升餅の始まりとされています。

現代でも1歳の誕生日を祝う行事として一升餅は続いていますが、一升餅という呼び方は住む場所によって違いがあります。東北の方では家から離れないように、赤ちゃんに餅を投げて転ばせるというところから「転ばせ餅」という呼び名があります。

九州の方では一升餅を「踏み餅」と呼ぶ場所もあり、草履を履かせてた赤ちゃんを一升餅の上に立たせる風習があるのです。ほかにも「立ったら餅」「背負い餅・しょい餅」などと呼ぶ地域があり、呼び方は違いますが日本全国で赤ちゃんの成長を祝う行事が昔から存在していたことがわかりますね。

一升餅を背負った赤ちゃんが立てたり歩けたりしたら「早くに一人前になる」という意味になるので、とても縁起が良いことです。しかし、約2kgの重さを背負って1歳の赤ちゃんが立位を保てたり歩けたりするのは、実際には難しいでしょう。

赤ちゃんが重さに耐えられずに立てなかったり転んだりしても「親の元を離れずに長く家にいてくれる」という意味になるので、どちらにしても縁起が良いことになるのです。一升餅という伝統的な行事を行い、家族そろって赤ちゃんの成長を祝ってあげましょう。

（一升餅の意味や由来については以下の記事も参考にしてみてください）

一升餅には丸い形以外にもハート型や細かく小分けされたもの、名前や誕生日入りなど種類も豊富なのでどれを選べばいいか迷ってしまいますね。ここからは、選び方のポイントや一升餅の保存方法についても紹介していきますので、チェックしてみましょう。

（1歳児の発達の特徴については以下の記事も参考にしてみてください）

一升餅と言えば丸い形をしているものが一般的ですが、大きなひと塊の丸い餅やあらかじめ2つ以上にカットされているものもあります。大きなひと塊の一升餅は昔からあるオーソドックスな形です。通販でも人気ですが、カットタイプは食べる時に切る手間がないので便利です。さらにカットタイプは、保存する時にお餅をラップに包んでから保存袋に入れることで簡単に冷凍保存もできます。

またハート型や星型など赤ちゃんに合わせた可愛らしい形もあり、写真撮影の時にも華やかになると人気があります。

一升餅には、切られたお餅がそれぞれ小さく分けられて包装されているタイプもあります。小分けになっていると食べる時も便利ですが、縁起物である一升餅を親戚などに配る時や保存する時も便利です。保存する時はそのまま冷凍保存をすれば長持ちし、食べたい時に食べる分だけ解凍して、質を保ったままの美味しいお餅を食べることができます。