保育園の点数計算の見方は?入園条件と加点・減点の審査基準は?保活戦略も!

保育園への入園を考え、いざ保育園について調べてみると分からないことがたくさんありますよね。認可・無認可保育園での入園条件の違いをはじめ、認可保育園の入園に必要な点数の詳細、審査基準についてご紹介します。点数の加点を増やす方法などの保育戦略例もご紹介しますので、保活を考えているママは参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 認可・認可外保育園で入園条件が違う?
  2. 認可保育園の入園に必要な点数とは?
  3. 認可保育園の入園条件の点数の審査基準は?
  4. 実際に点数の内訳を見てみよう!
  5. 保育園入園の点数をあげる方法はある?保活戦略例を紹介!
  6. 保育園の入園に必要な点数に関するQ&A
  7. 保育園の入園は早めの準備が大切!

住んでいる自治体の認可外保育園が空いているようであれば、1度そこに通わせるのも加点につながる1つの方法です。基本的に認可外保育園に通わせている場合、調整点数によって加点の対象となります。認可保育園に入園するために、いったん認可外保育園や認証保育園へ子供を通わせる家庭も少なくありません。

認証・認可外保育園に通わせることで家庭状況の点数が高くなり、自治体に認証される可能性があがります。点数が高くなり、認可保育園に空きができた場合は転園することが可能です。

(保育園の転園については以下の記事も参考にしてみてください)

保育園の転園は慎重に!先輩ママ達直伝、知っておきたい10のこと!

入りやすい認可保育園を見極める

認可保育園に申込みをする上で、入りやすい園を見極めることも大切です。駅から離れた園や対象となる年齢が2歳までの園は、比較的希望者が少なくなる傾向にあります。また、希望者が少ないということは、入園が認定されるための最低点数も低くなるということです。

「どうしてもすぐに預けたい」という場合や点数が低くなってしまう場合は、希望する園の条件を見直してみるのも良いでしょう。

妊娠中はできるだけ時短勤務とならないようにする

ママには酷な戦略ですが、妊娠中はできるだけ時短勤務にならないようにするのも保活戦略のひとつです。基準指数に関係する両親の就労状況は、産休前の状況によって判断される場合が多くなります。妊娠中の時短勤務は基準点数を下げてしまう可能性があるのです。

とはいえ、妊娠中はママの体調が最優先です。「入園のため」と無理をしすぎないよう注意しましょう。つわりなどがさほどひどくない場合は、できるだけフルタイム勤務をのまま過ごすのがおすすめです。通勤がつらい場合は、フルタイム勤務のまま在宅にて仕事が可能かどうか会社に聞いてみるのも良いでしょう。

保育園の入園に必要な点数に関するQ&A

ここまで紹介してきた内容以外に、保育園入園の点数についての疑問と答えをご紹介しますので参考にしてみてください。

希望の園が多いと減点になる?

希望園の数は選考に関係しません。ただし、希望園の中で複数の空きがある場合は、希望順位のもっとも高い園に内定となりますので、通わせたい園の順位はしっかりと考えましょう。

復職後、時短勤務をする場合の指数は?

会社の制度に基づき、1日2時間までの時短勤務であればフルタイムの場合の勤務時間で指数が決定されます。1日2時間以上の時短勤務の場合や勤務時間自体を変更する場合、復職後の勤務時間で指数が決定となります。

最低何点あれば入園できるのか分かる?

自治体によっては、入園することができた家庭は最低何点であったのかを公開している場合があります。最低点数が42点であった場合、41点以下の家庭は入園ができなかったということです。毎年同じ点数になるとは限りませんので、参考程度にチェックしてみると良いでしょう。

保育園の入園は早めの準備が大切!

認可保育園は保育料が比較的安価で済むことや保育園の設備が充実していることが理由で、非常に人気があります。「どうしても認可保育園に預けたい!」というママは、前もって点数計算をしてみるなど準備をしておきましょう。

点数を計算した時に合計指数が低い場合、早い時期であれば自治体に認定されるよう戦略を立てることも可能です。条件や点数をしっかりと把握し、スムーズに認定されるよう工夫をしてみましょう。