5歳は反抗期がひどい?いつまで続く?発達の特徴や、上手な対処法も!

【医師監修】5歳児の成長・発達の特徴や、反抗期の様子、いつまで続くのかなど、〈食事〉〈生活習慣〉〈態度〉〈友達〉〈保育園・幼稚園〉の悩み&対処法を紹介します。様々なパターンを参考にして、5歳児の反抗期を上手に対処しましょう。

専門家監修 | 小児科医 新井昇子
3歳男児と7歳女児の子育て中の小児科医です。現在は、魔法の子育てセミナー、個人セッションも行なっております。子育ての経験と心理学・医学的知識、...
3歳男児と7歳女児の子育て中の小児科医です。現在は、魔法の子育てセミナー、個人セッションも行なっております。子育ての経験と心理学・医学的知識、そしてモンテッソーリ教育の考え方を統合した普遍的な子育て論を構築し、子育てやご自身の人生について悩んでいる保護者様とその子供たち、両者にとっての幸せの形を一緒に探るお手伝いができればと思います。

現役小児科医のリアル子育ち・自分育て

目次

  1. 5歳児の成長・発達の特徴は?身体・言葉など!
  2. 5歳児の反抗期はどんな感じ?いつまで続く?
  3. 5歳児の反抗期の《食事》の悩み&対処法!
  4. 5歳児の反抗期の《生活習慣》の悩み&対処法!
  5. 5歳児の反抗期の《態度》の悩み&対処法!
  6. 5歳児の反抗期の《友達》の悩み&対処法!
  7. 5歳児の反抗期の《保育園・幼稚園》の悩み&対処法!
  8. 5歳児のしつけのコツは?
  9. 5歳の子どもの反抗期をママ・パパは温かく見守ろう!

5歳児の成長・発達の特徴は?身体・言葉など!

子どもは5歳になった頃から、身体も心も大きく成長します。言葉の数やひとりでできることがどんどん増えて、子どもの著しい成長ぶりに思わず驚かされたというママの声をよく耳にします。5歳児の成長や発達の特徴は、どのようなものでしょうか。厚生労働省の乳幼児身体発育調査報告書のデータを紹介します(※1)。

5歳の男女別・平均身長

まずはじめに、5歳児の男女の平均身長を紹介します。男の子の場合、5歳0ヶ月の平均身長が約106.7cmで、5歳11ヶ月の平均身長が約112.7cmです。女の子の場合、5歳0ヶ月の平均身長が約106.2cmで、5歳11ヶ月の平均身長が約112.2cmです。男女ともに1年で約10cm近くも身長が伸びて、大きく成長します。

5歳の男女別・平均体重

次に、5歳児の男女の平均体重を紹介します。男の子の場合、5歳0ヶ月の平均体重が約18.36kgで、5歳11ヶ月の平均体重が約19.48kgです。女の子の場合、5歳0ヶ月の平均体重が約17.92kgで、5歳11ヶ月の平均体重が約18.94kgです。男女ともに1年で約1kgと、体重増加は緩やかになっていますね。

反抗期の5歳の運動能力

5歳になると、筋肉の発達とともに、運動能力も上がってきます。たとえば、走り回る時の動きに躍動感が出てきて、スキップができるようになります。また、バランスをとるのが上手になって、片足立ちができる子もいるでしょう。5歳は、ひとりでできることがたくさん増える時期です。

5歳の好奇心と冒険心

運動能力の発達とともに、好奇心や冒険心が旺盛になってきます。公園遊びも、以前なら怖がっていたことにあえて挑戦するなど、より活発に遊ぶようになります。好奇心・冒険心を旺盛にしながら、ジャングルジムの一番上まで登ったり、ブランコを大きくこいだりして、活発に遊ぶようになってくるでしょう。

5歳は、子どもの成長の大切な時期です。外でたくさん遊ばせることで、体力のある丈夫な子どもへと成長します。子どもをたくさん遊ばせて、心身ともに健やかに成長させましょう。

5歳の言葉や記憶力

5歳になると、言葉や記憶力が著しく発達します。言いたいことをキチンと言葉で表せるようになり、はっきりとした発音で会話ができるようになります。赤ちゃん言葉も次第になくなり、会話の言葉も聞き取りやすくなるでしょう。記憶力も発達し、字をおぼえたり名前や電話番号をおぼえたりなど、様々な成長が見られます。

以前は自分の思いつくまま言葉を発していたのが、5歳頃から質問に対してきちんと答えられるようになります。コミュニケーション能力が大きく発達する時期なので、子どもの急な成長ぶりに、思わず驚かされるママもたくさんいることでしょう。

5歳児の反抗期はどんな感じ?いつまで続く?

5歳は心身ともに大きく成長・発達する時期です。ひとりでできることが増えて、子どもの好奇心や冒険心は旺盛になります。ひとりでできることが増えると、多少むずかしくても、ひとりでやりたがることが増えます。自立心が芽生える5歳児は、止められたりすると、ママに反抗して怒ることが増える時期です。

ここでは、5歳児の反抗期が、どんな感じでいつまで続くのかを紹介します。

5歳児の反抗期の特徴

子どもの代表的な反抗期は2回あり、2歳前後の反抗期と思春期の反抗期です。5歳児の反抗期は「中間反抗期」と呼ばれています。甘えたい気持ちと自立したい気持ちの両方が混同してしまった子どもの気持ちが、泣いたり、たたいたりという行動にあらわれているのでしょう。

5歳児は、精神的にまだまだ甘えたいのに、保育園・幼稚園・家の中などでは「もう5歳でしょ」と言われる機会が増えてきます。同時に「ひとりでやってみたい」という自立心も増します。5歳児は、甘えたい気持ちと自立したい気持ちの混同によって、自分を上手くコントロールできず、結果として反抗した態度をとっているのです。

(子どもについては以下の記事も参考にしてみてください)

子供が言うことを聞かない!原因は親に…!?性別・年齢別の対処法!体験談も!

口答え

5歳児は、言葉数も増えて、コミュニケーション能力が著しく発達します。その分、ママに口答えをするようになります。

注意をすると「ママだって○○のくせに!」と口答えしたり、用事を急かすと「わかってるし!」「うるさい!」と怒りながら返事をすることがあるでしょう。

大人顔負けの口達者な表現が増えてくるのが、5歳児の口答えの特徴です。

叩く

5歳の時期には、様々な反抗的な態度が現れますが、中には何かあるごとにママを叩いてくる子どもがいます。特に男の子に多くみられるようです。他にも、気に入らないとすぐに奇声を上げたり、物を投げたりという行動が数々出てきて、いつまで続くのと困っているママも少なくありません。

無視をする

5歳児の反抗期でよく見られる態度のひとつに、話しかけたり質問しても、わざと無視をするということがあります。ママが注意をしても、いつまでも聞こえないふりをし続ける子どもが多いようです。毎日のように無視をする様子を繰り返す子どもに「いつまで続くんだろう」とイライラするママも多いでしょう。

反抗期はいつまで続くのか

口答え・叩く・無視するなど、子どもの反抗的な態度が続くと、ママは頭を抱えることでしょう。反抗期の子どもはとても扱いにくいものです。5歳児の反抗期は、早く自立したいという心が現れてきたもので「成長の証」といえるでしょう。5歳児は、家の中以外の幼稚園や保育園では、集団生活を乱さないように考えながら行動するようになっていきます。

そういった経験によって、子どもは上手く自分の感情がコントロールできるようになるのです。「いつまで続くのか」と心配になりますが、子どもの成長を喜んで、前向きな気持ちで受け止めましょう。穏やかに子どもと接することが大切です。

5歳児の反抗期の《食事》の悩み&対処法!

成長の証の反抗期とはいえ、反抗期の食事タイムは、毎日ママを悩ませていることでしょう。5歳児の反抗期の食事の悩みと対処法について紹介しますので、参考にしてみてください。

反抗期の食事の好き嫌い

5歳になった頃から、子どもの食事の好き嫌いが激しくなることがあります。好き嫌いを認めたままにしておくのは、しつけの面でも、よくありません。野菜が嫌いだからといって、毎日の食事のメニューに入れないでいると、園や学校での食事の時に、食べられなくて困ることも予想されるでしょう。

そこで、子どもが苦手な食材があれば、なるべく細かく刻んで他の食材と混ぜるなどして、いろいろと工夫してあげるのはいかがでしょうか。苦手な野菜を好きなキャラクターにくりぬいて出すなどのひと手間を加えると、子どもは大喜びします。

子どもは、かわいいものが大好きなので、食事の見た目を工夫するように意識して、調理するといいですね。苦手な食材をきちんと食べたら「食べられたね!」「さすがだね!」と褒めてあげましょう。

主婦

30歳

うちの子はニンジンが苦手でした。そこでニンジンをクマさん型にくり抜いてキャラ弁に入れたら、喜んで食べるようになりました。苦手なニンジンが食べられるようになって、改めてキャラ弁の効果って凄いなって思いました。

(お弁当については以下の記事も参考にしてみてください)

保育園のお弁当作り!年齢別のコツ・注意点、可愛い&手抜きレシピも紹介!

反抗期の食事マナー

子どもと一緒に外食する時、店内で子どもが食事中に席から離れて走り回ったり大声をあげたりする経験をすると、多くのママが、子どものマナーの悪さに悩むでしょう。外でのマナーの悪さは、周囲にも迷惑がかかり、親のしつけを疑われる種にもなりがちです。子どもが着席して食事ができるように、早めにしつけをする必要があります。

子どもが食事中に席から離れようとするのは、食事に飽きてしまったからです。「ここまで食べたら席を立ってもいいから、ここまでは座って食べようね」と穏やかな言葉でゴール設定を作りながら、少しずつテーブルの着席時間を延ばしていきましょう。

箸の持ち方・使い方

正しい箸の持ち方や使い方を子どもにしつけることは、とても大切です。子どもが恥ずかしい思いをしないようにと、小学校に上がる前に箸の持ち方をしつけるママも多いでしょう。

食事中に箸の持ち方をしつけると、子どもは、箸の持ち方についてだけでなく、食べたくないなどと言って、食事そのものにも反抗した態度をとる場合があるので、注意が必要です。

箸の持ち方・使い方のしつけは、食事以外の時間から始めてみましょう。たとえば、食事以外の時間に、ゲーム形式で、箸を使いながらモノをつかんだり運んだりして競争させると、子どもは、楽しみながら箸の正しい使い方を身につけられます。

5歳児の反抗期の《生活習慣》の悩み&対処法!

5歳児の反抗期の生活習慣の悩みと対処法を紹介します。反抗期には、日々の生活習慣にもいろいろな悩みが現れてくるので、うまく対処していきましょう。

反抗期のゲーム・スマホの依存

最近では、幼児向けのゲームも多くなり、子どもがゲームやスマホに依存しすぎて、困っている家庭は少なくないでしょう。外出の時や病院の待合室などで、子どもを静かにさせるために与えたゲームやスマホが、いつの間にか子どもが日常的に熱中するようなり、依存するケースが多いようです。

健康のためにも、子どもがゲームやスマホに依存しないように、早めにしつけておくことが望ましいでしょう。

たとえば、1日30分など時間をきめて、ルールを作ることが必要です。いつまでも続けてルールを破った場合、翌日はゲームやスマホは禁止といった約束を決めると、子どもはルールをより意識するようになります。

(幼稚園児向けのあそびについては以下の記事も参考にしてみてください)

幼稚園児向けの『なぞなぞ』クイズ!簡単〜ちょいムズの30問を難易度別に紹介!

反抗期の睡眠時間

子どもが早寝や早起きができず、困っているママは多くいます。5歳児の睡眠時間が短くなり、成長期の子どもに悪影響を及ぼさないか、心配になるママも多いでしょう。

まず、子どもの体内時計が整うように、朝日を浴びさせるようにしましょう。そして、昼間は太陽を浴びるように、外遊びの時間を設けてみてください。そうするとからだが適度に疲れて、夜はぐっすり寝られるようになります。

片付けができない

子どもが遊んだ後、オモチャを出しっぱなしのままいつまでも片付けないと、ママは、イライラの繰り返しになりそうです。「片付けなさい!」と声高く言っても、子どもは、ふくれっ面をして反抗的な態度をとるだけで実行しません。

そのような時は、オモチャの収納を見直してみましょう。5歳の子どもでも簡単にオモチャを片付けられるように、大きなカゴを置くなどの工夫をするのはいかがでしょうか。

カゴの中にオモチャを入れたら片付けが完了といった簡単な収納方法にすると、子どもも片付けに意欲的になります。

パートタイマー

32歳

子どもに「早く片付けなさい」と言うと、逆に反抗して片付けようとしません。そこでタイマーを用意して「今から2分以内に全部片付けよう!」とタイマーをセットしたら、喜んで片付けるようになりました。ピピピッというタイマーの音が、子どもにとって楽しいゲームになったようです。

(収納ケース・ボックスについては以下の記事も参考にしてみてください)

機能的でおしゃれな【収納ケース・ボックス】20選!場所別・活用例も

5歳児の反抗期の《態度》の悩み&対処法!

5歳児の反抗期には《態度》についての悩みが多くみられます。ここでは、そのような時の対処法を紹介しますので、参考にしてみてください。

挨拶ができない

子どもがきちんと挨拶ができないことを、悩んでいるママもいるでしょう。子どもが挨拶ができない時には、挨拶がしたくても恥ずかしくてできないのかもしれません。引っ込み思案な性格のせいで、いつまでももじもじして、思うように挨拶ができないのです。

どうして挨拶ができないのかの理由を考えて、気が楽になる環境を作ってあげましょう。

まず、子どもが挨拶をしやすいように、大人が見本をみせてあげてください。外出した時は、子どもの前で積極的にパパやママが挨拶をして、お手本を見せるようにしましょう。

「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない

「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない子どもに、頭を抱えるママもいます。5歳児は、先ほどの挨拶と同様で、引っ込み思案な性格や恥ずかしがり屋な性格によって、挨拶の言葉を言いたくても言えずにいることがあるのです。

子どもに無理に「ありがとうは?」や「ごめんなさいでしょ!」などという言葉がけでしつけると、逆に殻に閉じこもってしまう場合があるので、気を付けましょう。

「ありがとう」と「ごめんなさい」の使い方は、日頃からパパやママが子どもの前で見せて、寄り添うように優しくしつけましょう。

専業主婦

34歳

長男が「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えず、どうして言えないのか理由を聞いたら「恥ずかしいから、なかなか言えない」との事でした。言った方がいいのは頭では分かっているけど、素直に言うのが恥ずかしいようです。

無理に言わそうとすると、意固地になってもっと言いにくくなりそうなので、今はそっと見守った方がいいかなと思っています。

嘘をつく

5歳になると、言葉が発達して会話の幅が広がります。口が達者になり、ちょっとしたことでも嘘をつく子どももいます。

しかし、大人が嘘と感じたとしても、子どもにとっては嘘をついている自覚がありません。5歳児は、空想することが好きで、その結果として現実にはないことを言ってしまうケースが多くあります。

ほとんどの場合が小さな嘘なので、ママは「本当かな?」と穏やかに正してあげましょう。

5歳児の反抗期の《友達》の悩み&対処法!

5歳になると、子どもは、友達との時間が長くなってきます。友達と上手に付き合えるようにしつけましょう。ここからは、5歳児の反抗期の友達の悩みと対処法を紹介します。

友達に優しくできない

仲が良かったのに、急に友達に意地悪な態度をとる子どもがいます。それまでは仲良く遊んでいたのに、急に意地悪になった時は、何かしらの理由があります。「優しくしてあげないとダメでしょ!」と叱るのではなく、「何かあったのかな?」と子どもに理由を聞いてみましょう。

理由が分かったら「だったらこうすれば、また仲良くなれるんじゃないかな」と、ママから子どもへ優しくアドバイスしてみましょう。

負けるとすぐに泣く

5歳の時期には、負けん気が強く現れてきます。特に男の子には、お友達に負けるとすぐに泣いてしまう様子が見られます。じゃんけんやゲームなどママの目線ではつまらないことでも、負けると悔しくてすぐに泣いてしまうのです。5歳児は、感情のコントロールが上手くできず、泣くことで悔しい気持ちを表現しているのです。

成長とともに、子どもは自分の感情を上手にコントロールできるようになります。すぐに泣く癖も落ち着いてきます。子どもが負けて悔し泣きをした時は、優しく見守ってあげましょう。

派遣社員

29歳

うちの子は友達とじゃんけんをして、負けるとすぐに泣いてました。そこで、じゃんけんに慣らそうと、家の中で日常的にじゃんけんゲームをするようにしたのです。勝ち負けの感覚に慣れてきたようで、それからは友達とじゃんけんで負けても泣かなくなりました。

独占欲が強くなる

5歳児は言葉が発達して、はっきりと意思表示をするようになります。「ほかの子と遊んじゃだめ!」と、言葉ではっきりと意思表示しながら独占しようとする場面も見られます。仲良しのお友達がほかの子と遊んでる姿を見た途端に「もう遊ばない!」と言い出すこともあるでしょう。

そのような時は、子どもに優しく「どうして他の子と遊んじゃだめなの?」と理由を聞いてあげましょう。子どもの気持ちをママが優しく聞きだすことで、子どもは自分自身の感情をコントロールしやすくなります。

5歳児の反抗期の《保育園・幼稚園》の悩み&対処法!

5歳児の反抗期の保育園・幼稚園の悩みと対処法を紹介します。5歳児にとって、保育園・幼稚園は、身体や心を成長・発達させる大切な場所です。悩みや対処法を参考にして、子どもの健やかな成長につなげましょう。

園に行きたがらない

子どもが保育園や幼稚園に行きたがらず、登園時になると泣き出すケースがあります。子どもが園に行きたがらない場合、行きたくない理由があるのかもしれません。

友達とケンカをしていたり、子どもにとって苦手なモノがあるなど、理由はさまざまです。朝は泣いて登園を嫌がっていても、お迎えの時はご機嫌な顔になっている場合がほとんどです。

行きたがらないからと園を休ませるのではなく、理由を聞いて「大丈夫、ママはいつだって、味方だからね。」と子どもを安心させて、園に通わせるようにしましょう。

家に帰ると反抗的になる

五歳児の中には、保育園・幼稚園ではとてもいい子で先生からも褒められているのに、家に帰った途端に反抗的になる子どもがいます。

子どもは、園の中で、自分のやるべきことをやったり友達と仲良くしたりなど、子ども社会の中で精一杯に頑張っています。それで、家に帰るとついついママに甘えたくなり、その結果として、反抗的になっているのです。

5歳の子どもは、外の世界で我慢した分、家の中で反抗しながらストレスを発散しています。子どもの心を理解しつつ、ママは大きな気持ちで見守ってあげましょう。

園の行事が嫌い

保育園・幼稚園には運動会・お遊戯会・お泊り保育といった様々な行事があります。普段は、普通に毎日園に通っているのに、園の行事の時期になると、嫌いになる子どももいます。ママから離れるのが不安な子どもは、お泊り保育を嫌がるのでしょう。また、ダンスが苦手な子どもは、人前でお遊戯をしたくないのかもしれません。

行事を嫌がる場合は「どうしても嫌なら、無理して行かなくてもいいよ」と、子どもに選択肢を提案してみるのはいかがでしょうか。どうしても運動会が嫌な場合、参加できるものだけ参加するなど、子どもの気持ちに寄り添って考えるようにしましょう。

パートタイマー

32歳

うちの子は活発でよく遊ぶのに、幼稚園の運動会を嫌がって行きたがりません。そこで担任の先生に相談したところ、創作ダンスが苦手で運動会が嫌いなことが分かりました。

先生が「それじゃダンスはお休みして、かけっこは参加しよう」と言うと、喜んで運動会に参加しました。先生に相談して、良かったです。

(行事については以下の記事も参考にしてみてください)

幼稚園の運動会!開催時期や内容は?お弁当の注意点や持ち物チェックリストも紹介!

5歳児のしつけのコツは?

子どもは、5歳になると、言葉や身体が発達して、著しい成長をみせます。口が達者になり、反抗的な返事も多くなります。子どもの反抗的な態度に、ついつい感情的になって、叱ってしまいそうになるママも多いでしょう。

5歳児が反抗している時は、子どもなりの理由があります。そういう時は、言葉に出さず、時間をおいてから、子どもの気持ちに寄り添うようにして、どうしてそんな態度をとるのか理由を聞いてみましょう。

5歳児の反抗期のしつけのコツは「いつまでも続くものではなく、今はそういう時期なんだ」と受け入れて、穏やかな気持ちで対応することです。「いつかは終わる」という前向きな気持ちで、子どもをしつけるようにしましょう。

(育児の悩みについては以下の記事も参考にしてみてください)

育児ノイローゼの症状と原因!診断別の治療・対処方法について

5歳の子どもの反抗期をママ・パパは温かく見守ろう!

5歳の子どもの反抗期は、成長の証です。言葉や身体が大きく成長・発達する時期なので、「何でもひとりでやりたい」という気持ちが、子どもの中に芽生えてきます。

家の中で子どもの反抗的な態度が続いても「これは成長の証なんだ」と思って、温かく接してあげることが大切です。子どもが心も身体も健やかに育つために一番必要なものは、ママ・パパの愛情です。

子どもの心に寄り添いながら、穏やかな心で優しく温かく見守りましょう。

新井昇子

小児科医

一般的に反抗期は成長の証という認識があるようですが、私はあまりそのようにとらえて接してはいません。 成長の証だと思えば寛容に接することができるのなら、そう思うことはその人にとって重要なのだと思いますし、私のようにそう捉えて接しないことで子供との関係がストレスのないものになる人もいると思います。 成長の証だからと言って反抗している子供を、反抗期だからしかたがない、そういうものだという枠にはめてしまうのは、なんだか落ち着かなく、逆にストレスがたまってくるのです。 ですので、これが正解というものはありませんので、ご自身に無理のない解釈で、子供と接していきましょう。 我が家ではその時子供が発した言葉や、表現した感情を否定しない、ということを心掛けています。まずは受け止めて、子供がどのような状況でその言葉を発しているのか、その感情が出てきているのかを考察します。 そのうえで、まずは私が困ることなのかどうか、子供が困るのか、周りの人が困るのか、誰が不利益を被るのかを判断して対処していきます。 なので、同じ言葉や感情表現をしていても、状況によって対応が違ってきますので、子供にとっては少し混乱するかもしれません。でも、今はこういう状況だからこう言ってるんだよとか、私がこう思うから、それはやめてほしいなとか、お話をしていくようにしています。それに対して子供がどんな反応をするのか、子供の言い分もあると思うのでそれを聞いたりしています。 時間はかなりかかると思いますが、私にとってそれがストレスが少ないのでそうしています。 もちろん余裕のない時は、大きな声で怒ったりもしてしまいますが、そんな時はすぐに反省して謝っています。子供はとっても寛容です。 親が間違ったことをしても、理不尽なことをしても、親を一人の人間としてみてくれます。ですので親も子供を一人の人間として尊重していれば、多少の不具合、すれ違いはあまり問題にならないと思います。 私の場合は、大きなずれにならないように日々調整しています。 とはいえ、反抗が激しいお子様の場合は対応に困りますよね。お子様の表面に出ている言動だけでなく、根本には何があるのか、見ていけると良いなと思います。困ったときは小児科に遠慮なくご相談ください。

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