赤ちゃんが立つ時期はいつ?つかまり立ちが前兆?練習方法や注意点も紹介!

【医師監修】赤ちゃんがひとりで立つ瞬間はパパ、ママがとくにわが子の成長を感じるポイントですよね。この記事では赤ちゃんが立つ時期はいつなのかをはじめ、赤ちゃんが立つ前兆について解説します。練習方法や、練習をする時の注意点もご参考ください。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんはいつ立つの?平均的な時期は?
  2. 赤ちゃんが立つ前兆は?
  3. 赤ちゃんが立つための練習方法は?
  4. 赤ちゃんが立つ練習をする時の注意点
  5. 赤ちゃんが立つのが遅くても大丈夫?
  6. 赤ちゃんが安心して立てる環境を作ろう
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コーナーガードを付ける

リビングで赤ちゃんがひとり立ちの練習をする場合、バランスを崩した拍子にテーブルやテレビ台の角に頭を打ってしまう可能性があります。

赤ちゃんの怪我の原因になりそうな箇所には、コーナーガードやクッションバーなどを取り付けましょう。セリアやダイソーなどで簡単に購入できますよ。

床に転がったおもちゃを片付ける

赤ちゃんが立つ練習をしている時、床におもちゃが散らかっていると踏んでケガをしたり、転んでしまう恐れがあります。転倒した時に床のおもちゃが頭にあたって怪我をする可能性もあるでしょう。赤ちゃんとひとり立ちの練習をする時は床を片付けてくださいね。

赤ちゃんが立つのが遅くても大丈夫?

多くの赤ちゃんは1歳前後に立つようになります。周りの赤ちゃんがひとり立ちし始めているのに、自分の赤ちゃんがなかなか立たないと焦ってしまいますね。しかし、赤ちゃんの成長には個人差があります。立つのが早い子どももいれば、ゆっくり成長していく赤ちゃんもいるのです。

立つのが遅い赤ちゃんには、大きく分けて2つの特徴があります。1つ目の特徴は、頭や体が大きいことです。小柄な赤ちゃんに比べると自分の体を支えるための筋力やバランス感覚が必要なので、ひとり立ちの時期が少し遅くなるでしょう。

2つ目の特徴は慎重な性格です。上手にバランスをとれないことや以前自分で立とうとして失敗した経験が原因で、立つことに消極的になってしまう赤ちゃんは多くいます。消極的な赤ちゃんの場合、そもそも「立とう」という意欲が低いこともありますよ。

立つ時期が遅くても心配しないで

健診などで指摘がなければ、赤ちゃんが立つのが遅くても心配ありません。むしろハイハイを長期間行うことで足腰の筋肉が十分につき、転んだときにとっさに手が出るのでケガをしにくくなると言われています。

ペースが多少周りの子供より遅くても赤ちゃんは自分なりに少しずつ成長しています。焦らず落ち着いて、赤ちゃんの成長を見守ってあげてくださいね。

富田規彦

小児科医

つかまり立ち、ひとり立ちの時期は本当に個人差が大きく、ほとんどハイハイもしないうちに立とうとしたり、1歳を過ぎてもなかなか立たなかったりというのも珍しくありません。定期的な健診で、発育、発達について総合的に評価していきますので、かかりつけ医にご相談下さい。

赤ちゃんが安心して立てる環境を作ろう

赤ちゃんのひとり立ちが周りの子どもより遅いと、つい心配になってしまいますね。あまりにもマイペースな赤ちゃんの場合は、立つことの楽しさを教えるため、立つ練習しても良いでしょう。練習の際はプレイマットを敷くなど、安全な環境を整えてくださいね。