赤ちゃんが立つ時期はいつ?つかまり立ちが前兆?練習方法や注意点も紹介!

【医師監修】赤ちゃんがひとりで立つ瞬間はパパ、ママがとくにわが子の成長を感じるポイントですよね。この記事では赤ちゃんが立つ時期はいつなのかをはじめ、赤ちゃんが立つ前兆について解説します。練習方法や、練習をする時の注意点もご参考ください。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんはいつ立つの?平均的な時期は?
  2. 赤ちゃんが立つ前兆は?
  3. 赤ちゃんが立つための練習方法は?
  4. 赤ちゃんが立つ練習をする時の注意点
  5. 赤ちゃんが立つのが遅くても大丈夫?
  6. 赤ちゃんが安心して立てる環境を作ろう

赤ちゃんはいつ立つの?平均的な時期は?

児童館や子育て支援センターなどで周りの赤ちゃんが立ったり歩いたりするのを目にすると「うちの子はいつ立つのかしら?」と焦ってしまうこともありますよね。

赤ちゃんがテーブルなどにつかまらずに、自分の力だけで立てるようになるのは、だいたい1歳前後と言われています。成長が早い子であれば生後8ヶ月頃から立てるようになりますし、逆に成長がゆっくりした子の場合は1歳を過ぎてもなかなか立とうとしないこともあるでしょう。(※1)

赤ちゃんが立つ時期はその子の体格や性別、性格などによって変わってくるため「いつ」立てるようになるかは個人差があります。しかし健診などで医師からの指摘がなければ立つのが多少遅くても心配する必要はありません。

(シャフリングベビーについては以下の記事も参考にしてみてください)

シャフリングベビーとは?ハイハイしない原因は?発達障害などその後の成長についても解説

赤ちゃんが立つ前兆は?

寝返り、ハイハイなどこれまで成長してきた赤ちゃんですが「ひとりで立つ」というのは特にパパ、ママにとっても喜ばしい成長の瞬間ですよね。赤ちゃんが初めて立つ瞬間を見逃したくないと思うパパ、ママも多いでしょう。

では赤ちゃんが立つ前兆にどういったものがあるのでしょうか。

ハイハイのスピードが速くなる・高ばいする

赤ちゃんが立つようになる前のステップとして「ハイハイ」をする子が多いでしょう。ハイハイをするとき赤ちゃんは腕や脚、全身の筋肉を使っています。赤ちゃんはこうすることで次のステップである「ひとり立ち」に必要な筋肉を養っているのです。

ハイハイをし始めた頃は筋力が少ないのでゆっくりとしたペースですが、毎日ハイハイを続けることで筋力がつき次第にそのスピードも速くなってきます。ハイハイが速くなってくると、ひとりで立てる前兆といえます。

また全ての赤ちゃんがするわけではありませんが、お尻を高く上げたハイハイ、いわゆる「高ばい」をするのも赤ちゃんが立つ前兆のひとつです。高ばいは手足の他に、腰の筋力も必要になります。そのため高ばいができる赤ちゃんは、自分の体を支えて立つ準備ができているといえます。

(赤ちゃんのハイハイの時期については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんがハイハイを始めるのはいつ?練習はさせるべき?安全対策も!

つかまり立ちをする

赤ちゃんの手や足に筋肉がついてくると、次第に自分の体を支えられるようになってきます。ただし最初のうちは、自分の力だけでは上手く立つことができません。そのため低いテーブルや壁などにつかまって体を支えるようになります。この状態がつかまり立ちです。

つかまっている手を離して、赤ちゃんがそのまま立てれば「ひとり立ち」成功ですね。つかまり立ちをすることは、立つ際に必要な足への体重の乗せ方やバランスの取り方の上達に繋がるので、ひとり立ちの前兆とされます。

ただし赤ちゃんによっては、つかまり立ちから伝い歩きをするようになったけどなかなか立たないということもあります。しかしつかまり立ちを繰り返すことで、赤ちゃんもひとり立ちするための体と心の準備をしているので焦らずに待ってあげてくださいね。

(赤ちゃんのつかまり立ちについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのつかまり立ち、時期はいつから?練習法とママ達の体験談も!

赤ちゃんが立つための練習方法は?

赤ちゃんはハイハイやつかまり立ちをしながらひとりで立ったり、歩く準備をしています。また赤ちゃん自身が「立ちたい」という気持ちが強くなったタイミングで自然と立とうとするため、基本的に練習は必要ありません。

ただマイペースな赤ちゃんに「立つことは楽しい」と興味を持たせるような練習は、赤ちゃんが立つ意欲を引き出すのに効果的です。

パパ、ママが支えてあげる

最初の練習としては赤ちゃんの体をパパ、ママが支えてあげるのがよいでしょう。大好きなパパ、ママに抱きつくようなかたちで行うので赤ちゃんも安心して練習できます。

まずは赤ちゃんと向かい合った状態で肩などにつかまり立ちをさせます。つかまっている手をパパ、ママが持ってゆっくりと体から離してみましょう。赤ちゃんが嫌がらないようであれば、支える力を緩めてみましょう。赤ちゃんがふらつかずに立てそうであれば、そっと手を離してみてくださいね。

すぐにひとりで立つのは難しいと思いますが、続けることでだんだん上手に成長してきますよ。またパパやママが手を離すのを怖がる場合は、初めは赤ちゃんの腰や肩を支える、次は赤ちゃんの手を握る、最後は赤ちゃんの指を握る、と少しずつ難易度を上げていくとスムーズです。

テーブルやソファにおもちゃを置く