赤ちゃんの理想のお昼寝とは?最適な時間や場所・音・温度など睡眠環境のポイントを伝授!

お昼寝は赤ちゃんの成長に欠かせません。赤ちゃんにお昼寝が必要な理由をはじめ、最適な時間・タイミングを月齢別に紹介します。《場所》《音》《温度》など赤ちゃんのお昼寝の環境づくりのポイントもとりあげるので、快適なお昼寝の参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんにお昼寝が必要な理由は?
  2. 赤ちゃんのお昼寝の最適な時間・タイミングは?
  3. 赤ちゃんのお昼寝の環境づくりのポイント
  4. 赤ちゃんがお昼寝をしたあとの起きぐずりを抑えるには?
  5. 赤ちゃんがお昼寝からすぐ起きる時の寝かしつけのコツ
  6. 赤ちゃんのお昼寝の環境を整えてみよう

生後5ヶ月~8ヶ月頃の離乳食を始める月齢になると、あまり長いお昼寝は必要ありません。夕方のお昼寝をしなくなる赤ちゃんが増えます。午前中に30分~1時間ほど、午後に2~3時間ほどの、計2回で良いでしょう。

特に、夜に寝つきが悪かったり夜泣きが増えた場合は、夕方のお昼寝をやめて昼に運動する量を増やしてみるのがおすすめです。

生後9〜12ヶ月

生後9ヶ月を過ぎると、お昼寝は午後に2時間ほどの1回でよくなります。赤ちゃんの生活リズムを整えてあげるために、少しずつ午前中のお昼寝をなくしていきましょう。赤ちゃんがどうしても眠くなってしまう場合は、午前中に30分ほどのお昼寝をさせてあげてもいいですよ。

赤ちゃんのお昼寝の環境づくりのポイント

赤ちゃんが快適なお昼寝をするためには、環境を整えてあげることが大切です。どのような環境だと、赤ちゃんは眠りやすいのでしょうか?「場所」「明るさ」「音」「温度」「湿度」の5つにわけて、ポイントを見ていきましょう。

(お昼寝布団の選び方については以下の記事も参考にしてみてください)

保育園のお昼寝布団はどう選ぶ?セットと単品のおすすめは?カバーの人気商品も!

場所

赤ちゃんがお昼寝をする場所は、ママやパパの目がよく届くリビングなどが良いでしょう。赤ちゃんに何かトラブルがあったとき、すぐに駆けつけられる場所だからです。また、赤ちゃんもママやパパの気配を感じることで、安心してお昼寝することができます。

寝かせるときに使うのは、ベビーベッドでも布団でも構いません。お昼寝用の布団やベビーバウンサーを用意すると、場所移動が簡単にできます。

明るさ

新生児期から3ヶ月頃までは、お昼寝は明るい部屋の方が良いでしょう。この時期の赤ちゃんは昼と夜の区別がついていないため、明るい部屋でお昼寝させることで、体内時計のリズムを整えやすくなるからです。木陰ほどの薄暗さが最適と言われています。

昼と夜の生活リズムが整い始めたら、お昼寝のときも部屋を暗くすることで、良い質の睡眠をとることができます。

赤ちゃんをぐっすりと眠らせるためには、できるだけ静かな環境を整えることが大切です。物をテーブルに置いたり、扉を開け閉めしたりするような生活音はあって構いませんが、テレビの音や室外の音は聞こえない方がよく眠れるでしょう。

無音が苦手なママは、オルゴールなど静かでゆったりとした音楽を流しも良いですね。

(赤ちゃんと音楽の関係については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児から音楽を聴く効果は?脳・知育への影響は?曲選びのコツも解説!

温度

赤ちゃんは体温をまだうまく調節できないため、室内の温度をきちんと管理してあげることが大切になります。夏であれば26~28度、冬は20~23度が、お昼寝をするのに理想の温度です。エアコンを使う時は、赤ちゃんに風が直接当たることのないように注意しましょう。

(赤ちゃんにおすすめの暖房器具については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんにおすすめ暖房器具とは?使い方や注意点、最適な温度・湿度は?

湿度

室内の空気が乾燥していると、風邪などのリスクが高まります。エアコンや暖房器具を使うと、より室内の空気が乾燥しがちなので注意しましょう。理想の湿度は60%ほどです。加湿器と湿度計があると安心ですね。

赤ちゃんがお昼寝をしたあとの起きぐずりを抑えるには?