新生児から音楽を聴く効果は?脳・知育への影響は?曲選びのコツも解説!

新生児から音楽を聴くとどんな効果があるのか、脳・知育への影響などについてくわしくご紹介します。また、新生児のときから聞かせてみたい音楽の曲選びのポイントや、聴かせるタイミングなどのコツや注意点もありますので、参考にしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんは音楽がいつから聴こえるの?
  2. 新生児から音楽を聴く効果はある?脳・知育への影響は?
  3. 新生児の発達に効果的な曲選びのポイントは?
  4. タイミングなど新生児に音楽を聴かせる時のコツ
  5. 新生児に音楽を聴かせる際の注意点は?
  6. 新生児の寝かしつけ音楽を使う際のポイント
  7. 新生児が泣きやまない時に音楽を使うポイント
  8. 赤ちゃんに音楽を聴かせよう!

赤ちゃんは音楽がいつから聴こえるの?

赤ちゃんが音楽を聴くことは脳の発達や知育にいいといわれていますが、赤ちゃんが音楽を聴くことができるのはいったいいつからなのでしょうか?お母さんの胎内にいるときにも、赤ちゃんにむかってお母さん自身が話しかけたりしますよね。赤ちゃんの耳は、いつごろから聞こえているのでしょうか?

妊娠20週から音が聞こえている

妊娠20週頃から、赤ちゃんの耳は聞こえているといわれています(※1)。思ったよりも早くて意外と感じる人も多いのではないでしょうか。妊娠20週というと、およそ4ヶ月ですよね。新生児としてこの世に産まれるまでに10ヶ月ですから、かなり早い段階から音が聞こえていることになりますね。

ちなみにお母さんのお腹の中で成長していく段階で、耳の形を作り始めるのは妊娠7週ごろからといわれています。耳が形としてしっかり形成されるのは、妊娠16~19週ころです。(※1)

(胎教にいい音楽については以下の記事も参考にしてみてください)

胎教にいい音楽とは?いつから聞かせる?おすすめ10選【動画あり】

音を聴き分けられるのは妊娠40週ごろ

さて、妊娠20週ごろから赤ちゃんに音が聞こえているとわかったら、さまざまなことを話しかけてみたくなりますよね。しかし、音が聞こえ始めるのは妊娠20週ごろからですが、実際に聴き分けができるようになるのは、妊娠8ヶ月ごろからだといわれています。

ただし、赤ちゃんの成長には個人差が大きいため、通常よりも早く音を聴き分けることができる子もいれば、通常よりも遅い子もいることを覚えておきましょう。

ママの声は聴き分けることができる

赤ちゃんは胎内にいるときから、お母さんの声をダイレクトに聞いて育っています。たとえ、音として聴き分けることができなくても、お母さんが発する声やお母さんの心音などを、お腹の中でずっと聞いてきたのです。そのため、新生児でも赤ちゃんはお母さんの声の聴き分けはできるといわれています。

まだ胎児だったときから胎内でよく聞こえてきた声は、新生児である赤ちゃんにとっては安心そのものといえるでしょう。お母さんにとっては、とても嬉しいことですよね。

ママがよく聞いていたり口ずさむ曲

新生児として生まれてきた赤ちゃんが、一番最初に認識するのは誰でもないお母さんの声です。そのため、新生児である赤ちゃんが音楽を聴くのであれば、妊娠中にお母さんがよく聞いていたり口ずさんでいた曲がいいでしょう。また、妊娠中に聴いていてお母さんの気持ちが明るくなったような曲もおすすめです。

新生児から音楽を聴く効果はある?脳・知育への影響は?

新生児の段階から音楽を聴くことは、赤ちゃんにとってどのような効果があるのでしょうか。音楽を聴くことで赤ちゃんへのいい影響があるのであれば、聴かせてみたいというお母さんも多いのではないでしょうか。こちらでは、赤ちゃんの脳の発達や知育への影響についてくわしくご紹介します。

感情表現が豊かになる

新生児や赤ちゃんのときから音楽を聴くと感情表現が豊かになるといわれています。特に新生児や赤ちゃんのうちは、言葉を話すことができませんね。そのため、テンポやリズムで表現する音楽は、新生児である赤ちゃんにとって言葉よりわかりやすいものといえるでしょう。

また、新生児である赤ちゃんに1人で音楽を聴かせるよりも、お母さんやお父さんが一緒にいて音楽を聴く方が、赤ちゃんの脳の発達や知育には望ましいとされています。

コミュニケーション能力が向上する

新生児のときから音楽を聴くことでコミュニケーション能力が向上するといわれています。新生児や赤ちゃんは言語で意思疎通をはかろうとしても難しいものです。しかし、リズムやテンポで表現をする音楽を新生児のうちから聴くことによって、音楽を通じてコミュニケーションが生まれます。

また、新生児である赤ちゃんと一緒に音楽を聴くときは、脳の発達や知育のためにも、一緒に聴いて「楽しいね」「嬉しいね」と笑いながら聴くのがいいでしょう。お母さんやお父さんも言葉は通じない分、表情や動作などで赤ちゃんに「楽しい」という気持ちを表現することも大切ですね。

ストレスが緩和される