新生児のよだれが多い原因は?垂れるよだれの対処法や、臭い・泡状など症状別の解説も!
【医師監修】新生児や赤ちゃんのよだれが多いと心配になりますよね。ここでは、新生児や赤ちゃんのよだれが多い理由や、垂れるよだれ、かぶれた時の対処法などを解説します。よだれが多い・少ない子の特徴や、要注意なよだれを状態別に紹介するので参考にしてみてください。
垂れてしまうよだれの対策として、よだれかけを使いましょう。よだれをそのままにしてしまうと、あかちゃんの服が濡れたままになってしまいます。抱っこしていれば、ママの服も濡れてしまいますよね。よだれかけを付けておくと、よだれかけが唾液を吸い取ってくれるので服が濡れるのを防げます。吸収性がよく、肌にも優しいガーゼのよだれかけがおすすめです。
よだれかけが濡れてしまったらそのままにせず、こまめに取り換えるようにしましょう。形、色、模様、素材の違うよだれかけは種類豊富にありますから、赤ちゃんの洋服に合わせて選ぶことも楽しみになりますね。よだれの多い子は、1日に5枚~6枚くらい使うこともあるので、まとめて購入しておきましょう。
ガーゼなどで拭く
赤ちゃんのよだれが垂れていたら、なるべく早くガーゼやタオルで拭いてあげましょう。顔や肌によだれをつけたままにしておくと、かぶれてしまう可能性があります。
ティッシュやおしりふきを使って拭く人もいますが、おすすめできません。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、ティッシュやおしりふきでは肌を傷つけてしまうことがあるからです。肌にやさしい素材のタオルやガーゼを使って、やさしく拭き取ることが大切です。こまめにふき取るようにして、時々ぬるま湯で濡らしたガーゼで肌を拭いてあげましょう。
布団にバスタオルを敷く
布団の上にバスタオルを敷いておくと、寝ている間によだれを垂らしても吸い取ってくれるので安心です。垂れたよだれをそのままにしておくと、ほっぺや首まで伝ってしまうことがあります。肌がかぶれてしまう原因にもなるので、寝ている時でもよだれ対策をすることは大切です。枕の代わりにタオルを敷いたり、シーツをバスタオルにする方法もいいでしょう。
また、抱っこひもの中で寝てしまった時も同様によだれ対策をしましょう。ハンカチガーゼを首元に挟んだり、抱っこひも専用のよだれパッともおすすめです。タオルがガーゼが赤ちゃんの顔を覆ってしまうと、窒息してしまう時期でもあるので注意しましょう。
トレーニングをする
赤ちゃんの口まわりの筋肉を鍛えるトレーニングです。トレーニングとはいっても激しいものではなく、口のまわりを刺激する程度です。たとえば、赤ちゃんの唇を軽くつまんだり、両サイドの口角に人差し指を添えて優しくクルクルと回したりします。無理にトレーニングをする必要はありませんが、赤ちゃんとのコミュニケーションにもなります。
ほかにも、風車に向かってフゥーっと息を吹きかけたり、おもちゃのラッパを吹いたりすることもトレーニングになります。歯が生えると歯ブラシを使って頬の内側をチョンチョンと刺激してあげるのもおすすめです。
トレーニングは無理に実践しなくても、口まわりの筋肉が発達すると自然とよだれが垂れることはなくなるので安心してくださいね。トレーニングは赤ちゃんが嫌がらない程度しましょう。
(抱っこ紐用よだれカバーについては以下の記事も参考にしてみてください)
新生児のよだれかぶれのケアの仕方
赤ちゃんの肌はデリケートなのでかぶれやすいです。唾液には消化酵素や塩分が含まれているので、赤ちゃんの肌にダメージを与えやすいです。こまめによだれを拭くことが大切なのですが、もしかぶれてしまったらしっかりとケアしてあげましょう。こちらでは、新生児のよだれかぶれのケアの仕方について紹介します。
クリームなどで保湿
赤ちゃん用のワセリンやベビーオイルを塗って、口の回りを保湿してあげましょう。赤ちゃん専用の低刺激のクリームやワセリンは市販でも購入できます。かぶれてしまった箇所にやさしく少量塗ってあげましょう。早く治るように大量に塗っても効果は変わりませんから、薄く塗ってケアする回数を増やしてあげましょう。
赤ちゃん用の馬油クリームは、体全体の保湿クリームとして使えるのでおすすめです。ママの乳首の亀裂ケアにも使われており、そのまま授乳しても問題ないと言われているくらい安全なクリームです。ママも赤ちゃんも一緒に使えるクリームなので、経済的にも嬉しいですね。かぶれが治るまで根気よく続けることが大切ですから、毎日ケアしてあげましょう。
病院で外用薬をもらう
病院で外用薬を処方してもらうのもおすすめです。かぶれの原因がかぶれが進行してしまってただれている場合は、病院で診てもらいましょう。この時、小児科がいいのか皮膚科がいいのか迷ってしまうママも多いのではないでしょうか。
正解はどちらでも問題ありません。風邪の流行っている時期には小児科で風邪がうつってしまう可能性もあるので、皮膚科で診てもらうのがおすすめです。いつも診てもらっている小児科の先生の方が、赤ちゃんが安心するという場合もあるかもしれません。
処方してもらった薬は、市販のクリームとは使い方がことなります。いつも通りに使っていたら、かぶれが酷くなってしまったというトラブルになり兼ねません。病院の指示に従って正しい使用方法を守りましょう。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんの口周りはどうしてもよだれや食物が残りやすくかぶれることが多いです。ワセリンでガードし予防するのが1番ですが、赤くなったりじゅくじゅくしていたりかゆみが強くこすったり掻き傷ができている場合には受診が必要と考えましょう。
かぶれる前に予防する
かぶれてしまう前に予防するようにしましょう。赤ちゃんの肌はデリケートなので、離乳食やミルクでもかぶれてしまいます。かぶれる前に予防してあげることも大切です。離乳食を食べる前、ミルクを飲む前に口の回りに薄くクリームを塗っておくと、クリームが肌を守ってくれます。
食事のあとは口の回りを優しくふき取ってあげ、また保湿の為にクリームを塗っておきましょう。かぶれてしまう前に保湿クリームで赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。
(ベビークリームの人気おすすめについては以下の記事も参考にしてみてください)
新生児のよだれが多い・少ない子の特徴は?
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