ミルクの飲ませ方のコツ!量・温度・姿勢や哺乳瓶の角度が重要!飲まない原因・対処法も

【医師監修】初めての育児だとミルクの飲ませ方を難しいと感じる人が多いですよね。赤ちゃんにミルクを飲ませる際に準備するものや、温度調整など作り方を解説します。飲ませ方の手順や、哺乳瓶の角度などのコツ、飲まない原因と対処法も紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

専門家監修 | 小児科医 渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。

目次

  1. 赤ちゃんにミルクを飲ませる際に準備するものは?
  2. ミルクの作り方
  3. ミルクの飲ませ方の手順とコツ!哺乳瓶の角度など
  4. 赤ちゃんがミルクを飲まない原因と対処法
  5. 赤ちゃんのミルクの飲ませ方を知っておこう

赤ちゃんの頭を上げた姿勢でミルクを飲ませましょう。ミルクや母乳をあげる時は、赤ちゃんを横向きに抱っこすることが多いですね。その際は赤ちゃんの頭を少しあげた姿勢にすると、授乳がしやすく赤ちゃんも飲みやすいですよ。

授乳に慣れてくると、赤ちゃんを布団へ寝かせたままミルクを飲ませる人もいます。口や鼻は繋がっているため、赤ちゃんが吐き戻した際に耳へミルクが入ってしまうと中耳炎を引き起こす可能性がありますよ(※1)。授乳はミルク・母乳を問わず、頭を上にあげた状態でしましょう。

乳首をできるだけ口の奥へ入れる

授乳時はミルク・母乳を問わず、乳首を赤ちゃんの口の奥まで入れましょう。赤ちゃんは授乳時に舌を乳首に巻き付けて吸います。ミルクの時も、赤ちゃんの舌の上へ哺乳瓶の乳首を乗せるのがコツですよ。赤ちゃんの口は小さいので、奥まで哺乳瓶を入れづらいと感じるかもしれません。

しかし哺乳瓶と口の間に隙間があると、空気も一緒に飲み込んでしまい赤ちゃんが苦しくなります。赤ちゃんの舌へ乳首を乗せる角度で口へ含ませたら、哺乳瓶と口の間に隙間ができないよう角度に気を付けてくださいね。空気を含まず飲ませることで、吐き戻しのリスクが低くなるでしょう。

哺乳瓶をえんぴつを握るようにして持ち、赤ちゃんの上顎へ乳首が当たるように角度を調整すると上手に飲ませることができますよ。

赤ちゃんの飲むスピードに合わせて乳首を選ぶ

授乳時間の目安は10分です。ミルクの場合は、赤ちゃんの飲むスピードに合わせて哺乳瓶の乳首を選びましょう。哺乳力が弱い新生児期の赤ちゃんは、乳首に丸穴が開いていて簡単にミルクが飲める種類を使います。同じ乳首を使っていた場合、哺乳力が強くなると赤ちゃんの飲むスピードが速くなったと感じるでしょう。

簡単に飲める乳首を使い続けると、勢いよくミルクを飲み過ぎて吐き戻しすることもありますよ。また赤ちゃんの顎の発達のためにも、定期的に乳首の種類を見直すことがおすすめです。まずは授乳時間が何分かかっているのか確認してみてくださいね。

ミルクを飲ませたらげっぷをさせる

ミルクを飲ませたらげっぷをさせましょう。母乳と異なりミルクは一定の量が出ます。母乳だけの赤ちゃんとくらべるとまとまった量を飲むことになるため、授乳後のげっぷは大切です。げっぷをしっかりとさせることで、寝かせた後の吐き戻しのリスクが減ります(※2)。寝ている時の吐き戻しは窒息の危険もあるため注意が必要です。

もしどうしてもげっぷが出せなかった場合は、赤ちゃんを横向きに寝かせるようにしましょう。横向きで寝かせておけば吐き戻しがあった際にも窒息を避けることができるでしょう。

(粉ミルクについては以下の記事も参考にしてみてください)

粉ミルクを種類別に徹底比較!値段・成分は?人気おすすめミルク7選も紹介!

赤ちゃんがミルクを飲まない原因と対処法

赤ちゃんの調子も良さそうなのに、なぜかミルクを飲んでくれないと悩む時もあるかもしれません。この項目では、赤ちゃんがミルクを飲まない原因とその対処法について説明します。ほとんどがミルクや環境に関することが多いです。稀に赤ちゃん側に飲まない原因もあることも考えられるので、気になる場合は確認してみてくださいね。

ミルクの温度

赤ちゃんがミルクをおいしく飲める最適温度は40℃くらいです。40℃より熱すぎると、赤ちゃんが嫌がって舌で乳首を押し出したりします。ミルクが熱すぎてしまうと、赤ちゃんの口の中を火傷させてしまう可能性がありますので注意しましょう。ミルクをあげる前は、自身の腕などで温度が熱すぎないか確認してみてくださいね。

ミルクを飲む環境

周囲が落ち着かない環境だと赤ちゃんがミルクを飲まないことがあります。赤ちゃんが可愛いからと、周りの大人たちが授乳の様子を見たりすることもあるでしょう。兄弟がいれば子供たちがのぞき込むこともあるかもしれません。赤ちゃんはいろいろなものに興味津々です。

ミルクの時間に赤ちゃんの集中力が削がれてしまうと、ミルクを飲み切ってくれないこともありますよ。授乳のスケジュールが崩れる心配がありますので、ミルクを飲む環境は大切にしてくださいね。赤ちゃんが飲み始めたら、周囲の人は少し離れて見守りましょう。

抱っこが安定しない

抱っこが安定しないと、赤ちゃんはミルクをスムーズに飲みません。赤ちゃんの抱っこに慣れないうちは、授乳クッションなどを活用しましょう。赤ちゃんが水平になり過ぎてもミルクを飲みにくくなってしまいます。授乳は横抱きが多いですよね。その際は赤ちゃんの頭が少し高くなる角度で抱っこしましょう。

ミルクをあげながら何度も抱っこをし直すと、赤ちゃんも落ち着かないですよね。授乳の時に赤ちゃんと授乳する人とのベストポジションを見つけてみてくださいね。

赤ちゃんの体調が悪い

赤ちゃんの体調が悪いとミルクを飲まないことがあります。発熱などわかりやすい体調不良であれば、ママも対応がしやすいですね。しかし、赤ちゃんに多い便秘などの場合は少しわかりにくいかもしれません(※3)。便秘が疑われるときは、赤ちゃんのお腹を優しくマッサージしましょう。

赤ちゃんが頻繁にミルクを吐き出す場合は、ミルクアレルギーの可能性もあります(※4)。便秘やアレルギーは症状の判断がしにくいケースが多いです。心配であれば小児科を受診してみましょう。

お腹がすいていない

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