新生児がよく動く理由は?手足をバタバタさせるのは病気?体験談も

新生児の赤ちゃんが手足をバタつかせたり、布団を蹴(け)飛ばしたりすることがあります。思わぬ動きにちょっと驚かされます。心配にもなります。新生児がよく動く理由、その対応法、病気の可能性などについて、先輩ママの体験談も交えて説明します。参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 新生児がよく動く理由は?病気?
  2. 新生児が手足をバタバタさせている意味は?
  3. よく動く・動かない新生児の違いは?
  4. 注意するべき新生児の動きとは?
  5. 赤ちゃんがよく動く場合にすべきこと
  6. よく動く新生児に関する先輩ママの体験談
  7. 新生児がよく動く理由を理解しよう!

多動症

OL

30代

うちの子は、新生児のころからよく動いて、しかも力がすごく強かったんです。握ったりひっぱたりという力が大人も驚くほど強く、赤ちゃんはこんなに力がでるものなのか不思議でした。何か問題があるのではと思いましたが、医師に相談すると元気なだけと言われました。

多動症とは発達障害の一種で、その名の通りよく動き回ることを指します(※3)。新生児のころからよく動くと言われていますが、新生児の時期に発達障害かどうかを判断することは非常に難しく、成長してから発覚することがほとんどです。動き回る新生児は多いので、新生児のうちに診断されることはほとんどありません。

手足を激しい力でバタバタする様子が見られますが、新生児のころは動き回る範囲も限られているので、よく動くからといって多動症という判断をするのは難しいでしょう。多動症ではなくとも、動き回る赤ちゃんはたくさんいます。

よく動く・動かない新生児の違いは?

赤ちゃんはよく動くと言われていますが、あまり動かない赤ちゃんもいます。周囲の赤ちゃんとくらべて自分の子供がとても動く、あるいは動かないという差が見えると心配になる人もいますよね。

しかし、よく動く赤ちゃんもあまり動かない赤ちゃんも問題はありません。この違いは性格の違いと同じく赤ちゃんの個性であり個人差としてあって当たり前のものなのです。あまり動かないからといって、体の発達が遅れるということはありませんよ。心配がある人は遠慮せずに健診などで相談しましょう。

(赤ちゃんの性格形成と個性別の育て方については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの性格形成はいつ?遺伝・環境の影響は?個性別の育て方のコツも!

注意するべき新生児の動きとは?

赤ちゃんの手足の動きは、赤ちゃんにとってトレーニングであると同時に意思疎通の手段でもあります。日常的に行うものですが、中には注意が必要な動きもありますよ。赤ちゃんをよく観察し、赤ちゃんのサインを見逃さないようにしましょう。注意するべき動きについて紹介していきます。

カクカクとした動き

赤ちゃんはたまにカクカクとした不自然にも見える動きをすることがあります。これは、赤ちゃんの神経が未発達なため、思い通りの動きが上手くできず、カクカクとしてしまうことがあるでしょう。また、痙攣がおきたことにより、カクカクに見える動きになることもあります。

一時的な痙攣であれば、ママが手足を少し押さえてあげれば止まることも多く、長時間は続きません。短時間の痙攣は心配ありませんが、長時間痙攣が続く場合は、神経系の病気の疑いがあります(※4)。病院で医師に相談するようにしましょう。

目線が合わない

赤ちゃんと目線が合わないときは、注意して様子を見てみましょう。赤ちゃんが一点をずっと見つめてぼーっとしている時があります。一点を見つめており目線が合わないという時には、体調が悪い恐れもあります。電話でも問題ありませんので、医師や専門機関に相談してみましょう。

口元をもぐもぐ

赤ちゃんが口元をもぐもぐしていることがありますよね。あまり意識的ではなく、ぼーっとした状態で口元をもぐもぐさせており、ママが呼びかけても反応が乏しい場合は、注意が必要です。痙攣だと気づかれにくい動きですが、痙攣の一種である可能性があります。

いつもと違う動きを、いつもと違う様子で行っているかどうか確認しましょう。このような場合は日ごろとの違いが大切です。

長時間泣きながらバタバタ

長時間泣きながら手足をバタバタしている時には、体の不調の可能性もあります。いつもよりも泣く時間が長くバタバタする時間も長いというのと、おむつ替えや授乳はすんでおり、機嫌が悪くなる理由がわからないというのがポイントです。

いつもと異なる理由で、見た目では判断できない理由で長時間バタバタしているのであれば、様子を見ながら病院にかかるかどうかを決めましょう。

赤ちゃんがよく動く場合にすべきこと