新生児がよく動く理由は?手足をバタバタさせるのは病気?体験談も

新生児の赤ちゃんが手足をバタつかせたり、布団を蹴(け)飛ばしたりすることがあります。思わぬ動きにちょっと驚かされます。心配にもなります。新生児がよく動く理由、その対応法、病気の可能性などについて、先輩ママの体験談も交えて説明します。参考にしてください。

Contents
目次
  1. 新生児がよく動く理由は?病気?
  2. 新生児が手足をバタバタさせている意味は?
  3. よく動く・動かない新生児の違いは?
  4. 注意するべき新生児の動きとは?
  5. 赤ちゃんがよく動く場合にすべきこと
  6. よく動く新生児に関する先輩ママの体験談
  7. 新生児がよく動く理由を理解しよう!

新生児がよく動く理由は?病気?

新生児が手足をバタバタさせている様子はよく見られます。個人差はあるものの、新生児がよく動くことは珍しいことではありません。しかし、手足をバタバタさせながらよく泣いていたり、よく動くあまりに睡眠時間が短いと心配ですよね。

新生児がよく動くことにはさまざまな理由があります。動きの理由を知ることで安心にもつながりますし、するべきことにも対応できます。

新生児が手足をバタバタさせている意味は?

新生児が手足をバタバタさせる理由は複数あり、それぞれ大きく意味が異なります。安心できるものもあれば、観察が必要なものもありますよ。まずは、手足をバタバタさせる意味そのものについて紹介します。

(新生児が手足をバタバタさせる理由については以下の記事も参考にしてください)

新生児の手足をバタバタさせる理由・対処法は?激しい場合は注意!?

原始反射

原始反射とは、赤ちゃんが生まれてきて、お腹の外の新しい環境でも生きていくための本能的な動きです。赤ちゃんが意識的に動かしているわけではなく、新生児の間のみ見られるものです。(※1)

赤ちゃんは自分では何もできないというイメージもありますが、自分で体を動かさなければ生きていくことはできません。ママが授乳を行う際に乳首をくわえて吸うという動作は、原始反射により行われます。そういった、生まれてすぐに生きていくため、体を動かすための動作が原始反射です。

ジェネラルムーブメント

新生児から生後3ヶ月ほどまで見られる赤ちゃんの動きに、ジェネラルムーブメントというものがあります。ジェネラルムーブメントとは、赤ちゃんの意思によって行われることのない動きです。(※2)手足をバタバタさせる動きが多く、動きそのものに目的はありません。

動きの意味ははっきりと解明されていませんが、赤ちゃんが意思をもって手足を動かすようになるまでの間、運動能力を付けるためだと考えられています。

トレーニング

赤ちゃんが手足をバタバタさせることには、トレーニングの意味合いもあります。赤ちゃんはまだ自分で動き回ることはできませんが、成長するにつれて運動能力が発達し、できることも増えますよね。その過程として、手足を動かすことで手足を鍛えて、自分の意思で手足を動かせるということを学んでいきます。

自分で動かせることに気づき、自分の思うように動かす練習を行っていくのです。機嫌が悪くないときのバタバタはトレーニングである可能性が高いですよ。見守ってあげましょう。

不快感がある

女性

20代後半

子供が生まれてすぐは、意思の疎通ができないことが不安でしたが、機嫌が悪くなると手足をものすごくバタバタと動かすのでわかりやすかったです。時間帯や表情から、おむつなのか授乳なのかもわかりました。

赤ちゃんは不快感があり機嫌が悪い時には、自然と表情や動きに出てきます。泣いて感情表現をすることも多いですね。赤ちゃんがよく感じる不快感というのは、おむつが気持ち悪い、暑さや寒さが不快、体のどこかに痛みやかゆみがあるという場合です。これが機嫌の悪さにつながります。

はっきりとした意味のある動きなので、赤ちゃんの不快感を取り除くことで、泣き止み機嫌もよくなるでしょう。赤ちゃんにとって大切な意思疎通のサインでもあります。

(新生児の寝言泣きについては以下の記事も参考にしてみてください)

新生児の寝言泣き・うなりは大丈夫?原因・対処法は?夜泣きとの違いも解説

してほしいことがある

赤ちゃんは自分で何かをはっきり伝えることができないので、してほしいことがあると、泣いたり、身体の動きで伝えようとします。ミルクが欲しい時や抱っこしてほしい時に起こりやすいです。日常的に赤ちゃんが感じることが理由になっている場合が多いので、ママにとっても読み取りやすいのではないでしょうか。

ミルクなどは時間帯によって判断がしやすいですね。機嫌が悪くなっており、特に原因が考えつかないときには抱っこしてほしい場合が多いですよ。

(赤ちゃんのいい抱っこのしかたについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの抱っこの良い抱き方は?コツや注意点・嫌がる抱き方とは?