未婚のシングルマザーになった理由は?手当は?メリット・デメリットを体験談を交えて紹介

未婚で子供を生んで育てようと決意したママには、十人十色さまざまな事情があります。未婚のシングルマザーになる理由や、メリット・デメリットなどを見ていきましょう。また、シングルマザーが、手当・父親認知などするべきことや、知っておくべき注意点も紹介します。

Contents
目次
  1. 未婚のシングルマザーになった理由【体験談】
  2. 未婚のシングルマザーのメリット・デメリット
  3. 未婚のシングルマザーになったらするべきことは?手当・父親の認知など
  4. 未婚のシングルマザーが知っておくべき注意点
  5. 未婚のシングルマザーの生活について理解しておこう

未婚のシングルマザーになった理由【体験談】

総務省の国勢調査では、未婚のシングルマザーは年々増加傾向にあります(※1)。背景には20代の若いママには協力してくれる家族が現役であることや、30~40代では女性の社会進出や経済的自立もあるためでしょう。未婚で子供を生んで育てる決断をするには、さまざまな事情があります。どのような理由で未婚のシングルマザーを決めたのか体験談を交えて紹介します。

相手が結婚を望まず別れた

妊娠したのに相手が結婚して父親になる選択をしてくれず、それでも授かった子供は一人ででも生むと決めたケースが未婚のシングルマザーになる一番多い理由でしょう。相手が父親になる選択をしない理由とは、妊娠がわかったら別れを告げられた・おろして欲しいと言われた・彼が未成年や学生で経済力がなかったなどさまざまです。

先輩ママ

30代前半

一緒に住んでいた彼と大喧嘩をしたころに妊娠が発覚しました。赤ちゃんができたと伝えたら元通りに戻るかなと考えていた私が甘く、話したら彼は家を出ていきました。シングルマザーになりましたが、子供の養育費のことなどきちんと話し合ってから別れるべきだったと今は思います。

相手に妊娠を告げると、逃げ腰になったり雲隠れしてしまうケースも多いようです。それでも赤ちゃんができたときから母は強し、子供を一人で生んで育てる決心をするママもいますが、子供との生活を考えて、父親の責任がある相手とは冷静に話し合う機会を持つことが理想ですね。

相手に結婚できない事情があった

結婚できない事情とは、多くは相手に家族がある不倫関係であったことです。子供ができたから奥さんと別れて欲しいと言えず、自ら未婚のシングルマザーになる決心をするママもいます。相手にも伝え、子供を認知してもらっているケースや、相手には告げずに別れて一人で育てているケースなど、さまざまです。

美容師

40代前半

子供の父親は家庭がある人でした。単身赴任で私の地元に来た彼と不倫関係でしたが、妊娠がわかったとほぼ同時に、彼は転勤で別の土地に行き、それ以来会っていません。彼のことが大好きだったので困らせたくなく、妊娠したことは伝えずに別れ、息子を生みました。

不倫関係の末の妊娠で、未婚のシングルマザーになるには、かなりの決断が必要です。子供の父親には家庭があり、その家庭に子供もいるかもしれません。悲しませる人がいる上での決断であることを忘れずに、子供の認知についても話し合うべきでしょう。

母親になりたいため自らシングルマザーを選んだ

妊娠を告げたら相手が去っていったケースの逆で、妊娠したけれど相手への愛がなくなった・相手が不甲斐ないので別れて一人で子供を生む決心をしたママもいます。また、結婚はしたくないけれど自分の子供は欲しいという願望で計画的に未婚のシングルマザーになるママも増えているようです。経済的に自立している30代以上の女性に多く見られます。

会社員

40代

元々結婚願望がなく、まわりの友達が子育てに奮闘しているのをよそに好きな仕事をしてきました。40を過ぎてお付き合いをしていた彼との間に子供ができ、私には最後の妊娠のチャンスだと思い、迷わずに出産しました。その前に彼とはきっぱり別れて一人で育てています。

結婚せずとも自分の子供を抱きたいと思う女性は多いですね。生涯添い遂げる自信がない相手だったり、経済的に自立している女性は相手に頼らず生きていく道を自ら選択することもあります。ただ、子供を育てるには経済力のほかに、協力してくれる人間や行政も必要であることも忘れないようにしましょう。

父親か誰か分からない

複数の彼とお付き合いをして妊娠が発覚したときには、子供の父親が誰かわからないことがあります。妊娠中の胎児の血液型を調べることは難しく、DNA鑑定をするにも費用がかかり、また相手にDNA鑑定を依頼できない事情もあるでしょう。子供に罪はなく、授かった命を一人で育てていこうと決心をしシングルマザーになるママもいます。

ネイリスト

20代後半

妊娠がわかったとき、思い当たる出来事が二人の男性に同時期にありました。一人は彼氏で一人は友達の彼氏でした。黙って彼と結婚して子供を育てることも考えたのですが、彼の子供ではない確率が50%あり、それがわかったらと想像するだけで怖くて一人で生んで育てることにしました。

子供の父親については母親だけがわかっていることで、状況によっては母親でもわからないこともあります。親子関係がわかる血液型は、胎児のうちに知ることは難しく、妊娠中のDNA鑑定は倫理的な問題で検査を拒否する病院もあり、特に妊娠初期ではそこまでできません。相手に話す選択肢もありますが、そのときはシングルマザーになる覚悟も必要でしょう。