へその緒ってどうする?母親の棺桶にいれる?処分はNG?体験談多数!

母親と子供をつないでいた証でもあるへその緒は、保管や処分をどうするのがよいのでしょうか。この記事では、出産後のへその緒の保管方法や、保管した後の処分方法について紹介します。また、へその緒の保管や処分をどうするのかについての体験談も参考にしてみましょう。

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Contents
目次
  1. 出産後のへその緒はどうする?すぐに処分はNG?
  2. へその緒の保管方法は?ケースで保管?
  3. 保管したへその緒の処分方法は?母親の棺桶に入れる?
  4. へその緒をどうするべきか知っておこう

赤ちゃんのおへそから取れたばかりのへその緒は、産後間もなくの頃に比較して乾燥しているとはいえ、まだ水分を含んでいます。もしも保管しておきたいのであれば、取れた後はしっかりと乾燥することが大事です。

取れたへその緒は、きれいなガーゼなどでくるみ、湿度の低い場所に置いておきます。湿気が気になるようなら、ガーゼと一緒にビニール袋などに入れた上で、乾燥剤を使用すると、しっかり乾かすことができるでしょう。

桐箱のケースがおすすめ

しっかりと乾燥し、カラカラな状態になったら、ケースに入れて保管します。しかし、ケースはどんな素材のケースでも良いというわけではありません。

プラスチック製のケースなどに入れると、湿度が高まってしまいカビの原因になってしまう場合があります。できれば、桐箱などの、通気性が保てるケースに保管するのがおすすめです。

桐箱のケースはネット通販などで手に入れることもできますが、産院で用意してもらえる場合もあります。

へその緒の保管についての体験談

専業主婦

20代

今朝、娘のへその緒がおむつ替えの時にぽろっと取れました。そろそろ取れそうかな?と思ってはいたけど、急に取れたので驚きました。私は産院で桐箱のケースをもらっていたので、いただいたケースで保管しておこうと思います。

専業主婦

20代

沐浴中に、ぽろっとへその緒が取れました。産院から保管用の桐箱ケースをもらったから、そこに入れて保管しておきました。そして1ヶ月後に開けてみると、なにやら白いものが。蓋を開けて乾燥させることを知らずに保管したのでカビが生えてしまったようです。

看護師

40代

三番目の子供のへその緒は、プラスチックのケースにシリカゲルを入れた状態で、病院で渡されました。そのまま保管してありますが、今でも特に腐ったりカビが生えたりすることなく保管できています。上の二人は、ガーゼに包んで桐箱に入っていますが、そちらも今もそのままです。

出産をした病院で、桐箱やプラスチックのケースをもらえる場合も多いようです。ただ、箱に入れる前には、しっかりと乾燥をしておかないとカビが生えてしまう場合もあります。一度しっかりと乾燥させておけば、子供が大きくなるころまで保管しておくことも可能です。

保管したへその緒の処分方法は?母親の棺桶に入れる?

保管してあるへその緒は、一体どうやって処分したら良いのでしょうか?昔から残る色々な風習もあるので、参考にしてみると良いでしょう。

母親の棺桶に入れる

へその緒の処分にまつわる一つの風習として、母親の棺桶に入れるというものがあります。それは、もしも死んだ後に地獄に行きそうになっても、へその緒を持っていれば地獄行きを見逃してもらえるという言い伝えがあるからです。

へその緒と一緒に葬られることで、天国に行くことができるのであれば、へその緒は死ぬまで大事にしておきたいですよね。

子供の棺桶に入れる

母親の棺桶に入れる一方で、子供自身が死んでしまった時に、子供自身の棺桶に入れる習慣もあります。子供自身の棺桶に入れることで、またあの世に行っても母親と会うことができるという言い伝えがあるためです。

無くしたり捨ててしまうケースも

どんなに大事に保管していても、へその緒は小さなものなので、引越しなどのタイミングで無くしてしまう場合もあるでしょう。また、保存状態が悪く、泣く泣く捨ててしまうケースもあるようです。

煎じて飲む風習も

煎じたへその緒は、大きな病にかかってしまった時に効果を発すると、過去の日本では多くの人に信じられていたこともありました。現代的な視点で見ると、ある種のおまじないや迷信のような話とも思えるでしょう。それでも、へその緒の保つ力が強く信じられてきたために、今でもへその緒を大事に保管する習慣が続いているとも考えられます。

大きくなったら子供に渡す