完全母乳育児でも哺乳瓶は必要？用意してよかった瞬間は？練習はさせるべき？

母乳はママの血液から作られています（※2）。そのため、ママ自身が体調不良になってしまうと母乳の量が減ってしまう場合もあるでしょう。そのような時は、哺乳瓶で飲めるようにしておくと安心です。

（授乳中のインフルエンザについては以下の記事も参考にしてみてください）

いきなり哺乳瓶で授乳をしようとしても、嫌がる赤ちゃんは多くいます。赤ちゃんにとっても、初めて使うものは練習が必要になるでしょう。ここでは、哺乳瓶の練習方法のコツを紹介します。

完全母乳育児の赤ちゃんにとって、ミルクは飲み慣れないものです。慣れない哺乳瓶に、慣れない味のミルクが入っていたら、嫌がる可能性は十分にあります。哺乳瓶の練習をするのなら、最初は搾乳した母乳を入れてみると、赤ちゃんもスムーズに慣れてくれる場合があるでしょう。

ママの体からはおっぱいの香りがしています。そのため、赤ちゃんからしてみれば目の前におっぱいがあるのに、哺乳瓶からどうして飲まなければいけないのか、状況が理解できない場合もあるでしょう。そのため、最初は母乳の香りがしないママ以外の人が哺乳瓶で飲ませる練習をした方がうまくいく場合があるようです。

赤ちゃんはお腹が空いていれば、必然的に空腹を満たそうとします。空腹のタイミングを狙って哺乳瓶の練習をすることで、赤ちゃんも空腹を満たそうと、自然と飲んでくれる場合があるでしょう。

赤ちゃんは目が覚めている時には、くわえ慣れない乳首の感触を嫌がる場合があります。そのため、感触が慣れなくて嫌がる赤ちゃんに対しては、まず感触に慣れてもらうことが大事です。感触に慣れさせるために、眠気に気を取られているタイミングをうまく利用するのも一つの手段でしょう。