2歳児の人見知りが激しい。発達障害の可能性も?原因や適切な対応を紹介

「周りの2歳児より人見知りがひどい」「挨拶ができない」「もしかしたら発達障害では?」と悩んでいるママは多くいるでしょう。2歳児によくみられる人見知りの原因、適切な対応、発達障害との関係などについて、先輩ママの体験談を交えて説明します。参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 2歳の子供は人見知りする?【体験談】
  2. 2歳児の人見知りの原因は?心の成長?
  3. 2歳児の人見知り対策は?
  4. 2歳児の人見知りと発達障害の関係は?
  5. 2歳児の人見知りは心配しすぎないで

心の成長

人見知りは心の成長でもあります。人見知りの子はママと他人との区別がつくようになったと紹介しました。「知らない人」だと認識し警戒するのは自分の安全を保つうえで重要です。また、いつもと違う状況だと感じることは、心が成長した証であり、感受性が豊かであるといえるでしょう。

(胎児の成長過程については以下の記事も参考にしてみてください)

胎児の成長過程は?身長・体重・様子は?妊娠初期〜臨月まで画像で紹介!

2歳児の人見知り対策は?

人見知りは「いつまで続くのだろう」と不安なママは多くいるでしょう。人見知りの対策は何かあるのでしょうか?2歳児の人見知り対策について説明します。

他人と関わることを無理強いしない

他人と関わることを無理強いしないようにしましょう。

人見知りの子どもが心配で、パパやママが「友達の中へ行きなさい」と背中を押したり「抱っこしてもらいなさい」と、誰かに抱っこさせてみたりしたことはありませんか?子どもからしてみれば不安が増すばかりで、逆効果になる場合があります。

人見知りの対策は、親自身が挨拶をしたり、子どもの友達と楽しく会話することです。子どもの警戒心が解けて自然にできるようになるでしょう。

子どもを卑下するような言葉は使わない

子どもを卑下するような言葉は使わないようにしましょう。

子どもの人見知りには、親の反応が少なからず影響しているともいわれています。ママやパパが敏感に「恥ずかしがり屋で挨拶ができなくて…」と言うと、子ども自身も「自分は恥ずかしがり屋で挨拶が苦手だ」と認識する可能性があります。「自分は人見知りだから拒絶してもいいや」と誤解しないように、子どもを卑下するような発言は控えましょう。

人見知りしても気にしない

人見知りしても気にしない、というのも有効です。ママから離れなくても、挨拶をしなくても、子どものタイミングでさまざまなことができるようになるまで、気にしないで過ごすことが大切です。

挨拶をしてくれた相手を無視してしまうようなことがあると親としては心苦しいものです。しかし、パパやママが対応してその場をやり過ごしましょう。

人前で厳しく叱らない

人前で厳しく叱(しか)らないようにしましょう。

子どもが人見知りをした時に「どうして挨拶できないの?」と人前で叱責したことはありませんか?人見知りの子どもは恥ずかしがり屋が多いので、注意をされるとさらに人見知りが激しくなったり、人前にでるのが嫌になってしまうことがあります。

子どもの性格をよく考慮し、人前で叱責するようなことは避けましょう。「こんにちはと言われたら、こんにちはと言ってみよう」など、具体的に教えることが大切です。

過剰に反応しない

子どもが人見知りをして挨拶などができなくても、過剰に反応しないことも大切です。人前では触れずに、家に帰ってから「他の子にも挨拶してくれるとママは嬉しいな」と子どもに伝える方が有効ですよ。

(転園の際の挨拶の仕方や体験談については以下の記事も参考にしてみてください)

幼稚園を転園したい!理由は?途中入園の手続き、挨拶の仕方や体験談も!

2歳児の人見知りと発達障害の関係は?

発達障害とは脳機能の発達のかたよりによっておこる、さまざまな症状です。しかし、子どもはそれぞれ性格などが違うため、必ずしもすぐに発達障害であるか判断はできません。人見知りについて調べていると「発達障害」という文字を目にする機会もあり、不安に感じるママは多いのではないでしょうか。2歳児の人見知りと発達障害の関係について説明します。