2歳児の癇癪がひどい…。泣き止まないイヤイヤ期の子供への対応を紹介
2歳児の癇癪で『見守っていても大丈夫な癇癪』と『放置NGの危険な癇癪』の違いを紹介します。癇癪を起こすイヤイヤ期の2歳児への適切な対応や、親がやってはいけないことも紹介していきますので、2歳児の癇癪に悩まされているママはぜひ参考にしてみてくださいね。
2歳児の癇癪はがひどい…発達障害かも?
2歳を迎える子供は気持ちを上手に表現できずに大泣きしたり、癇癪を起こしたりしてしまうことがあります。自分の気持ちを上手に表現できない子供は、感情のコントロールを上手に行うことができません。自分が何に癇癪を起こしているのかも分からず、突発的に行動してしまうこともあります。
子供の様子が急に変わってしまったことで。自分の子供が発達障害なのではないかと心配になってしまうママもいます。しかし、2歳児の癇癪は、子供の発達に欠かせないものです。むしろ、気持ちをすべて心の中にしまうようになると、心に問題が生じてしまう可能性があります。
2歳児がいろいろな感情を味わい、自分の気持ちと折り合うことができるようになるまで、ママが子供のことを受け止めてあげられると良いですね。とはいっても、イヤイヤ期の子供にうんざりしてしまうママは多くいます。以下からママの体験談を見ていきましょう。
先輩ママ
26歳
イヤイヤ期に入ってから、寝起きに泣いてぐずることが多くなりました。あんまりにもひどいので、最初、発達障害か何かかと思いました…
マンション住まいで、ご近所さんに迷惑なので、ご飯の時間が近い場合はすぐに好きな食べ物を上げるようにしています。眠くなった時もぐずるので、ヨーグルトとか、寒天を与えるようにしています。
あと、お腹が減っていないのにぐずる時は、テレビやYouTubeで気をそらします。楽しいことや好きなことに熱中していれば、ぐずりませんものね。
専業主婦
26歳
2歳の、めんどくさい幼児が2名います。とにかく興奮しすぎて何を言っているのか分からないし、子供自身も何で興奮しているのか分からないと思います。とにかくうるさい!子供が癇癪を起こしている時は、私は子供の気持ちを整理するようにしています。
「何をいってるの?」「何を見たの?」という風に聞いて子供の気持ちを整理してあげて子供が納得すればOK。納得しなかったら、抱っこしてナデナデします。今のところ、これで何となくやり過ごせてますよ。
癇癪を起した子供とのかかわり方を知ることはとても大切です。積極的に関わった方が良い時に子供を放置したり、放置して良い時に過剰に接触したりとチグハグな対応をしてしまうと、子供がますます癇癪を起こしてしまうからです。
以下から、イライラ期を迎えた子供の癇癪と上手に付き合うために見守っても良いケースと、放置してはいけないケースを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(イヤイヤ期と発達障害の関係については以下の記事も参考にしてみてください)
見守っていても大丈夫な2歳児の癇癪は?
2歳の子供が癇癪を起こしたら、まずは子供の気持ちを否定せず、受け止めるようにしましょう。受け止めた上で、ダメなことやできないことをしっかり伝えます。
自分の希望が通らないという体験は、子供にとって大切です。「これをしてはいけません」「これはできません」とママの意思をしっかり伝えても、子供が大きな声を出したり駄々をこねて床に寝転んでいる場合は、そのまま放置し、子供に気持ちの折り合いを付けさせましょう。「悲しいね」「残念だね」と共感しつつ様子を見てみてくださいね。
ここで大切なのは、ママが意見を変えないことです。ママの気持ちが揺らぐと子供にもそれが伝わってしまいます。子供が淡い希望を抱き、気持ちが整うのを邪魔してしまうでしょう。ダメなものはダメ、というはっきりした態度をとることや子供の気持ちへ共感することが、子供が自分の気持ちと折り合いをつける力を付けてくれますよ。
放置NGの危険な2歳児の癇癪は?
床に転がって悲しい、悔しい……という感情に浸っている程度なら問題ないのですが、時に、もっとダイナミックで危険な行動をする子供もいます。物を投げたり床に頭を打ち付けたりするなど、危険な行動をする場合は放置してはいけません。
こういった危険な行動をしている場合は、子供の手を握ったり、子供を抱きしめたりして止めましょう。ここで放置してしまうと、ママの注目を引くために行動がエスカレートする場合もありますよ。
(夜泣きの放置については以下の記事も参考にしてみてください)
泣き止まない!癇癪を起こすイヤイヤ期の2歳児への対応は?
2歳児の癇癪がおさまらず、泣き止まない……と困ってしまうママも多くいます。以下からイヤイヤ期に癇癪を起こす2歳児への対応を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(イヤイヤ期への対処法については以下の記事も参考にしてみてください)
子供の意見を認める
心が安定していない時に素直に感情を表現できないのは、大人も同じですね。癇癪を起こしている子供は自分がどうして泣いているのかも分かっていないことが多いので、まずは子供の話をよく聞き子供の意見を認めてあげましょう。
忙しくて子供の話を聞いてあげられないママは「これをやりなさい」「○○しないなら、それ捨てるよ」など、つい命令口調になってしまいがちです。しかし、話を聞いてもらうことは子供の自信につながります。親が命令してばかりだと、子供が受け身になってしまい、自信を付けることができないのです。
また、子供を見捨てたり脅したりする言葉ばかり使っていると子供が委縮してしまい、上手に感情の表現ができなくなってしまいます。子供の意見を聞き、認めた上で「一緒に片付けよう」という風に伝えれば、子供に自信が付き心が発達しやすくなるでしょう。
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