3歳児の食事。必要なご飯の量・栄養素は？好き嫌いで食べない時の対処法も！

3歳児が好き嫌いで食事を食べないと悩んでいるママは多くいるでしょう。成長過程とはいえ、1日に必要な栄養素を考えて作っているため、なるべくならしっかりと食べてほしいです。好き嫌いの対処法について紹介します。悩んでいるママは、ぜひこちらの対処法をチェックしてください。

食材がパサパサしていませんか？

3歳になると食べることができるものが増えてきます。これまでやわらかく煮込んだりすりつぶしたりしていた食材も、そのまま食べることができるようになります。ただ、同じ食材でも調理法が変わったことで食べにくいと感じているかもしれません。

大人は平気でも、乳歯が生えそろったばかりの３歳児にはパサパサした食感を不快に感じることも多いでしょう。子どもが嫌いな食材がパサパサしていないか、1度確認してみてください。

好き嫌いでなかなかご飯を食べない子どもには、スープで煮込んで食卓に出すのがおすすめです。栄養素をしっかりととってほしいのであれば、食材をみじん切りにしたり、すってスープにいれてしまうのもいいでしょう。スープであれば口当たりもよくするすると喉を通ります。食べない食材があり困っているママは、スープを試してみてください。

ママやパパがおいしそうに食べることも大切です。子どもが好き嫌いをしてご飯やおかずを食べないときは、「とってもおいしいよ」といって、ちょっと大げさに口にいれたりしてみましょう。

3歳児はママやパパの真似をしたがる年齢でもあります。ママやパパがおいそうに食べていれば、好き嫌いのある食材にも興味を持ってくれるかもしれません。

3歳児におすすめの食事メニューとレシピを紹介します。毎日の献立に悩んでいるママは必見です。ぜひ、参考にしてください。

【材料】
ほうれん草・1/2束
油揚げ・1/4枚
昆布だし または お好みの出汁・適量
味噌・大さじ2

【作り方】
①最初に油揚げの油を抜いておき、食べやすい大きさにカットする
②ほうれん草をよく洗ったら3、4cmに切り、ボウルに水を入れ切ったほうれん草をつける
③ほうれん草の灰汁（あく）抜きをしている間に、鍋に火をかけ昆布だしをいれる
④沸騰してきたら中火にして灰汁抜きをしたほうれん草をいれて煮ます
⑤ほうれん草に火が通ったら火をとめて味噌を溶かしいれ、油揚げを加えたら完成

ほうれん草には3歳児に必要な鉄分が多く含まれています。ほうれん草が苦手な子は、細かめに食材をカットしてみるのもおすすめです。

【材料】
れんこん・200ｇ
オレンジの皮・半個
★オレンジの絞り汁・1個分
★御酢・大さじ1
★水・大さじ1
★砂糖(上白糖)・大さじ3
★塩・小さじ1

【作り方】
①れんこんの皮をむいていちょう切りにしたら、分量外の酢を入れた水につけておく
②オレンジの皮を細かく刻む。皮の白い部分は苦味があるので入れない
③★の調味料とオレンジの皮を鍋に入れて、中火に
④煮立ったらつけておいたれんこんの水切りをしてから鍋へ投入
⑤1分ほど菜箸でまぜながら煮る
⑥火をとめて冷ましたあと、器に盛ったら完成

レンコンのシャキシャキ感を楽しみたい人におすすめのレシピです。「噛んでみて？」などと子どもとコミュニケーションをとりながら食べてみるといいでしょう。

【材料】
生秋鮭（塩味のついていない物）・2切れ
柚子の輪切り・1/2個分
★薄口醤油・大さじ1
★酒・小さじ1
★みりん・小さじ2
★きび砂糖・小さじ1/2
★塩・少々

【作り方】
①鮭の両面に軽く塩を振って、10分ほど放置します。水が出てきたらキッチンペーパーで吸う
②★の調味料を混ぜたたれに鮭をつけて、輪切りにしたゆずを乗せます
③10分漬けたらうらがえし、もう5分ほど漬けます
④魚焼きグリルを使って、両面を火が通るまで焼いたら残りのゆずと一緒に器に盛って完成です

旬の食材を使ったレシピとしておすすめです。また、魚は子どもに必要な栄養素も豊富です。ただし、魚の切り身を使うときは子どもが骨を食べてしまわないように注意しましょう。