子供の咽頭炎の症状は?原因・治療法、受診すべき目安、自宅でのケアも!

子供がかかりやすい咽頭炎とは、どんな病気でしょうか。薬を途中でやめると腎臓の合併症を引き起こすこともある怖い病気ともいわれています。咽頭炎の症状、原因、治療法、受診すべき目安、自宅でのケアなどについて説明します。代表的な子供の病気です。参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 咽頭炎はどんな病気?症状は?
  2. 咽頭炎の原因は?溶連菌の感染など
  3. 子供の咽頭炎の治療法
  4. 子供の咽頭炎で病院を受診すべき目安
  5. 子供の咽頭炎の自宅でのケア方法
  6. 咽頭炎の感染予防対策
  7. 子供の咽頭炎について知っておこう

薬の飲ませ方は一工夫がいります。子供がなかなか薬を飲んでくれないとき、何かに混ぜて飲ませるママも多いでしょう。ただし薬によっては、かえって飲みにくくなってしまいます。特に抗生物質は、酸味があるものと混ぜると非常に飲みにくくなります。抗生物質の場合は、チョコレートに混ぜるとカカオの苦味に薬の苦味が紛れて飲みやすくなります。

粉薬はドラッグストアなどにある服薬ゼリーと混ぜると飲みやすくなります。効果は変わらないのでおすすめさせるのでです。

薬を何かに混ぜて飲ませるときの注意

薬を何かに混ぜて飲ませるときに注意したいことがあります。薬を飲ませたいからといって、ミルクやご飯などには混ぜてはいけないということです。子供が美味しくない薬の味を、ミルクやご飯の味だと思うようになることがあるからです。薬だけではなくミルクやご飯まで拒否するようになると、栄養までとれなくなってしまいます。

咽頭炎の感染予防対策

咽頭炎の感染予防は、基本的には風邪と一緒です。外から帰ってきたら必ず石けんで手を洗い、うがいをしましょう。簡単なことです。特に石けんでの手洗いは病気の感染予防に非常に有効なので、子供に徹底させましょう。また、人混みに行かないようにすることも、感染予防では大切なことです。

子供の咽頭炎について知っておこう

子供が喉の強い痛みを訴えているときは、溶連菌やアデノウイルスなどによる咽頭炎である可能性が高いでしょう。特に溶連菌の場合は抗生物質による適切な治療が必要になります。痛みが治ったからといって抗生物質を途中でやめると腎臓や心臓の合併症を招く恐れがあります。

咽頭炎をたかが喉の痛みと軽くみてはいけません。咽頭炎が疑われる場合は、迷わず小児科へ行って、医師の診断を受けましょう。子供の咽頭炎について知っておきましょう。