赤ちゃんが言葉を発するのはいつから?遅いと障害の可能性?体験談あり

【医師監修】赤ちゃんが言葉を発するのはいつから?と気になるママは多いですね。赤ちゃんの言葉の発達を「生後0~1ヶ月頃」「生後2~5ヶ月頃」「生後6~11ヶ月頃」「1歳~1歳半頃」「1歳半~2歳頃」に分けて紹介。赤ちゃんの言葉の発達が遅い原因と対処法、赤ちゃんに合わせた遊び方なども紹介していきますよ。

Commentator
|
専門家監修
富田規彦
富田こどもクリニック院長。父がこの地に開業して以来、地域の子どもたちの健康を守り、すこやかな成長発達のお手伝いが出来るよう、診療全般にわたって、予防接種、育児指導などに取り組んできました。・・・
> プロフィール詳細
Contents
目次
  1. 赤ちゃんが言葉を発するのはいつから?
  2. 赤ちゃんの言葉はどう発達するの?
  3. 赤ちゃんの言葉の発達が遅い原因と対処法3選
  4. 赤ちゃんの言葉が遅いと感じたらどうすればいい?先輩ママの体験談
  5. 赤ちゃんの言葉の発達に合わせた遊び方
  6. うちの赤ちゃん大丈夫?ママができる赤ちゃんのケア
  7. 赤ちゃんがいつから言葉を発するかは個人差が大きい

赤ちゃんが言葉を発するのはいつから?

初めての育児では、特に赤ちゃんがしゃべり始めるのが楽しみですよね。育児が初めてのママたちは、自分の子どもがいつから言葉を発するのか気になるのではないでしょうか?一般的な赤ちゃんが言葉を話し始める月齢や、発語が遅れる原因と対処法についてご紹介します。

言葉の理解が早い子どもはいつからことばを発する?

一般的には生後4ヶ月ごろから喃語(なんご)を発する子が多いです。喃語は意味のない発声のことで、生後7ヶ月くらいから言葉の理解が進むことで徐々に上達し、意味のある言葉に変化していきます。ママの教え方が上手だったり、たくさんコミュニケーションをとったりして言葉の理解が早い子は発語も早いことが多いでしょう。生後10ヶ月頃には意味のある言葉をしゃべるようになります。「まんま」「ママ」などが初語として多い言葉です。

平均的には生後10ヶ月~1歳6ヶ月くらいで言葉を理解して意味のある単語を話し始めます。赤ちゃん言葉でしゃべる子も多く、親の言葉を理解できるようになるとっても可愛い時期ですね。

(赤ちゃんについては以下の記事も参考にしてみてください)

【生後11ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイント・注意点も!

言葉の発達が遅いと言われるのはいつから?

一般的に1歳6ヶ月で発語がない場合、言葉が遅いといわれるようです。しかし言葉を話し始める月齢には個人差が大きく、早い子はもちろん早いのですが、逆に遅くなってしまっても3歳くらいから急にしゃべるようになる子もいます。言葉が遅いからと言って一概に親の教え方が悪いわけではありません。子ども自身の性格にもよりますので、教え方も工夫してこちらの言葉を理解しているかどうかを基準に長い目で見守ってあげましょう。

言葉が遅いことで特別な対応が必要になるのはいつから?

「うちの子言葉が遅いなあ」と感じる場合、教え方についてママも考えてしまいますよね。言葉をしゃべるのために大人の支援が必要かどうかは、子どもによって異なります。原因がなくても発語が遅い子も多いので、1歳6ヶ月を過ぎても全く発語がない場合は教え方など意識しながら接してみるといいでしょう。言葉の理解や成長が促せるかもしれません。

(赤ちゃんの成長については以下の記事も参考にしてみてください)

【1歳2ヶ月】赤ちゃんの成長目安と育児の注意点!離乳食卒業?体験談も

赤ちゃんの言葉はどう発達するの?

赤ちゃんははじめはしゃべることができません。成長してくると音を発しそれが声になるようになり、少しづつ親の言うことをまねしたりしてしゃべることができるようになります。ここでは「生後0~1ヶ月頃」「生後2~5ヶ月頃」「生後6~11ヶ月頃」「1歳~1歳半頃」「1歳半~2歳頃」で区切ってどのように発達するのか紹介します。

「生後0~1ヶ月頃」

生まれたての赤ちゃんはこの段階ではまだ自分の気持ちを表すためにしゃべることは出来ません。よって、おむつが汚れることの不快感、暑かったり、寒かったりするのを伝える時には泣いて表現します。

生後0~1ヶ月の赤ちゃんは、言葉で伝えることができないため、泣いて意思表示をしますが、寝ていることも多いです。