クループ症候群とは?子供の咳の音が変な原因は?受診すべき症状、治療法!うつる危険も?
乳幼児がかかりやすい、風邪に似たクループ症候群という病気を知っていますか?クループ症候群の特徴といわれる変な咳(せき)の音を【動画】で紹介し、受診の目安、うつる危険性、治療法、家でのケア方法などを説明します。赤ちゃんや子供のいるママは参考にしてください。
クループ症候群の予防方法で有効なのは、インフルエンザなどのウイルスに効くワクチンを接種することです。そうはいっても、クループ症候群の主な原因となるパラインフルエンザウイルスに対する予防接種はありません。ただ、赤ちゃんの時にジフテリアワクチンなどを接種するだけでも、クループ症候群の予防に効果があります。
また、インフルエンザがきっかけでクループ症候群になる可能性もゼロとはいえないので、インフルエンザの予防接種もしておくとよいでしょう。
(ワクチン接種については以下の記事も参考にしてみてください)
手洗い・うがいを徹底
日頃から子供に手洗いやうがいを徹底させることも、クループ症候群の予防になります。ウイルスは目には見えませんが、空気中に舞っていたり手すりやドアノブなどに付着していたりいます。そのウイルスを知らない間に吸い込んだり、ウイルスが付着したものに触れた手で食べ物をつかんで食べたりすると、体内にウイルスが入って感染する危険性が高くなるのです。
このため、ウイルスが完全に体内に入ってしまう前に、外出して自宅に帰ったら手洗いやうがいをしてウイルスを洗い流してしまいましょう。
加湿
クループ症候群を予防するには、加湿をすることも効果的です。クループ症候群の原因の1つであるパラインフルエンザウイルスなどのウイルスは、空気が乾燥していると活動が活発になります。特に、冬場は空気が乾燥しやすいので、ウイルスが原因のクループ症候群はうつる危険性が高くなるでしょう。
このため、加湿器などを使って部屋の加湿をするとウイルスの繫殖を防ぐことができ、うつる可能性を低くできます。マスクを使うと、ウイルスが入るのを防止するだけでなく喉の加湿にも効果があるのでおすすめです。
(加湿器については以下の記事も参考にしてみてください)
子供のクループ症候群について知っておこう
クループ症候群は、早めに適切な対処をすればひどくなることはほとんどありません。クループ症候群の症状や治療法、ケア方法などを前もって知っていれば、咳の音など子供に異変があってもすぐに対処できます。また、予防方法を知っていればクループ症候群にかかりにくくすることができます。子供の健康のために、クループ症候群について知っておきましょう。
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