クループ症候群とは?子供の咳の音が変な原因は?受診すべき症状、治療法!うつる危険も?

乳幼児がかかりやすい、風邪に似たクループ症候群という病気を知っていますか?クループ症候群の特徴といわれる変な咳(せき)の音を【動画】で紹介し、受診の目安、うつる危険性、治療法、家でのケア方法などを説明します。赤ちゃんや子供のいるママは参考にしてください。

Contents
目次
  1. クループ症候群とは?子供の咳の音が変?
  2. クループ症候群の原因は?
  3. クループ症候群の症状を【動画】で紹介!受診の目安は?
  4. クループ症候群はうつる危険もある?
  5. クループ症候群の治療法
  6. クループ症候群の家でのケア方法
  7. クループ症候群の予防方法
  8. 子供のクループ症候群について知っておこう

クループ症候群とは?子供の咳の音が変?

子供が咳(せき)をしていたら「風邪かな?」と心配になりますよね。しかし、その咳はただの風邪ではなく、クループ症候群のおそれもあるのです。

クループ症候群とは、喉の周辺や気管が炎症によって腫(は)れて呼吸が苦しくなる病気のことです(※1)。子供がかかる病気の1つです。主に生後3カ月の赤ちゃんから3歳頃の子供がかかりやすいといわれています。風邪と同じように発熱や咳などの症状が表れます。クループ症候群の場合は咳の音に特徴があり、犬の鳴き声のような「ケンケン」という咳の音がするのです。

また、気管などが腫れるので「ヒューヒュー」「キューキュー」のような喘息(ぜんそく)に似た呼吸音を繰り返すようになります。クループ症候群は1度発症すると繰り返すことはないと言われていますが、まれに2度3度と繰り返すこともあるでしょう。また、症状がひどい場合には入院して治療をすることもあります。

(赤ちゃんの咳については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児の咳!風邪が原因の可能性も!見分けるには鼻水を見ると良い?

クループ症候群の原因は?

クループ症候群の主な原因はウイルスで、特にパラインフルエンザウイルス1型が原因の発症が多いと言われています(※1)。一般的な「インフルエンザ」の原因になるウイルスとは別物で、パラインフルエンザウイルスは気管支炎や肺炎などを引き起こすウイルスなのです。

また、クループ症候群はウイルスだけでなく、アレルギーによる喉(のど)や気管の腫れが原因で発症する可能性もあります。いずれの場合も、喉や気管の腫れによって呼吸がしづらくなり、犬の鳴き声のような咳の音になると考えられています。

クループ症候群の症状を【動画】で紹介!受診の目安は?

クループ症候群は風邪の症状とよく似ているため、咳の音が判断基準の1つになります。ただ、クループ症候群は犬の鳴き声に似た咳の音が特徴といっても、実際にどのような咳の音なのかわからないと感じる人もいるでしょう。ここでは、クループ症候群の症状について動画も交えてくわしく解説します。

クループ症候群の症状【動画】

クループ症候群にかかると、鼻水や発熱、咳といった症状が現れます。最初は風邪と間違うような症状ですが、数日経つと咳は動画のように犬が吠えるような音になり、このような咳を繰り返すのです。そして、微熱が続いたり、38度の高熱になることもあります。また、夜間に咳や熱などの症状が悪化して呼吸が苦しくなることもあります。

熱や鼻水はなく、犬の鳴き声のような咳だけが出るというケースもあります。その場合は病院に行かずに自宅で回復を待つことが多いようです。

受診の目安は?

クループ症候群はほとんどの場合は自然に治ります しかし、熱の状態や咳の音・頻度によっては受診する必要があります。熱が38度前後になり、その状態が続く時には受診しましょう。また、熱の有無に関わらず、咳の音が犬の鳴き声のように変わって、その咳を何度も繰り返すようになった時が、病院に行く目安です。

クループ症候群はうつる危険もある?

クループ症候群は感染症の1つなので、周りにクループ症候群の子供がいるとうつる可能性はあります。厳密には、クループ症候群の主な原因であるパラインフルエンザウイルスがうつる危険があると言った方がよいでしょう。

実際に、クループ症候群の主な原因となるパラインフルエンザウイルスは、保育園や幼稚園、公園など人がたくさん集まる場所での感染が多いといわれています。ウイルス性のクループ症候群はうつる危険があるので注意しましょう。しかし、アレルギーが原因のクループ症候群であればうつる可能性は低いでしょう。

クループ症候群の治療法