熱性けいれん〜小児てんかんへ移行する?症状の違いや原因は?予防法や後遺症についても

1、2歳の乳幼児に多くみられる「熱性けいれん」とは、どんな病気でしょうか。通常は乳幼児の発達とともに症状は収まりますが、症状の種類、原因、小児てんかんとの違い、小児てんかんへ移行、後遺症など、熱性けいれんの全般について説明します。ぜひ参考にしてください。

( 4ページ目 )
Contents
目次
  1. 熱性けいれんとは?小児てんかんに移行する?
  2. 3~5%小児てんかんに
  3. 熱性けいれん・小児てんかんの違い
  4. 熱性けいれん 通常は2~3分ほど
  5. 小児てんかん 熱ないときも起きる
  6. 熱性けいれんと小児てんかんの違い
  7. 熱性けいれんは繰り返す?予防法は?
  8. 熱性けいれん 障害も後遺症もないが‥‥
  9. 他の重い病気なら障害、後遺症も
  10. 熱性けいれんと小児てんかんについて知っておこう

熱性けいれんは、その発作の様子から重病や障害、後遺症を心配される家族は多いかもしれません。しかし、通常は成長にともなって発症しなくなり予後も良好です。ただ、まれですが小児てんかんへ移行することもあります。

子供が熱性けいれんを起こした時は、発作の様子をしっかり観察して、慌てないようにしましょう。けいれんが長くなるなど気になる点があったときは、早急に小児科医に診てもらいましょう。