ロタウイルスに予防接種は必要？受ける割合は？料金や、効果・副作についても！

ロタリックスの接種回数は2回です（※2）。ロタリックスを接種する時は1回目を生後14週6日までに行い、その後4週間以上の間隔をおいて2回目を接種しましょう。ロタリックスは飲むタイプのワクチンなので、注射嫌いの赤ちゃんでも安心して受けられますよ。

赤ちゃんが小さいうちは外出するのもひと苦労ですね。しかし、ロタリックスは接種期間が定められているワクチンです。予防接種のスケジュールをしっかり立てて、期間内に接種しましょう。

ロタテックは、生後6週から32週までに3回接種するワクチンです（※2）。1回目の接種を生後14週6日まで、その後4週間以上の間隔をあけて2回目、さらに4週間以上の間隔をあけて3回目を接種するスケジュールになります。ロタテックも飲むタイプのワクチンなので、注射が苦手な赤ちゃんでも安心して受けられるでしょう。

ロタテックも接種期間が決まっているので、他の予防接種を受けるタイミングなどをよく考えてスケジュールを立てましょう。

赤ちゃんのケアには、なにかとお金がかかりますね。そのうえ、高額なワクチンを接種させることは難しい……と感じてしまうママが多いでしょう。現在はロタウイルスの予防接種が任意接種ですが、2020年から定期接種に切り替わります。

定期接種に切り替わる時期について、詳しく見ていきましょう。

2020年8月1日までに生まれた赤ちゃんは、ロタウイルスの予防接種が有料です。病院の設定している金額や接種の回数によっても上下しますが、おおよそ3万円ほどの費用がかかる、と覚えておきましょう。

自治体によっては補助金が出るケースもあるので、費用面が気になるママは補助金について調べてみると良いでしょう。

ロタウイルスの予防接種は、2020年10月1日から定期接種になります（※2）。他の予防接種と同様に接種できる時期が決まっているので、接種時期をしっかり確認してスケジュールを立てましょう。

インフルエンザのワクチンを接種したのに、インフルエンザにかかってしまった……という経験を持つ人は多いでしょう。ワクチンを接種しても効果がないのでは、と考える人も多くいます。ロタウイルスの予防接種の目的は重症化の予防なので、ワクチンの接種後、絶対ロタウイルスに感染しないと保証はできません。

ただ、ロタウイルスに感染すると約10％の確率で重症化すると言われています。重症化すると脱水症状や脳炎、脳症などの症状を引き起こすという報告もあるので、重症化を防ぐことは重要です（※3）。

感染自体を防げるわけではありませんが、重症化を防ぐために役に立つ、ということを覚えておいてくださいね。

（予防接種の記録については以下の記事も参考にしてみてください）

予防接種と聞くと、副反応が気になるママもいるでしょう。実はロタウイルスの予防接種をすると、副反応として腸重積症を引き起こすケースがあります（※2）。腸重積症は、腸の一部がなんらかの原因で後ろの腸管に引き込まれ、重なり合う病気です。腸が重なり合うと腸の血行不良や通過障害が起きるので、赤ちゃんが突然嘔吐や腹痛を起こします。

腸重積症の副反応を引き起こすのは10万人のうち3～4人と稀ですが、万が一のために覚えておくと安心です（※4）。

予防接種後の2週間以内に下痢や急な機嫌の悪化、継続的な嘔吐などの症状が見られたら、副反応の可能性を考えて病院を受診しましょう。

（予防接種の副反応については以下の記事も参考にしてみてください）