腸重積症とは?赤ちゃんにも症状が出る?治療が遅れると死亡率が高い?

腸重積症とは?どんな病気?という疑問をはじめ、嘔吐・腹痛など腸重積症の症状や、原因、治療法などご紹介します。治療が遅れる危険性についても知っていると、万が一の時に病院に行く目安となります。腸重積症という病気を知って、赤ちゃんをしっかりと守りましょう。

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Contents
目次
  1. 腸重積症とは?どんな病気?
  2. 赤ちゃんの腸重積症の症状!嘔吐・腹痛など
  3. 赤ちゃんの腸重積症の原因
  4. 赤ちゃんの腸重積症の治療法
  5. 赤ちゃんの腸重積症は治療が遅れると死亡率が高い?
  6. 赤ちゃんに腸重積症のような症状があったらすぐに受診しよう

赤ちゃんの腸重積症は治療が遅れると死亡率が高い?

赤ちゃんの腸重積症は早期発見し早期治療をすることで軽症で済む病気です。しかし、発見が遅れると重なった部分の腸管が壊死する可能性があります(※5)。腸管が壊死すると細菌がお腹全体に散らばり、重篤な腹膜炎にかかったり命を落としたりする可能性があるのです。

また腸穿孔が原因で失血し失血死したり、腸が腸によって塞がれ腸閉塞を起こして重度の脱水状態になることもあります。このことから、腸重積症の治療が遅れると赤ちゃんが死亡する可能性が高くなると言えるでしょう。

赤ちゃんに腸重積症のような症状があったらすぐに受診しよう

どんなに元気な赤ちゃんでも、突然腸重積症を発症する可能性があります。重症化すると死亡につながる可能性があるので、腸重積症の症状が見られたらすぐに受診しましょう。

特に血便が出た時は一刻を争います。夜間でも早急に受診しましょう。手術は赤ちゃんの体に大きな負担をかけます。いざという時に赤ちゃんの体を守れるよう、日頃からパパとママが赤ちゃんの体調をしっかり観察できると良いですね。