子供の虫歯予防!原因や初期症状は?進行止め薬で治る?乳歯は放置で治療の必要なし?
子供の歯を守るためには、子供の虫歯の原因や、初期症状を知ることが大切です。こちらでは、乳歯の虫歯は放置で治療の必要なし?進行止め薬で治る?という疑問について紹介します。虫歯の予防法も紹介するので、参考にしてみてください。
子供の虫歯の原因
子供の歯の仕上げみがきをしている時に奥歯の溝に黒い汚れが見えたり、歯の表面が周りと違う色になったりしていると、虫歯なのではないか不安になりますね。黒い点や歯の変色が見られる時は、虫歯の可能性が高いです。早い段階で歯医者にチェックしてもらいましょう。
子供に虫歯ができていた場合は、虫歯の原因を考え、悪化しないよう注意することが重要です。
子供が虫歯になる原因は、口の中で虫歯菌が増えることです(※1)。乳歯はエナメル質が薄いので、虫歯菌が口の中に定着するとすぐ虫歯になります。
虫歯の原因となる虫歯菌を口の中に侵入させないためには、規則正しい食事習慣、きちんとした親の仕上げみがきが重要です。
(子供に歯磨き粉はいつから?については以下の記事も参考にしてみてください)
子供の虫歯の初期症状は?進行止め薬で治る?
子供の虫歯はなるべく早期に発見し、医師に見せるなど対処してあげたいですね。子供の虫歯では、どういった初期症状が見られるのでしょうか? また、進行止め訳で治るのでしょうか? 以下から詳しく紹介します。
子供の虫歯の初期症状
子供が虫歯にかかると、以下のような初期症状が見られます。
●奥歯の溝に黒い点ができる
●歯が黄色っぽくなる
●乳歯の表面に白い斑点が見える
乳歯にこのような症状が見えたら、歯の表面にあるエナメル質が溶けだしている可能性があります。これ以上悪化させないため、早めに歯医者を受診してくださいね。
進行止め薬で治る?
乳歯に虫歯の初期症状が見られたら、進行止め薬を使って治療します。
進行止め薬にはフッ素成分が配合されているので、歯を強くし虫歯を予防することができます。虫歯に進行止めの薬を染み込ませ、弱く柔らかくなった歯を固めることで虫歯の進行を防げるので、本格的な治療が必要ありません。
しかし、一度虫歯になったら完治することはありません。虫歯菌が好むような口内環境のままだと、虫歯はどんどん進行します。進行止めの薬を使ったからと言って安心しすぎず、虫歯予防のために毎日努力することが大切です。進行止め薬は虫歯の進行を抑える治療であり、虫歯を治す薬ではないということを覚えておきましょう。
子供の乳歯の虫歯は放置で治療の必要なし?
永久歯に生え変われば、虫歯になった乳歯はもう使いませんね。ですので、乳歯の虫歯は治療する必要がないと考える親もいます。
しかし、乳歯の虫歯が進行すると神経にまで悪影響を及ぼします。神経にまで虫歯が到達していると、小さな子どもにとっては虫歯の治療がとても辛いものになるでしょう。
良い永久歯を完成させるためには、乳歯でしっかり噛んで食事をすることが重要です。しかし乳歯がボロボロだと、噛むことができませんね。子供の口内環境を整えてあげられるのはパパやママだけです。食事の時や歯磨きの時に、毎日子供の歯の状態を確認してあげましょう。
もし乳歯が虫歯になっていたら、早めに歯医者さんに連れて行ってあげてくださいね。
(赤ちゃんの歯磨きはいつから?については以下の記事も参考にしてみてください)
子供の虫歯の予防法
虫歯や虫歯の治療で子供に痛い思いをさせるのはかわいそうですね。虫歯はできるだけ予防したいものです。以下から赤ちゃんの時からできる予防法や、乳歯が生えたらできる予防法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
(赤ちゃんに歯ブラシはいつから?については以下の記事も参考にしてみてください)
家族からの感染を防止する
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