保育園に行きたくないと毎日泣く…。原因や効果のある対処法5つを紹介！体験談も

子供が保育園に行きたくないと言うようになった時、とってしまうと逆効果になる行動や言動もあります。子供の心の成長にも大きく影響するので、NG行動や言動は把握しておいた方が良いでしょう。

大人であっても、自分がつらいことや嫌なことを人に話して批判されたら嫌な気分になりますよね。それは子供も同じです。子供が保育園に行きたくない理由は、大人からすればくだらない理由の場合もあるかもしれません。しかし、子供にとっては大きな問題なのです。

子供の話に対しては、批判や批評をせず、まず受け止めてあげることが大事になります。子供にとって気持ちを受け止めてもらえる安全な場所が保証されることで、子供は嫌なことにも立ち向かう強さを手に入れることができるでしょう。

ご褒美と引き換えに、保育園に行くことを提案すれば、ご褒美欲しさに保育園に行こうとする場合もあるでしょう。しかし、この方法は子どもの心の発達の上では、あまり良い影響を及ぼしません。他人に対して何かをお願いしたいときは、物と引き換えにすれば良いということを覚えてしまう場合もあるでしょう。

保育園に行きたがらない心理の裏には、子どもなりの理由があります。本当の理由を知って対処しない限りは、やがてご褒美を提案しても、再度嫌がるようになる可能性が高いでしょう。

子供は、おもちゃやお菓子を欲しがることは多くあります。だからと言って、おもちゃやお菓子と引き換えに保育園に行かせていては、本当に解決すべき問題の解決にはつながりません。また何かがあった時は「物で釣れば良い」ということを覚えてしまう場合もあるでしょう。

物で釣るのは簡単かもしれませんが、それよりは根本解決のための行動をしたほうが、長い目で見た時には効果的です。

どんなに対策をしても、保育園に行こうとしない場合もあるかもしれません。ここでは、どんな対策をしても嫌がる時の対処法を紹介します。

どうしても行こうとしない時は、もし可能であれば思い切ってその日はお休みの日にしてみるのも一つの手段です。休んだ日に、子供がどうして保育園に行きたくないのか、どうしたら行きたいと思えるのかをじっくり話してみるのも良いでしょう。「休みたい時には休める」ということが安心感につながって、嫌がる回数が減るケースもあります。

園の雰囲気そのものが、子供にとって嫌なケースもゼロではありません。どうしても、先生や周りの子と合わないこともあるでしょう。そのような場合は、転園を考えるのも一つの手段です。園そのものが嫌な様子の場合には、一度体験入園などの機会を利用して、他の幼稚園に見学に行ってみるのも良いでしょう。

（保育園の転園については以下の記事も参考にしてみてください）