保育園の転園は前準備が大切!必要な手続きや子供へのフォローなど

お引っ越しなどを理由に保育園を転園することになった場合、親子ともに心配事は尽きません。後から失敗しない為にも事前準備をしっかりして新しい保育園へスムーズな転園ができるように、やっておくべき準備や手続きからアフターケアまでの方法をご紹介したいと思います。

Contents
目次
  1. 転園することが決まったらまずは前準備が大切
  2. 保育園を転園することに!
  3. 必要な手続きや書類の詳細をチェック
  4. 転園前にしておきたい子供へのフォロー
  5. 新生活のための準備も万全に!
  6. 通っていた保育園へのお礼を忘れずに

転園することが決まったらまずは前準備が大切

パパの仕事の異動で引っ越しになったり、やむを得なく通い慣れた保育園を転園しなければならないときがありますよね。引っ越しをして子育ての環境が変わることは、子供も親も誰しも不安があるはずです。

引っ越し後に子供がうまくやっていけるか親は一番気になるところですが、仕事の異動で引っ越しになったパパは忙しいことも多く、育児を手伝う時間はあまりとれないものです。そんなときはママのフォローがとても大切です。

引っ越し前にできる手続きや前準備をしっかりしておき、パパやママが余裕を持つことで子育て環境が変わってもスムーズに新生活をスタートさせることができます。

保育園を転園することに!

パパの会社の異動やママの出産を機に実家への引っ越し、現在の保育園から転園したいなど転園の理由はいろいろあります。いざ転園することが決まったらこれからしたいことを整理して、パパやママがやっておくべき前準備を一つずつ確認していきましょう。

転園先の保育園についての下調べ

転園予定の保育園の先生や園児たちの様子、環境や雰囲気などを事前に詳しく調べます。保育園によって子育て方針は違うので、保育園の育児に対する姿勢を知っておくことは非常に重要です。

アットホームでのびのびした育児を目標にしている保育園もあれば、しつけや教育面を徹底した子育て方針の保育園もあります。以前通っていた保育園と全く違う育児方針の場合、子供は慣れるまでに時間がかかる可能性があります。

以前の保育園との違いを知るためにも、転園の手続き前に一度は保育園に足を運んで、園内を見学することをおすすめします。事前に保育園に見学したい旨を伝えておけばスムーズに対応して貰えます。

給食の有無や送迎の時間なども保育園によって異なるため、しっかり確認しておきます。子供には手作りのお弁当にしたいなどの要望も、事前に保育園に相談しておくことで融通がきくこともあります。

転園先の保育園の入園要件を満たしているか

保育園への入園はご家庭の事情や親の就労など、生活面で何かしらの理由が必要です。入園要件は認可・認可外保育園や自治体によって違うので、保育園を希望する理由を各自治体及び保育園に明確に伝えておきます。

特に人気の保育園や待機児童の多い地域は入園要件が厳しくなっていることもあるので、現在のご家庭の状況で入園要件を満たせているのかを事前に確認しておく必要があります。

転園先の保育園が受け入れ可能かを必ずチェック

空き状況は子供の年齢によっても異なり、未満児の場合は1人の先生につき育児ができる人数が決められています。保育園の定員に達していなくても、先生が不足しているなどの理由で受け入れができないこともあります。

自治体によって判断基準は違いますが、待機児童が多い自治体のほとんどは保育の必要性が高い家庭から点数性で優先されます(※1)。同点数だった場合は以前からその市町村に住んでいる家庭が優先になったり、入園ができても年度途中での退園をしなければいけなかったりと地域によって大きく異なってきます。

上記にもあるように保育の必要性を訴えても、自営業や同市町村内に祖父母がいる場合など、入園への優先順位が低くなってしまうこともあります。転園先の保育園の空き状況やいつまで通園できるかなど、入園判断の基準方法を必ず聞いておきましょう。

また、転園となると年度途中の入園になるケースもあります。そのような場合もいつから入園が可能なのかを念入りに調べておくことが大切です。

保育園側から入園が厳しいという判断が出た場合は、当初の転園予定の保育園以外にも、引っ越し先から通える範囲の保育園は全て視野に入れて幅広く検討しましょう。

(仕事と子育ての両立については以下の記事も参考にしてみてください)

子育てと仕事を両立する10のポイント!ママ達の体験談多数