幼稚園の預かり保育とは?一時保育と違いは?内容や条件、料金・時間についても!

幼稚園の預かり保育は、働くママにとって非常にありがたいサービスです。この記事では、幼稚園の預かり保育の内容や、利用条件、料金や時間帯について紹介します。また、幼稚園の預かり保育が無償化制度の対象となるのかどうかについても説明します。

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Contents
目次
  1. 幼稚園の預かり保育とは?一時保育とは違う?
  2. 幼稚園の預かり保育の内容
  3. 幼稚園の預かり保育の利用条件
  4. 幼稚園の預かり保育の料金や時間帯は?
  5. 幼稚園の預かり保育の無償化制度について
  6. 幼稚園の預かり保育はママにとって助かる制度

預かり保育の利用を検討する際に気になるポイントの一つが、利用料金でしょう。あまりに料金が高くては、利用したくてもできない場合もありますよね。また、会社に勤めているような場合には、仕事の終了時間に見合った預かり保育をしてもらう必要があるでしょう。ここでは、預かり保育の料金や時間帯について説明します。

預かり保育の料金

薬剤師

30代

息子の幼稚園の預かり保育は、基本料金以外におやつの料金を徴収されます。おやつは毎日違う手作りのおやつみたいで、息子はいつも今日のおやつについて嬉しそうに話しています。私じゃなかなか手作りできないし、ありがたいです。

保険会社勤務

20代

私の娘を通わせている幼稚園は、18時まで預かり保育に対応してもらえて、おやつ込みで料金は700円です。これで仕事終わるまで預かってもらえるので、本当に助かっています。

預かり保育に必要となる料金は、幼稚園によってさまざまです。大体の目安としては、1日あたり数百円から1,000円程度かかるケースが多くあります。また、幼稚園によっては、1時間単位での価格設定を行っている場合もあるでしょう。そのほかにも、毎日預かり保育が必要な子供に関しては、定期利用として月単位で料金設定をしている場合もあります。

また、預かり保育の基本料金に加えて、給食代やおやつ代などが必要になる場合もあるでしょう。いずれにしても、それぞれの幼稚園によって規定は異なります。預かり保育を含めて幼稚園への入園を希望している場合には、あらかじめ料金や時間帯をしっかりチェックしておくのがおすすめです。

預かり保育の時間帯

製薬会社勤務

20代

うちの幼稚園は、預かり保育に対応しているのはいいんだけど、預かってもらえるのが16時までと短いのがネックです。時短勤務にはしているものの、毎日仕事が終わったらダッシュで迎えに行っています。

預かり保育の時間帯も、幼稚園によってさまざまなので、希望する場合には事前に確認をしておいた方が良いポイントです。一般的に、幼稚園の保育時間は、9時から14時までの場合が多く、それ以降の時間帯が預かり保育の時間になります。

預かり保育の終了時間は、幼稚園によっては20時ごろまで行っている場合もありますが、17時あるいは18時ごろを終了時刻としている園が多いでしょう。逆に、15時までで預かり保育の時間が終わる幼稚園もあります。

一方で、一切預かり保育を行っていない幼稚園もあるので、預かり保育の有無や時間帯に関してはしっかりと確認すべきポイントと言えるでしょう。

幼稚園の預かり保育の無償化制度について

2019年10月からは、幼保無償化の制度がスタートしました。そうなると、幼稚園の預かり保育についても無償化制度の対象となるのかどうかが気になるところですよね。

預かり保育も無償化の対象

会社員

20代

下の子の幼稚園の入園願書提出したんだけど、幼児教育無償化で月謝安くなってるのね!なんだか得した気分。保育園入れなくて、預かり保育のある幼稚園を選んだけど、預かり保育もどうやら無償化の対象。思ったより安く済みそう。

医療関係

20代

今日から保育無償化になるからか、預かり保育の予定人数がいつもの2倍になっていた。一応申し込んでおいて、朝キャンセルすればいいと考えている家もあるだろうから、どれだけ減るのか分からないけど。

歯科助手

30代

幼保無償化のおかげで、預かり保育にかかる負担がかなり減りました!このお金は子供の将来の教育資金にあてたり、今までだったらお金が心配で、ちょっと手を出しづらかった習い事に当てようかなと思っています。

現在、幼稚園に預ける3歳児から5歳児までのすべての子供の利用料は、月額25,700円までを上限として無料となっています。また、幼稚園の預かり保育に必要な費用に関しても、幼保無償化制度の対象となるため、補助を受けることが可能です。(※1)

具体的には預かり保育の場合には、月額で最大11,300円までの利用料であれば、無料となります。ただし、預かり保育の場合には、全員が無償化の対象とはならない点に注意が必要です。(※1)

預かり保育に関しても無償化の対象とするためには、保育の必要性の認定を受ける必要があります。就労や妊娠・病気・介護などの事情がある場合には、認定の対象となるでしょう。しかし、リフレッシュ目的などの理由の場合には、無償化の対象とはなりません。自分の家庭が無償化の対象かどうか分からない場合には、自治体に確認する必要があるでしょう。

幼稚園の預かり保育はママにとって助かる制度

預かり保育は、子育て中のリフレッシュのために利用することもできるサービスです。子育ては毎日続くので、体力が有り余る子供の相手に疲れてしまったときは、預かり保育を利用してみることでリフレッシュにつながる場合もあるでしょう。また、預かり保育の定期利用をすることで、仕事をしながらでも子供を幼稚園に通わせることができます。

預かり保育は、それぞれの幼稚園によって条件や環境・料金・保育内容などに違いがあるので、入園前に色々な幼稚園をチェックしておくのがおすすめです。