自宅で『お食い初め』を行うコツ!簡単手作りメニューや準備・やり方まで解説!

お宮参りの次の大きなイベントはお食い初めです。お食い初めの意味・由来をはじめ、準備するものや、自宅で簡単に手づくりできるお食い初めのメニューを知っていますか?お食い初めのやり方・順番のほか、お食い初めを自宅で行うための秘訣なども紹介します。

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Contents
目次
  1. お食い初めってなに?
  2. 自宅でのお食い初めで準備するものは?
  3. 自宅で簡単に手作りできるお食い初めメニューは?
  4. お食い初めのやり方・順番は?
  5. お食い初めを自宅で簡単に行うための秘訣
  6. 自宅で簡単にお食い初めしよう!

最近は、お食い初めが生後100日目ということもあり、お祝いの意味でケーキなどデザートを用意するママもいます。ケーキ屋さんで購入すると「生後100日おめでとう」などのプレートをつけてくれることもあります。しかしママがひとりで準備をする場合、赤ちゃんを連れてケーキ屋さんに行ったり、ましてやケーキを作るというのは大変です。

準備に時間がそれほどさけないという時は、フルーツの盛り合わせをお膳に添えたりするだけでも見栄えが良くなるでしょう。

(メニューごとに込められた意味については以下の記事も参考にしてみてください)

お食い初めの料理の意味は?百日祝いの献立・メニューに込められた想いを紹介!

お食い初めのやり方・順番は?

なんとか準備を終わらせたけれども、お食い初めのやり方や順番がわからず困る場合があります。当日にスマホを見ながらやらなくてもすむように、事前にやり方や順番などをチェックして準備しておきましょう。

初めに日程を決める

お食い初めは準備が必要になります。そのため事前にお食い初めを行う日を決めましょう。生後100日ぴったりに行う必要はありません。赤ちゃんの体調や呼ぶ人の都合に合わせて生後100日~120日くらいの間で設定すると良いでしょう。

一般的には「大安」「友引」「先勝」が日取りとして良いとされています。ただしあくまでも参考として、赤ちゃんの体調面や参加者の都合の良い日程を優先して決めると良いでしょう。

食べさせるのは同性の年長者

お食い初めを行う時は、その場にいる赤ちゃんと同性の人の中で一番の年長者が行うことになっています。食べさせる真似をする人のことを「養い親」と呼びます。親族を呼んでいる場合は、赤ちゃんにとって祖父母になることが多いでしょう。

男の子であれば祖父か父、女の子であれば祖母か母が養い親となります。養い親は赤ちゃんを膝の上に座らせお食い初め膳を順番に、食べさせる真似をしていきます。

お食い初めの順番

お食い初めは順番が決まっています。まずはご飯から始めます。ご飯を祝い箸で赤ちゃんの口元に運び、食べさせる真似をします。次がお吸い物です。お吸い物はお椀を赤ちゃんの口に近づけます。その後、再びご飯に戻ります。次は鯛の塩焼きなどの魚です。そしてご飯に戻ります。最後はお吸い物です。

ご飯から最後のお吸い物までの流れを3回繰り返します。3回繰り返したらお食い初めは終了です。あくまでもご飯を食べさせる真似をするだけです。

歯固めの儀

お食い初めが一通り完了したら、次は歯固めの儀式にうつります。石に箸を二度ほど軽くくっつけます。その箸を赤ちゃんの歯茎に優しくつけ「石のような丈夫な歯が生えますように」と願いを込めます。地域によって、石を直接歯茎につけるところもあります。ただし、誤飲の可能性もあるため注意が必要です。

お食い初めを自宅で簡単に行うための秘訣

お食い初めを自宅でやる場合、慣れない赤ちゃんのお世話をしながら準備をすることになります。できるだけ準備が簡単にすむ方が良いですよね。お食い初めの準備を簡単にするための秘訣を紹介します。

昔ながらの形式にこだわらない

お食い初めは平安時代から続く日本の伝統的な儀式です。そのため形式にこだわりだすと、やるべきことがたくさん増えてしまい準備が一気に大変になってしまいます。

お食い初めで大切なのは、みんなで赤ちゃんが健やかに育っていくことを願うということです。昔ながらの形式にこだわる必要はありません。準備が楽しめる程度にしておくことが自宅でのお食い初めを成功させる秘訣のひとつです。家族みんなが笑顔でお食い初めの日を迎えられるよう、適度に楽しみながら準備を進めていきましょう。

鯛が見つからなければ、鯛焼きで代用するなどアイデアで楽しむこともできます。家族でアイデアを出し合ってオリジナルのお祝い膳を作りましょう。

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