こどもの日(端午の節句)に菖蒲湯に入る由来は?効果や、葉の使い方も!

初夏の風物詩とも言えるこどもの日(端午の節句)の菖蒲湯は、日本で古くから親しまれています。そこで、こどもの日(端午の節句)に菖蒲湯に入る由来・効果はどんなものがあるのかを徹底解説。合わせて、菖蒲湯の作り方&入り方や、菖蒲湯以外の葉の使い方も紹介します。

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Contents
目次
  1. こどもの日(端午の節句)に菖蒲湯に入る由来・効果は?
  2. 菖蒲湯の作り方&入り方!葉を頭や身体に巻く理由は?
  3. 菖蒲湯は赤ちゃんも入れる?
  4. こどもの日の菖蒲湯以外の葉の使い方は?
  5. こどもの日(端午の節句)は菖蒲湯に入ろう

中国から伝わった端午の節句の風習は、日本でもそのままの形で引き継がれるものが多くありました。厄除けのために軒下に香りの強い菖蒲やヨモギを吊り下げる風習も平安時代の頃から宮中だけでなく、庶民にも広まりました。軒下に菖蒲を吊るすと火事に見舞われずに過ごせると考えられていたのです。

昔は茅葺き屋根に刺したり屋根の下の柱に吊るしたりしていましたが、現代の集合住宅では軒下はないところも多いでしょう。写真のように、玄関先に飾るのも良いですね。

こどもの日(端午の節句)は菖蒲湯に入ろう

こどもの日(端午の節句)の菖蒲湯は、古くから男の子を持つ家庭を中心に庶民にも親しまれてきた風習です。厄除けや無病息災など様々な意味があり、昔から大切な人の健康を願う気持ちを込めて菖蒲湯に入っていたのですね。

現代では男の子女の子関係なく、こどもの日は、子どもたちの健康と成長を願う行事です。大切なお子さんの健やかな成長を願って、こどもの日には家族で菖蒲湯に入ってみてはいかがでしょうか。