6歳の女の子の平均体重は？肥満や増えない原因、食生活改善など対策も紹介

6歳の女の子の体重が増えないだけでなく減ってしまう場合は、さらに親は心配になってしまうものです。子供の体はどんどん成長していくため、普通に生活をしていて体重が大きく減ってしまうということはまずありません。1〜2kg程度であれば、食事量や運動、計測する時間によっても減少することもあるので過度な心配はいりません。

しかし、子供の体重が一気に減ってしまったり、ほかに下痢や嘔吐などの症状がある場合は注意が必要です。何かの病気が原因で体重が減少している可能性があるため、早急に受診した方がよいでしょう。また、きちんと1日3食の食事をして健康的な生活をしているのにも関わらず体重が減っていく場合も、病気が隠れている可能性が考えらるため受診するようにしましょう。

このような体重の異変に早く気付くためにも、子供の体重を日頃からチェックしておくことはとても大切です。

6歳の女の子が少し太り気味でも、親が心配になるものですよね。ここでは、6歳の女の子の肥満の基準や、原因と対策についてくわしく解説していきます。

6歳の女の子の肥満が気になる時は、肥満度を計算してみましょう。肥満度は、子供の身長・体重・年齢から数値を出し、痩せ・痩せ気味・正常・肥満気味・肥満の5段階で判定します。赤ちゃんの場合はカウプ指数で計算し、学童の場合はローレル指数で計算します。6歳の女の子の肥満が気になる時は、ローレル指数で数値を出してみましょう。

ローレル指数＝体重÷（身長×身長×身長）×1000万という計算式で導き出します。ネットでは、身長や体重を入力して計算できるので活用してみましょう。

（カウプ指数については以下の記事も参考にしてみてください）

6歳の女の子が肥満になる原因として考えられるのが、食べる量の多さや偏食です。また、よく噛まずに食べることが癖になっている場合や、食べるスピードが早い場合も肥満になりやすいといえるでしょう。

体重が増えない原因にもいえますが、好き嫌いが多く偏食になっている場合も肥満になりやすいです。米やパン、肉などばかり好んで食べていると、食事のバランスが悪くなり肥満になりやすいといえるでしょう。また、お菓子の食べ過ぎも肥満の原因になりえます。

6歳の女の子が肥満の場合、親が食生活に気をつかってあげることがとても大切です。まずは食事の食べ方を確認し、食べるスピードが早かったり、よく噛まずに飲み込んでいる場合は、きちんと直してあげるようにしましょう。

また、栄養バランスのとれた健康的な食生活を心がけてあげることも大切です。肉や米ばかりに偏らないよう、献立を工夫してあげましょう。健康的な食事を用意したら、食べる順番も教えてあげられるといいですね。先に野菜をよく噛んで食べると、満腹中枢が刺激され食べすぎを防ぐことができます。

6歳の女の子が肥満だからといって、ダイエットや食事制限をするのはおすすめできません。6歳の体はまだ成長過程です。無理なダイエットや食事制限をしてしまっては、成長をさまたげることになりかねません。糖質制限をしたり、食事を過度に減らしてしまうなど、間違った対策をしないよう注意しましょう。

子供の体には、健康的でバランスのとれた食生活が何より大切です。栄養バランスのとれた健康的な食事で、体重管理をしてあげるようにしましょう。

今回は、6歳の女の子の平均体重について紹介しました。成長曲線を確認することで、子供の成長状態をきちんと把握することができます。肥満気味や体重が増えないなど、子供の体重に関して不安や悩みがある場合は、まずは成長曲線と照らし合わせてみましょう。平均体重を理解し成長曲線をチェックして、子供の成長にあわせた食生活を意識してあげられるといいですね。