1歳,2歳,3歳のサイズの平均は?正しい測り方は?間違うと足が歪む?
【医師監修】1歳、2歳、3歳の子供の足のサイズの測り方や靴選びは、何かと困ることが多いですよね。今回は、1歳、2歳、3歳の足のサイズの平均や正しい測り方、靴を選ぶときのポイントをご紹介します。間違えた靴選びをしないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日本学校保健会の児童生徒の足に関する実態調査によると、子供の靴の選び方は1サイズ大きめの靴を選ぶと回答しているパパ・ママが7割を占めるという報告があります。しかしこの選び方の場合、子供は靴が脱げないように足指に無意識に力を入れてしまい結果的に疲労をためるため、偏平足など足の歪みにつながると言われています。
子供の足の健全な成長のためにも、先述の「足のサイズの正しい測り方」を参考に靴を選ぶ際は正しいサイズを選んでみてくださいね。
きつい靴を履き続ける
子供は足が成長しても「靴がきつい」という感覚に気づけず、また伝えることもできないためきつい靴を平然と履き続けてしまう場合が多くあります。これは外反母趾や爪のトラブルにつながるので、子供の足のサイズは3~4ヶ月を目安に計測し、サイズが適正かどうか調べてみてくださいね(※2)。
お下がりの靴を履かせる
まだ履けそうに見えるお下がりの靴は、実は見た目以上に内側が痛んでいる場合が多くみられます。中敷きのクッション性やかかとの芯がへたっていると、まだ小さく弱い子供の足全体をしっかりホールドすることができず、足の骨の骨化に影響が出ると言われています。足首の歪みにもつながるので、できれば新しい靴で成長期の足を守ってあげてくださいね。
年齢別にみる靴選びのポイント
「よちよち歩きの1歳」「とことこ歩きの2歳」「ジャンプもできる3歳」の3つに分けて靴の選び方のポイントを紹介していきます。先述の「1歳・2歳・3歳の子供の足の特徴は?」の中で紹介した特徴を考慮しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
よちよち歩きの1歳の靴選び
よちよち歩きの1歳の靴の選び方のポイントとしては、下記の5つが挙げられます。いずれも足の骨を正常に骨化やつまずき防止に重点をおいた靴選びのポイントなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
●やわらかい素材で足に馴染みやすいもの
●靴底がかかとから約3分の2の位置で曲がるもの
●関節を保護するために、足首のくびれまで深さがあるもの
●かかと部分が硬いボックス構造になっているもの
●つまずき防止のために、つま先が巻上底になっているもの
(赤ちゃんの歩行については以下の記事も参考にしてみてください)
とことこ歩きの2歳の靴選び
とことこ歩きの2歳の靴の選び方のポイントとしては、吸湿性や通気性のあるものが良いでしょう。かかと部分にホールド感のあり、つまずき防止のためつま先が巻上底になっていることも大切です。つま先に5mm程の余裕があるサイズの靴を選びましょう。
2歳になると運動量も増え汗をかきやすくなるので、足をホールドする機能に加え吸湿性や通気性に優れた靴を選ぶことをおすすめします。
ジャンプもできる3歳の靴選び
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