赤ちゃん・新生児がミルクや母乳を吐いてしまう!原因と対処法は?
【医師監修】赤ちゃん・新生児がミルクを嘔吐してしまったら不安になりますよね。でも、ほとんどの嘔吐は心配することではありません。ここでは、赤ちゃん・新生児がミルクを吐く原因、吐き戻しによる病気の可能性、吐くことの対処法や吐き戻しの予防などについてご紹介したいと思います。
赤ちゃん・新生児がミルクを吐き戻してしまった!
赤ちゃん・新生児がミルクを吐いてしまったら、本当に驚いてしまいますよね。「これって病気なの?」「たくさん嘔吐したけど栄養はとれているの?」と焦ったり不安に思ったりしてしまいますが、実は赤ちゃんが嘔吐するのは珍しいことではありません。
赤ちゃんがミルクを吐くのはよくあること
自分の子どもがミルクを嘔吐する、特に初めての場合はビックリしてしまいますよね。でも、赤ちゃんや新生児はミルクを吐くことが多いのです。
赤ちゃんがミルクを吐くのはいつ頃まで?
個人差はありますが、赤ちゃんがミルクや母乳を吐き戻すのは、生後3ヶ月頃までと言われています。半年~1歳でも吐き戻してしまう子もいますが、少しずつミルクを吐く回数は減っていきます。1つの目安としては、だいたい首がすわってくる時期には赤ちゃんがミルクを吐き戻すことが少なくなるでしょう。
(新生児については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃん・新生児がミルクや母乳を吐く原因は?
赤ちゃんがミルクを吐いてしまうと「何かの病気かもしれない」と不安に思うママやパパも多いと思いますが、ミルクを吐く原因が必ずしも病気だということはありません。ここでは、ミルクや母乳を吐く原因をまとめてみたいと思います。
1.赤ちゃん・新生児が吐く原因【胃の形】
赤ちゃんの内臓はまだ未発達で、赤ちゃんと大人では胃の形は全然違います。大人の胃は、アルファベットの「J」のような形をしており、食道から胃につながる部分と食べ物をたくわえる胃の下部分との間にじゅうぶんな容量があります。また、胃と食道までは距離がある上、胃の入口も締まっているため吐き戻しにくくなっています。
一方赤ちゃんの胃の形はまん丸に近く、食道と胃の入口の距離が短くて胃の入口部分が締まっていません。そのため、赤ちゃんの胃に食べ物がたくさん入ると、胃の中にとどまることが出来ずに吐いてしまうのです。
2.赤ちゃん・新生児が吐く原因【母乳・ミルクの量】
赤ちゃんは、大人に比べると満腹中枢の働きが鈍く、満腹感を感じにくくなっています。そのため、母乳やミルクを飲み過ぎてしまう傾向にあります。お腹いっぱいミルクや母乳を飲んでも、ママのおっぱいや哺乳瓶が口元に近づくと再び飲み始めてしまい、それが吐き戻しの原因になるのです。
赤ちゃんがミルクを飲んだ直後に吐いてしまう時は、ミルクの飲み過ぎが原因であることが多いようです。
(新生児が飲むミルクの量については、以下の記事も参考にしてみてください)
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